澤村、本来の姿

カレも、ハンカチ世代だったのではない?高校時代に甲子園などで有名になった、斎藤佑樹田中将大らと違い、大学時代にブレークした。中央大野球部監督が、元巨人高橋善だったコトもあり、巨人とのパイプができ、最初の奥さん日テレ女子アナともデキた。

鳴り物入りで巨人に入団、捕手に同じ中央大の先輩阿部がいて、考えようによっては理解者で実力発揮に最適の舞台だったかも知れないし、首根っこを押さえられ発揮するべき力を持て余す環境だったかも知れない。

たった1年のロッテや今のメジャーでのカレを見る限り、巨人の環境は後者であったろう。

巨人では、澤村という名前を持ちながら、城之内引退後不遇の背番号15を与えられ、持ち味のパワーピッチングを殺され、小手先のコントロールばかりを強制された。そんなピッチングでタマ数を増やせば、ミスも増える。それが、カレの先発でのトントン成績の正体だ。逆に、リリーフだと幾分パワーピッチの割合が増えるが、阿部によるコントロールやアタマのレベルも落ちる小林からのコントロールも受けた。

メジャー、捕手は投手をコントロールしない。逆に、城島はコントロールしようとして拒否され、打てないコトを理由にハズされた。巨人は、カレにとって良い環境ではなかったし、回り道でしかなかった。澤村の世代は裏ガネもなく、そうした弱味もなく、意外に厚遇されたワケでもなかった。高橋善に仲人までさせた女子アナ奥さんとも、早々に離婚した。ある意味、時間のムダだった。

このピッチングスタイルは、残り時間そう長くないと思われるし、メジャーのパワーに負けるコトもあるし増えると思うが、せめて鮮やかにこの身を照らしてくれればと思う。

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MLB澤村拓一、1回1/3を2K0封で3試合連続無失点 満塁ピンチを三振斬りでマウンドで雄叫び
6/8(火) 9:13 Yahoo!ニュース
 
1回1/3を無安打2Kの快投、最速156キロで防御率は2.63
マーリンズ戦に4番手で登板したレッドソックス澤村拓一【写真:AP】
■Rソックス 5ー3 マーリンズ(日本時間8日・ボストン)

 レッドソックス澤村拓一投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたマーリンズ戦の6回2死一、二塁の場面で4番手として登板。1回1/3回を1四球2奪三振無失点に抑えた。3試合連続無失点で、防御率は2.63。試合はこのままレッドソックスが逃げ切り、澤村は今季2勝目を挙げ、日米通算50勝(日本48勝、米国2勝)を達成した。

【動画】日増しに信頼感を増す澤村拓一 2死満塁の絶体絶命のピンチで空振り三振を奪いマウンドで雄叫びを上げる

 3点リードの2死一、二塁でマウンドに上がった澤村は最初の打者マルテに対してストレートの四球。満塁のピンチを招いた。しかし、続くアギラールに対してカウント1-0から87.5マイル(約141キロ)、92.9マイル(約150キロ)のスプリットで空振りを奪って追い込むと、最後は93.9マイル(約151キロ)のスプリットで空振り三振に。右腕は雄叫びを上げながらマウンドを降りた。

 回を跨いだ7回は安定の3人斬り。ディッカーソンを93.8マイル(約150.9キロ)のスプリットで左飛、クーパーをこの日最速の97.1マイル(約156キロ)の速球で二ゴロ、デュバルを94.1マイル(約151.4キロ)のスプリットで空振り三振を奪った。

 澤村はこの日が今季22試合目の登板。2日(同3日)のアストロズ戦、4日(同5日)のヤンキース戦に続いて3試合連続無失点投球。安定した投球を続け、防御率は2.63となった。

 試合はこのままレッドソックスが逃げ切り、澤村が今季2勝目を挙げた。この勝利で日米通算50勝となり、節目の一勝となった。
Full-Count編集部

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