高校生新聞ニュース、自称進学校あるある、進路指導で国公立大受験を勧めるってダメなコトか?

自称進学校あるある、進路指導編で、難関私立大を受験する生徒に国公立大受験を勧めるというモノがあった。

それって、悪いコトか?昔の私立文系理系は、受験科目たる各3・4教科さえやれば良く、難関私立に行くコはそれらの教科に関して東大京大受験者さえ上回るコトもあった。しかし、今はセンター試験や共通テストを受験が義務付けられる。昔の私立文系理系のように、得意教科に限定した勉強をできる旨味も少ない。まして、高校の授業はそれほど省かれない。せっかく勉強しているなら、活かせば良くないか?優秀な生徒は、得意教科で身に付け方を心得てるから、得意でない教科の克服仕方を見つけやすい。それで、合格の可能性を拡げやすいのだ。私大でも国公立大でも、学ぶモノに大きく変わりはない。しかし、学費はスゴい差がある。よく、予備校や高校の進路指導が「ドコに行くかより、何を学ぶかが大事だョ!」と言う。しかし、学ぶモノに差がないなら、安いトコに行くコトを考えないのか?私大の目玉の学部学科により、国公立大には学べないモノもあるから、そういうトコなら行けば良いが、大抵は4年でクルマ1台買える差額で高い卒業証書をもらっているのだ。

生徒だけに限っている話だろうが、今の日本の親達はそんなにリッチか?私立大学、バカ高い。1年分で新車は難しいが、中古車が悠々買えるし、4年通えばレクサスや子ベンツすら手が届く。そんなトコに行かせたい親、いるか?リッチな御家庭は、行かせたらいい。しかし、少子化の世の中、いくら1・2人の子供でも、中古の家やマンションすら買えたりするカネを動かすのはバカバカしくないか?難関私立大難関学部学科なら、まだ価値があるかも知れない。もっと言うと各大学目玉の学部学科なら良いのかも知れない。しかし、大抵、子供が高校時代の勉強不足学力不足、でも大学に行かせたいが国公立大には点数足りないから仕方なく行かせてる親が大半ではないのか?子供の勉強不足を親のカネで埋めてる。学籍を高いカネで買ってるだけだ。

昔は、勉強したいから大学へ行きたいが、親に出してもらうにも私大は高いから国公立一本という生徒は山ほどいた。複数年浪人もいっぱいいたし、勉強に見込ないと諦めたヒトもいた。

私大に行くメリットがないワケではないし、リッチな家なら行かせたら良いのだ。しかし、子供達にもその背後で動く金額を理解してもらうべきではない?そんな子供達が、その大学卒業していくら稼げるのか?

もう、AO入試も始まる。早く進学を決めるのも親孝行だが、キチンと国公立大の学部学科を選び、共通テストと二次試験の勉強をして3月に合格決めるのも親孝行だ。