GRヤリスに平身低頭?記者、そんな見識で大丈夫?

製品精度?精度に関する認識、誤ってるかダマされてない?
クルマの性能の大部分は、あくまでスペック。製品精度は、そのスペックを守る部分、使い勝手やメンテナンスに効くだけだ。
GRヤリスに限らず、過去ニッサンGT-RやホンダタイプRのエンジンの手組工程の意味合いも同様だ。
ヒトの手を入れたから、ポテンシャルが上がるワケではない。まあ、最後の数%を絞り出す部分に作用する。競技ならその数%はドライバーの優劣や相性と相俟って重要な要因になり得るが、市販でモノを考える場合、コストと見合いで採用しない方がフツ~なのだ。日本やドイツの性能表示や品質管理では、申告した数値以上を出さなければならない。それらが採用されてないモノでも、見込的に95%くらいのポテンシャルは出せるハズ。仮にイギリスやアメリカやフランスやイタリアなら、アバウトに同じ性能表示、誤差の範囲程度にしか扱われない。

元々、日本って、長く自動車の出力カタログ表示上限を280馬力にしていたのをアホみたいに騒いでいた。日本やドイツの表示とイギリスやアメリカやフランスやイタリアの表示が違うコトも理解されてない。日本やドイツは280馬力と表示したら、280馬力以上出ていないといけないのだ。280馬力でも350馬力でも然り。イギリスやアメリカやフランスやイタリアは280馬力と表示したら、それくらいという意味だ。設計値や計算値であるコトも・・・昔のスーパーカーの最高速度も、計算値や目標値だった。丸っきり根拠ない数値ではないハズだが。

まあ、日本の工業製品で神戸製鋼の耐震部品みたく、表示偽装のケースもあり得ないとは言い切れないが。