見た目と性能のギャップ?ワタシなら・・・。

見た目と性能のギャップをテーマにしている。見た目はヒトの主観に依るから、絶対解はないが、ワタシなら違うクルマを選ぶ。

記事では、ニッサンのC34やC35ローレルを挙げている。見た目どうかな?そもそも見た目から、オーセンティックで高性能ではない?最初のスカイラインGTBでも、ブルーバードのフロントにローレルの直列6気筒を積んだのが始まりでしょ?現在のR34を後継したスカイライン、V35やV36やV37と思われるが、コレがスカイラインと呼称すべき正当なモデルとは思わない。本来は、ローレルと呼称すべきモデルだと思う。

ワタシ個人が見た目と性能ギャップあるモデルを挙げるなら、A31セフィーロ、特にR31スカイラインGTS-Rから引き継いだRB20DET-Rを積んだオーテックバージョンかな。

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見た目と性能のギャップがおもしろい! ジツは高性能だった珍車5選
4/17(土) 6:10 Yahoo!ニュース
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ある意味ギャップ萌えなクルマを振り返る
 日産「GT-R」やトヨタスープラ」、ホンダ「シビックタイプR」といったスポーツカーは、優れた動力性能や運動性能を発揮するとともに、見た目にも速そうな印象です。

【画像】見た目は地味なのに「実はスゴい…!」羊の皮を被った狼なクルマを見る(18枚)

 
見た目とパワーユニットにギャップがある珍車たち
 同じように高級車は重厚な見た目であったり、女性ユーザーに向けたクルマならファンシーな印象とするなど、目から入る情報も重要なものとなっています。

 一方で、見た目からは高性能さがわからないクルマも存在。そこで、見た目と性能にギャップがあるクルマを、5車種ピックアップして紹介します。

●三菱「タウンボックス RX」

 
4気筒20バルブDOHCターボという、とんでもないエンジンを搭載した「タウンボックス RX」
 今、日本で一番売れているクルマといえば軽ハイトワゴン/トールワゴンですが、かつては軽ワゴンというと1BOXバンをベースにしたモデルが一般的で、広い室内で使い勝手も良いモデルとして人気でした。

 この1BOX系の軽ワゴンのなかでも、異色のモデルだったのが1999年に発売された三菱「タウンボックス」です。

 ボディはセミキャブオーバータイプの商用車「ミニキャブバン」をベースに乗用車化を図る、全グレードでハイルーフとサンルーフのふたつのタイプのルーフが選べました。

 なかでもハイスペックだったのが「タウンボックス RX」で、64馬力を発揮する660cc直列4気筒ターボ「4A30型」エンジンを搭載。このエンジンは1気筒あたり吸気バルブが3本、排気バルブが2本の5バルブを採用した、まるでレーシングカーのようなエンジンとなっていました。

 当時、三菱は「パジェロミニ」や「トッポBJ」などの軽乗用車にも同型のエンジンを搭載しており、高性能なターボエンジンはほかになく、タウンボックスへの搭載も自然な流れといえます。

 その後、2002年のマイナーチェンジで4バルブSOHC3気筒ターボに換装されてしまい、前期型のタウンボックス RXは、かなりマニアックかつ貴重な存在です。

●スズキ「セルボモード SR-Four」

 
スズキで唯一のエンジンを搭載した唯一のモデル「セルボモード SR-Four」
 スズキが誇る高性能軽自動車といえば「アルトワークス」ですが、さらにアルトワークスを上まわるメカを搭載したモデルが存在。

 それが、1990年に発売された「セルボモード SR-Four」です。

 セルボモード SR-Fourは一見するとシックなデザインの軽ハッチバックですが、搭載されたエンジンは64馬力の660cc直列4気筒DOHCターボ「F6B型」。

 前出のタウンボックス RXのエンジンの方がメカニズム的には上ですが、驚くことにこのF6B型エンジンが搭載されたのはセルボモード SR-Fourだけでした。

 もともとセルボモードは「アルト」の上位にあたるスペシャルティカーという位置づけでしたが、ここまで凝ったエンジンを搭載したというのも、まさにバブル景気という時代背景からではないでしょうか。

 ほかにもセルボモード SR-Fourはピレリ製タイヤを標準装着されていたり、後期型では4輪ディスクブレーキとなるなど、かなり豪華装備でした。

トヨタブレイドマスター」

 
非常識と思える3.5リッターエンジンを搭載した「ブレイドマスター」(画像は2.4リッター車)
 現行モデルのトヨタカローラスポーツ」の前身にあたるモデルが、2006年に発売されたコンパクトカーの「オーリス」です。

 さらに、オーリスをベースに開発されたのが同じく2006年に発売された「ブレイド」で、オーリスよりも上級のプレミアムコンパクトというコンセプトでした。

 内外装のデザインや2.4リッターエンジンの搭載などブレイド独自の仕様となっており、リアサスペンションがオーリスのトーションビームからダブルウィッシュボーンに変更され乗り味でも高級感を高めています。

 そして2007年には、コンパクトカーでは規格外の280馬力を誇る3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載した「ブレイドマスター」が登場。

 外観は2.4リッター車とほとんど見分けがつかず、フロントグリルの意匠とエンブレムが変わった程度です。

 また、パワーアップと重量増に対応するためサスペンションは専用チューニングが施され、ブレーキも強化されています。

 大排気量のエンジンを搭載したことで前後重量配分はフロントヘビーとなり、運動性能については賛否両論ありましたが、よくぞつくったものです。

高性能なエンジンを搭載した地味めなセダンとは?
ランチア「テーマ8.32」

 
フェラーリ製エンジンを搭載したスポーツセダンの「テーマ 8.32」
 現在、ステランティス傘下にあるランチアといえば、スーパーカーブームの頃の「ストラトス」や、ラリー界を席巻していた「デルタ インテグラーレ」が日本では有名ですが、かつては庶民の足となるようなコンパクトカーからプレミアムなセダンなど、数多くのクルマを輩出していました。

 なかでも1984年に登場したミドルクラスセダン/ステーションワゴンの「テーマ」は、同社の主力車種として欧州でヒットを記録。

 巨匠ジウジアーロがデザインしたボディは、直線基調ながらも空力性能に優れたスタイリッシュなフォルムとなっていました。

 そして、1988年に追加ラインナップされた「テーマ 8.32」には、最高出力215馬力を発揮する3リッターV型8気筒DOHCを搭載。なんと、フェラーリ「308」のエンジンをデチューンして移植されたのです。

 外観はベーシックグレードのテーマとほとんど同じですが、前後の「8.32」エンブレムとトランクに格納される電動式リアウイングが、ハイパフォーマンスカーであることを主張しています。

 内装もプレミアムセダンにふさわしく本革とウッドをふんだんに使った豪華仕様で、登場時期がバブル景気と重なっていたことで日本にも上陸しています。

●日産「ローレル 25クラブSターボ/25メダリストVターボ」

 
シックな外観に280馬力のエンジンを搭載した「ローレル」
 1968年に誕生した日産初代「ローレル」は、すでにデビューしていた3代目「ブルーバード」(510型)や、同年に登場した3代目「スカイライン」(ハコスカ)とはコンセプトが異なるハイオーナーカーとして開発されました。

 2代目ローレルからはスカイラインと主要なコンポーネンツを共有しながらも、やはりコンセプトは独自路線で進化しました。

 そして、1997年に発売された8代目ローレルは、ラグジュアリーな「メダリスト」系とスポーティな「クラブS」系の2タイプを設定し、高性能グレードの「25クラブSターボ/25メダリストVターボ」をラインナップ。

 搭載されたエンジンは2.5リッター直列6気筒DOHCターボの「RB25DET型」で、1998年の改良で最高出力280馬力に到達しました。

 外観はシックな印象のセダンで、それでいて高出力のエンジンを搭載する通好みなモデルといえます。

 高性能な直列6気筒エンジンを搭載するFR車という貴重な存在ですが、中古車は比較的安価で、狙い目な1台です。

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 今回、紹介したようなモデルは、近年は少なくなった印象があります。

 セダンで高性能なモデルは意外と派手めな外観で、軽自動車は特別なエンジンはなくなり、コンパクトカーは経済性を重視しているため、ある意味正常な進化なのかもしれません。

 ただ、面白いモデルが少なくなった感もあり、残念なところです。
くるまのニュース編集部

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