菅内閣、細川・鳩山より低い期待値、支持率ほぼ50%

菅内閣、就任最初の支持率調査でほぼ50%、過去の細川内閣や鳩山内閣にすら遥かに及ばない始動になっている。

コレは末期安倍政権を大部分引き継いだコトで、安倍政権の支持/不支持をそのまま引き継いだコトを意味する。

加えて、先日の学術会議問題で、105人任命されるべきモノを、内閣に不都合な6人をキチンとした説明もせずに任命拒否したコトも、影響しているだろう。実際、官房副長官が6人ハズした加工をしたコト、菅首相自体が6人ハズす指示をしたのか、ソレこそ盲判を押したのか、説明もない。

コレから、加計問題において自殺公務員の妻の告発を強引にフタをしようとしている件が影響するであろう。今でも、内閣は実質的指揮権発動、一切の捜査停止の理由説明すら拒否している。コレも安倍政権の負の遺産を引き継いでしまっている。

独自のマイナスは、資料の押印廃止だろう。安倍政権は、サクラの会の資料を証拠隠滅のためにシュレッダーした。シュレッダーでなければ、資料のFIXを曖昧にするため押印しなければ、資料自体の最終版かどうかで責任回避できる逃げ道を作る。もはや、不正の温床を自ら作る気にしか見えない。

菅サン自体が、官僚筋からの漏洩資料により暴露された安倍不正の苦しい尻拭いをさせられたせいだろうか?全く、許される話ではない。

今後の政治家と官僚の不正を、捜査不能にすらしかねない。本来、企業の税務調査や会計監査では、経理伝票や証憑には作成者や承認者や合議関係者の押印がなければ否認される。公務の資料には、常に税金というカネがかかっているのだ。ソレを押印省略になど、欠片も許してはならない。

そういうコトを宣う総理に、次はない。