皆さんは考えたコトはない?
もし、山口百恵がホリプロでなく、違う芸能事務所に属していたら、どうなっていただろうか?
ホリプロって、今でも有名な老舗事務所だ。ホリプロタレントスカウトキャラバンという、一大発掘イベントもあるし、メジャーに行った大谷も属している。しかし、深田恭子や石原さとみや小島瑠璃子らの売り出し方や取り扱い方、御伽ねこむ騒動などを見て、優れた芸能事務所だと思うか?
芸能事務所として経営と運営、経営は企業として当たり前だが、運営としてタレントに適度な仕事を与えつつ、タレントの価値を高めるビジョンや指導、次期タレントのスカウティングを行えなければならない。その課程で、マネジメントがタレントに近付く異性をキチンと選別/ガードし、自らでもそうした眼を養わなくてはいけない。でないと、いつまでもセルフマネジメントができないタレントになってしまう。今のオスカーと剛力彩芽みたいなモノだ。
せっかく、発掘したタレントをキチンと売り出せず、勉強もしない状態で燻らせ、バラドルしか使いようない存在にしてしまうコトも多い。
井森美幸や山瀬まみはバラドルになった。深田恭子や石原さとみや小島瑠璃子はどうだったか?
実際、深田恭子に億単位の自己破産歴のある不動産屋を近付け、石原さとみに結婚困難なジャニタレや売名目的アリアリのIT社長らを近付け、小島瑠璃子にも大したイメージ向上にならないジャニタレやマンガ家を近付けたそれらのマネジメントはマトモだったと言えるか?幼い頃から、芸能活動をさせる課程でマトモな勉強もさせず、かと言って爆発的に売れていたワケでもない。何を学ばせていたのか?御伽ねこむの場合はもっと悲惨、ホリプロがマネジメント契約を発表して数ヶ月も経たずに、マンガ家とのデキちゃったが報じられた。
この御粗末は、山口百恵の頃からもあった話だ。山口百恵も、最初からすんなりブレークしたワケではない。ツッパリ系のキャラ立てや宇崎竜童&阿木曜子に始まる谷村新司や小椋佳やさだまさしらに楽曲提供を受けた課程は、ホリプロの手腕があったのか?違う芸能事務所なら、もっとキチンとした形でブレークし、カレらの楽曲提供を順調に受けられたのではないのか?
ブレークする課程でも、ドラマや映画や歌番組などで、必要なガードがされていたのか?三浦友和以外にスキャンダルとして出たのは、アナウンサー久米宏だった。まあ、交際相手の自殺騒動のおかげか、問題は大きくならなかったが、マネジメントのザルぶりは明らかだったし、挙げ句に三浦友和だったのは、ザルを重ねただけだったと思う。まして、歌手としても女優としても成長途上にあった中での引退はキャンディーズと似た意味での不始末だったと思う。
両者とも、レコード大賞他、もっと獲られるモノはあったのだ。