完全に呑まれてる。

日本チームの調子ピークは、昨日のフランス戦だったのか?

体格的にはフランスよりやや大きい程度だが、インサイドを抑えられ、レイアップは殆どブロックされ、昨日は5割以上入り平均でも4割入る3点シュートがそれ未満でしか入ってない。

3Q終わって75-56とアメリカが19点差のリード。こうなると、アメリカはしたい放題だ。

準決勝のフランス戦4Q大詰の達成感的弛みが出たのかな。

 

 

 

 

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バスケットボール女子 キープレイヤーは宮沢夕貴 東京五輪の奇跡見逃すな…8日決勝の米国戦
8/8(日) 6:00 Yahoo!ニュース
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バスケットボール女子日本代表(ロイター)
 バスケットボール女子決勝は最終日の8日、さいたまスーパーアリーナで行われる。史上初の金メダルへ、世界ランク10位の日本が、7連覇を狙う絶対女王・米国と対戦する。日本のキープレーヤーはスモールフォワードの宮沢夕貴(28)=富士通=。控えだった16年リオ五輪の悔しさを糧に、磨き上げた3点シュートが東京大会でさく裂。1試合の平均成功数はチームトップの3・8本だ。宮沢の“武器”で世界1位を撃破し、奇跡の物語を完結させる。

 五輪初出場から45年、バスケ女子日本代表がついに、金メダルへの挑戦権を手にした。相手は世界最高峰のWNBAプレーヤーを擁する米国。16年リオ五輪では4強入りを阻まれ、東京五輪1次リーグでも黒星を喫した。五輪での対戦成績は1勝3敗で、白星は1976年モントリオール五輪のみ。主将・高田真希(31)=デンソー=は、「コートで倒れるぐらい走り回りたい」。残る40分間に5年間の全てをぶつける。

 日本の前回五輪経験者は5人。その中で、自分への“リベンジ”を果たそうとしている選手がいる。宮沢は16年リオ五輪時、ほとんどの時間をベンチで過ごした。当時を振り返り、選ばれたことへの疑問を正直に明かしたことがある。候補選手全員の前で始まったメンバー発表。年齢順で名前が呼ばれていったが、先輩たちの名前が読み上げられなかった。そして「宮沢」と呼ばれた。「自分は選ばれないだろうなと思っていた」。理由も分からず、衝撃だった。

 リオ大会では直前にパワーフォワードからスモールフォワードへポジション変更。慣れない位置でのプレーにも困惑し、6試合で出場わずか7分、3得点で終了。「何で選ばれた?」という厳しい声も耳に届いた。「悔しい思いしかない。ほとんどゲームに出ず、その実力もなかった」。

 だからこそ、東京五輪にかける思いは人一倍。「東京では『自分が』っていう気持ちがすごく強い」。求められた3点シュートを5年間で磨き上げ、今大会での1試合平均成功本数はチーム1位の3・8本、成功率はチーム2位の45・2%。準々決勝のベルギー戦では7本、準決勝のフランス戦も3本とチーム最多数を成功させた。局面で必ず決まる宮沢の3点シュートが日本の快進撃を勢いづける。

 昨季Wリーグでは肩を痛め、大会直前まで本調子ではなかったが、五輪で相手が強くなればなるほど、燃えた。本番でわき出た力は、5年前の経験があったから。「選考に落ちた人たちの分もやらなきゃいけない。弱い気持ちでコートに立てない。必死に自分のできることをやろうという気持ち」。頂点に立つ準備はできている。(小林 玲花)

 ◆宮沢 夕貴(みやざわ・ゆき)1993年6月2日、神奈川県出身。28歳。金沢総合高卒。小2でバスケを始める。12年にJX―ENEOS(現ENEOS)に入団し、17年から5大会連続皇后杯ベスト5。Wリーグでは18―19年シーズンプレーオフでMVPを獲得。21年から富士通に移籍。16年リオ五輪8強、18年W杯9位、アジアカップ4連覇(13、15、17、19年)。182センチ。

 ◆団体球技最多V7 バード主将5連覇へ

 米国は準決勝のセルビア戦で五輪連勝記録を「54」に伸ばして通算9度目制覇、V7に王手をかけた。日本に勝って優勝すれば、68年メキシコ市大会のバスケ米男子代表に並ぶ、団体球技の五輪最多連覇となり、女子では同記録を更新する。

 12人全員が現役の最高峰の米プロリーグ・WNBA所属というドリームチームだ。206センチのセンター、グリナー(フェニックス・マーキュリー)や、18年WNBAのMVPのスチュワート(シアトル・ストーム)らを擁する。

 超強力オフェンス陣を束ねる司令塔は5大会連続金メダルを目指す“生きる伝説”こと40歳の主将、スー・バード(シアトル・ストーム)だ。身長175センチと高さはないが、ドリブル、パスは超一流。02年の代表入りから20年近くトップに君臨する。17年には同性愛者であることを公表。7月23日の開会式で選手団の旗手も務め、「多様性と調和」のシンボルとなった。婚約者はサッカー代表のミーガン・ラピノー(36)で今大会では銅メダルを獲得。快勝発進した1次リーグ・ナイジェリア戦後に「この大会が最後の五輪になる」と自身5連覇、チームのV7を花道に第一線から退くことを表明した。

 チームを率いるのは17年の就任後、無敗のドーン・ステーリー監督(51)。現役時代に04年アテネのV3に貢献した後、指導者となり、米殿堂入りも果たした。“死角なし”と言われるチームを束ねる指揮官は「日本はメダル候補。対戦相手として難しく、計算のできたプレーをする」と警戒を強めている。

 ◆オッズ 米国1・05 日本20倍

 〇…海外ブックメーカーでも女子の決勝は賭けの対象になっている。7日午後5時の時点で米国の金メダルは“テッパン”。ウイリアムヒルは米国に1・05倍、日本に20倍をつけた。BET365の優勝オッズでは、1番人気が米国の1・1倍、日本は8番人気の67倍。BET・CHANNELは米国が1・13倍、日本が15・72倍で、引き分けは22・65倍をつけた。
報知新聞社

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