【自動車雑誌】一代で消えた車両MR-S、S2000、RX-8、FTO

文化は難しい?バカじゃないの?
MR-S、S2000、RX-8、FTOそれぞれダメな要因がある。
1、オープン
日本では、1家に複数台所有は根付かない。だから、2座オープンを他車種共用開発にせず単独開発したら、原価がハネ上がり高値をつけ、益々売れない要因になる。2+2なら少し救いな程度。クルマの屋根は結構剛性を担っている。ハズすなら、BMW Z1みたくサイドシルを高くしたり、床下を補強せざるを得ない。レース車両みたくロールケージ着けると、ジャングルジムみたいで好みが分かれる。
2、ハナから売りにくい
(セリカ同様の)MR-SやFTOの変顔やRX-8のロータリーの燃費や後席観音開きドアや腰高姿勢は高価格と相俟って、売る側にとって売りにくい商品になる。
3、ムリヤリなスペシャ
S2000生産はFFばかりの車両工場しかないホンダで、売りようのないNSX工場。製造原価はそれだけにハネ上がるという、モロにどうでもいい要因。何なら、重量配分に気を使い、FFコンポーネントミドシップに換えたクルマをFF車両工場で作れば良かったのだ。
4、サイズ
S2000もRX-8もFTOも動力的には5ナンバーで行ける。なのに、車幅を1.7メートルをハミ出し3ナンバー扱い、間抜けが過ぎる。他社や外車には勝手にやらせて置けば良いのに、自らの免罪符にしようとし、売れない要因の1つに抱え込んだ。
5、先代より低いデータ
日本では特にパワー数値を見て、車重を見ない。MR-SもRX-8もパワー数値ダウンは効いている。