リッター100馬力って

古い軽自動車を出す意味あるの?

オートバイのエンジン、93年から自主規制値が下がったけど、250ccで45馬力⇒40馬力、つまり、リッター当たり180馬力⇒160馬力。

そう思えば、軽自動車を出さずに自動車のエンジンだけを挙げれば良かったんじゃないの?

ライターが知ってるなら、バイクのエンジンを挙げれば良かった。

 

 

 

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もう二度と登場しない可能性大! ノンターボなのに「リッター100馬力」を達成した「凄ワザエンジン」搭載車7台
5/22(土) 10:09 Yahoo!ニュース
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360cc時代の軽自動車はパワー競争が熾烈だった
 クルマの性能を表したり、比較する基準というのはいろいろあるが、1970年代から1990年代にかけて目安としてよく使われたのが、リッター100馬力だ。あくまでも1リッターあたり100馬力ということなので、1リッターエンジンが100馬力発生しているだけでなく、2リッターエンジンなら200馬力と、排気量が異なっても比較できるのでわかりやすかった。

【写真】「ホンダ・インテグラ」のリヤスタイリング

 ターボならリッター100馬力は軽く超えるが、問題はNA。燃焼効率、充填効率、フリクション低減など、細かい部分を積み重ねていくしかなく、至難の技といってもいい。それだけに、逆に達成したクルマは別格の存在感だった。

 ただ、あるメーカーのエンジン開発者によると「環境や燃費に配慮しなくてならないので、もうリッター100馬力のエンジンは出てこないでしょうね」とのこと。実際、現行車及び最近のモデルを見ると、リッター100馬力どころか大きく届かないクルマばかり。トヨタ86/スバルBRZが2リッターで200馬力を達成しているが、確かに今や稀有な例であるし、最後になるかもしれない。

 一方、過去にはリッター100馬力もしくはオーバーを誇ったクルマはけっこうあって、振り返ってみることにしよう。

1)スズキ・フロンテ/ダイハツ・フェローMAX/三菱ミニカ
 
2ストロークで40馬力を達成したダイハツ・フェローMAX
 古くからリッター100馬力戦争はあって、その端緒となったのが、360cc時代の軽たち。360ccということは、36馬力以上出ていればいいわけで、1968年に登場したスズキのフロンテが36馬力を達成。さらに1970年に入ってすぐに登場した三菱のミニカGSSが38馬力で、100馬力をオーバーした。

 そして最強がダイハツのフェローMAXで、40馬力だった。ただ、こちらはパワーに優れる2ストロークエンジンを搭載したから実現できたこと。その点、届かないものの、ホンダN360が4サイクルで31馬力というのは驚異的でもある。

2)ホンダ・インテグラ
 
高回転での力強さで多くのファンを魅了した
 1989年に登場したインテグラのXSiに搭載されていたのがVTECを装備したB16A型と呼ばれるエンジンで、1.6リッター、いわゆるテンロクと呼ばれるカテゴリーだった。出力は当初160馬力で、のちに170馬力へと向上。4代目や5代目シビックのSiR、CR-X、デルソルなどにも同エンジンは搭載され、NAのホンダの名をさらに高めた。

3)ホンダ・シビックタイプR
 
B16型エンジンをさらにチューニングし搭載した本格ホットハッチだ
 テンロク最強がこちらで、1.6リッターで185馬力を発生した。実際の走りは相当過激に思えるが、それほどでもなく、意外に扱いやすかった。

4)ホンダ・インテグラタイプR
 
モデルチェンジで排気量をアップさせるなどNAエンジンの性能をとことん追求させていた
 初代は1.8リッターで200馬力、2代目は2リッターで220馬力と、ハイパワーNAに君臨したのがお馴染みインテRだった。VTECが切り替わったときの弾ける感じは痛快で、市販車とは思えないほどの過激な走りが味わえた。

5)トヨタ・レビン/トレノ
 
名機4A-Gを搭載しNAの魅力を追求したクーペだった
 インテRを迎え撃つ形になったのがレビトレで、101系が4連スロットルや20バルブ化などで1.6リッターから160馬力を発生。その次の111系では同じ4A-Gで165馬力までパワーアップした。ただ、実際に乗ってみると、それほどパワーが出ている感じはせず、回転フィーリングも眠い感じで、インテRとはかなり差があったのは事実だ。

6)三菱ミラージュ
 
コンパクトなボディと軽快なエンジンでランエボとは違う魅力を楽しめた
 三菱代表となるのが、1995年登場のミラージュ。ランエボばかりに目がいくが、5代目では1.6リッターで、三菱自慢のMIVECを装備することで175馬力を発揮した。グレードとしてはサイボーグZR(3ドアハッチ)とアスティZR(2ドアクーペ)をラインアップ。さらに廉価版のRXというグレードがあり、それとは別に装備を省いた競技車両ベースのRSも用意されていた。

7)日産パルサー
 
レースベース車も用意されるほど走りにこだわった仕様が人気だった
 パルサーといえば、プチGT-Rと呼ばれたGTI-Rがハイプフォーマンスで人気を博したが、これはターボ。その次の5代目に用意されたのが、NEO VVL(可変バルブタイミング・リフト機構)を装備して175馬力を装備して発生したVZ-R。さらにこれにとどまらず、レース参戦ベースをメインとしたN1、そして街乗り向けも加えたN1バージョンIIも発売。それぞれ200台と300台の限定だったが、なんと200馬力を達成していて、テンロク最強を謳った。
近藤暁史

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