本来なら、ミウラP400SとイオタSVRという表現では?
本来のイオタは、B・ウォレスがフルッチオにはミウラのクレーム対策実験車両という名目で事故車のミウラSを専有し、FIA車両公認レギュレーションJ項に沿った改造したモノで、ミウラSVの基にもなった車両。
そういう意味でB・ウォレスのイオタはSVJを名乗ったハズ。フロントカウルはワンオフで、やや前に突き出し尖り気味でチンスポイラーが付いていた。確か、ミウラのホイールを履いていたハズ。
このイオタについては、レプリカのRを付けてSVRとなるハズ。イオタの話を聞き付けたミウラユーザーが、イオタ風のチューニングやモデファイをオーダーした。だから、イオタSVRと呼称すべきと思う。
京商の造形者達にとっては、どちらでも良いのか?
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再び完売必須! ランボルギーニ「ミウラ」と「ミウラSVR」が京商から再登場
5/3(月) 15:00 Yahoo!ニュース
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2台揃えたくなるディテールに注目!
スーパーカーブーム世代には懐かしい2台が1/18スケールで再現。
現行モデルからクラシックカーまで幅広い車種を手掛けている模型メーカーの京商。同社のオリジナルブランドからダイキャスト製1/18スケール「ランボルギーニ・ミウラP400S」と「ミウラSVR」が再入荷され発売されるという朗報が届いたのでお知らせしよう。同製品は前回、発売から数日で在庫がゼロになってしまい、一部の人しか入手できなかった人気モデルだけに嬉しいニュースだ。
【画像】実車のランボルギーニ・「ミウラ」と「ミウラSVR」を見る(全8枚)
ミニカーは開閉機構を持ち合わせている。
日本では1975年から1979年までの4年間、週刊少年ジャンプで連載されていた「サーキットの狼」をきっかけに、スーパーカーブームが巻き起こった。
漫画の主人公が乗っていたロータス・ヨーロッパはもちろんのこと、そのライバルが乗っていたポルシェ911カレラRSも人気だったが、当時のアイドルと言えば、フェラーリのBBもそうだったが、ランボルギーニ・カウンタックとミウラだった。
国内では、まだ日産サニーやトヨタ・カローラがポピュラーだった時代だが、漫画の世界に登場した衝撃的なスタイリングには子供たちはもちろん誰もが心を打ち抜かれた。
京商では1968年に登場したミウラP400Sを再現。フロントからリヤに流れる美しいボディラインは1/18スケールになっても健在だ。ちなみに、ミウラの車名にあるP400の“P”とはイタリア語のPosterioreで、後方(ミッド)にエンジンがあることを示している。“400”は排気量を表し“S”はスピント(超越した)という意味が込められている。
じっくりとその姿を見ていけば、P400Sの特徴を確認することができる。たとえば、フロントガラスのモールやヘッドライトのリムを黒からクロームに変更。また、リヤカウルの前方に装着されているベルトーネのエンブレムは旧タイプからロゴマーク付きのタイプに変わっているなど、当時を懐かしみながらP400やP400SVとの違いを比較するのも面白いかもしれない。
そしてもう1台、ミウラよりも強烈なオーラを放っていたのが幻と言われていたイオタだ。正確に言えば、イオタではなくミウラSVRという車名なのだが、ミステリアスな同車の魅力に惹かれた方も多いのではないだろうか。
ヘッドライトはポップアップ式から固定式に変更され、フロントスポイラーとルーフスポイラーが追加、ミウラSVよりも幅広なタイヤを納めるためにリヤフェンダーも拡大されている。他にもマフラーの出口や内装などがモディファイされている。
注目すべき点は、ブーム時代に人気アイテムだったスーパーカーカードや大判ブロマイド、ポスターなどで販売されていた姿をモデル化していることだろう。当時を知っている人には懐かしいかもしれない、緑バックの森で撮影されていたようなSVRの特徴はルーフウイングの翼端版が赤だった。その後、日本に輸入されてからは現在と同じ黒に変更されている。
また、2台のミニカーは開閉機構を持ち合わせているため、フロント・リヤカウルをフルオープンすることも可能だ。横置きV12気筒エンジン、足まわりの形状、インテリアやトランクの中身など実車同様の作り込みをご自身の目で堪能してほしい。
価格はどちらも2万1780円(税込)となっている。当時は少ない小遣いをやりくりして購入した「カー消し」やミニカー、プラモデルは、作ったり集めたりする楽しさがあった。当時は好きなクルマを全部揃えることができなかったが、大人になったいまなら当時の夢を叶えることができる……かもしれない。
Auto Messe Web編集部
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