強化試合と五輪本戦

野球は、大抵どの国も今がシーズンでそれらを中断して五輪対応している。後は、各国チームオーナーらの協力姿勢により、派遣チームのメンバーと準備レベルが異なる。アメリカは、MLB最優先で故障でもされたらタマらないから協力を受けられず、ファームからの起用になる。しかし、通常大した場をもらえない選手達にとっては、他国特に日本・台湾・韓国に行けるチャンスであり、侮れない。

もちろん、ホームたる日本は一番適した人選をし、会場を理解して取り組めるハズだが、ソコまで準備しているだろうか?確かに高いレベルの人選だが、意外に今シーズン絶好調のヒトを選ばず、ぶっつけに近いヒトもいる。

例えば、北京五輪と第2回WBC人選の大きな差は、メジャー選手だけでなく岩隈と内川がいたかどうかだった。それだけでなく、会場たる球場や他チームリサーチにも差があった。

メキシコやドミニカを同組に持っている。コレらの国はメジャー選手も予備軍もいっぱいいる。結構侮れないグループだ。

楽天には競り負け、巨人には勝った。故障上がりぶっつけの選手含め、仕上がってはいるだろう。ただ、会場の日の向きや風向きやボールの転がりやバウンドなど、ホームとしてやるべきリサーチがデキているのか、そちらの方が心配だと思う。

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侍ジャパン、巨人に11安打5得点で快勝! 田中将ら6投手で2安打完封リレー
7/25(日) 20:41 Yahoo!ニュース
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先発の田中将は3回途中1安打無失点と好投
 
日本代表が巨人に5-0で勝利した【写真:荒川祐史】
 東京五輪の野球日本代表は25日、宮城・仙台市楽天生命パークで巨人と「ENEOS 侍ジャパン強化試合」を戦い、5-0で勝利した。先発した田中将大投手(楽天)が3回途中1安打無失点と好投するなど、6投手のリレーで巨人打線を封じ込め、大会本番に向けて順調な調整ぶりを見せた。

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 侍ジャパンは初回、先頭の山田哲人内野手(ヤクルト)が中前安打で出塁すると、源田壮亮内野手(西武)が犠打を決めた。さらに巨人の先発・直江大輔の悪送球が絡んで無死一、三塁とすると、浅村の二ゴロ併殺打の間に1点を先制した。

 1点リードの6回には1死一、三塁から浅村栄斗内野手楽天)、脇腹の違和感から復帰を果たした柳田悠岐外野手(ソフトバンク)に連続タイムリーが出て加点。さらに菊池涼介内野手(広島)が本番さながらにセーフティスクイズを決めてリードを広げた。

 先発した田中将は3回途中まで26球の省エネ投球。わずか1安打に封じる安定した投球を披露すると、2番手の伊藤大海投手(日本ハム)も1回1/3を投げて無安打投球。その後も3番手の大野雄大投手(中日)、岩崎優投手(阪神)、栗林良吏投手(広島)、平良海馬投手(西武)と繋ぎ、わずか2安打に封じて無失点リレーで繋いだ。

 五輪の野球競技は2008年の北京五輪以来、13年ぶりに復活。侍ジャパンはオープニングラウンドA組で世界ランク5位のメキシコと7位のドミニカ共和国と同組となり、28日にドミニカ共和国と開幕戦を戦う。A、B組のグループリーグでは各国の順位を決め、その後は全チームが参加する敗者復活を含む変則的なノックアウトステージで優勝を争うことになる。
Full-Count編集部

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