ネットだと、何でも書いていいのか?ポンピング、ソーイング&内掛け、タックイン、ダブルクラッチ・・・そんなに不要なドライビングテクニックなのか?
個別のテクニック自体に、説明は要らないだろう。
ブレーキポンピングの、過剰制動力制御という面に於ては不要かも知れない。今のABSはかなり優秀で、優れたドライバーのロック寸前ブレーキングより優れたブレーキ力を発揮できるし、スポーツABSだと横G下でも優れた制御をしてくれる。しかし、ポンピングは、前に起きた事故やオイルや落下物やヒトなど、前走車が危険な状況を後続車に伝える役割もある。
ソーイング&内掛けについて、内掛けはそもそもダメなハンドル操作だが、ソーイングは雨や雪や砂などの滑りやすい路面状況でステアリングレスポンスを確認する上で必要である。通常の速度でも、フロントが軽く路面を捉えてない状況は起きるし、高速道路では轍もあり、雨では水溜まりもできる。激しい操作は禁物だが、スピードコントロールと併せてステアリングレスポンス確認は必要である。
タックインをFF用ドリフトのきっかけだと勘違いしているのか?FF車両は元より、FRやミドシップやRRでも、もっと言えばオートバイであっても、トラクション調整による旋回力調整は当たり前にあるのだ。高速下で行えばキツく出る場合もあるし、踏んで戻してを繰り返して調整する場合もある。
ダブルクラッチが何故必要なのか、わかっているのか?マニュアルトランスミッションに置いて、加減速によるギアチェンジする上で同じ速度でも回転数に差がある。ソコをシンクロコーンが調整してくれるが、繋がりにタイムラグが出たり、雨や雪やサーキットなどではトラクションやタイヤ荷重が急変するコトでタイヤグリップが不安定になる。また、そもそもクラッチの消耗が早くなる。
ハンドル内掛け操作以外は、要らない操作ではない。筆者は、そうした状況で操作した経験がないのか?クルマが進化して、和らげている部分はあるが、必要がなくなったと感じたコトはない。
こんなコトをワザワザ記事にしているコト自体、ダメだと感じる。
筆者がダメなのか?依頼した出版社が無知なのか?