稲葉、青柳について気付けなかったか?

稲葉、たった6チームで実質公開競技ロス五輪とはいえ、金メダル監督の称号が付き、先代小久保とは好対照な任期修了を迎える。

今回は、稲葉監督の古巣、ヤクルトと日ハム選手が目立った。それも、稲葉がチームを去った後の選手達だ。自分の横には日ハム時代の同僚を置いていたが、メンバーには、もはや自身の引退セレモニーで名を挙げた中田翔すら選抜されていない。

勝ったので、選手を褒めるだけで済むが、青柳について、この程度しか言えなかったのか?というか、カレについてこの程度の見方しかデキなかったから、あんな起用だったし、あんな偏ったリードを見過ごしたのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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侍ジャパン・稲葉監督、東京五輪『金』秘話激白「山田すごく成長」
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8/17(火) 6:00配信

インタビューで金メダル獲得を振り返った稲葉監督。さまざまな出会いが4年間の財産となった(撮影・蔵賢斗)
東京五輪の野球で日本を初の金メダルに導いた侍ジャパン稲葉篤紀監督(49)がインタビューに応じ、激闘を振り返った。1番を務めたヤクルト・山田哲人内野手(29)の成長に目を細め、同・村上宗隆内野手(20)の守備での貢献も評価。4年間の代表監督でのさまざまな出会いに感謝した。(聞き手・長友孝輔) 【写真】全5試合1番で大暴れした山田哲人 --今の心境は。脱力感か喜びに浸っているか 「やり遂げたという自分の中での一つの区切りでもありますし。そういう意味では本当にホッとしたというのもありますし。緊張感から解き放たれたという、そういう気持ちもあります」 --お子さんからもおめでとうと 「そうですね、おめでとうと。行く前に、うちわを子供(7歳の長男)からもらってですね。そこには『金メダル』と『頑張ってね』と書かれたうちわをもらって。それをずっと球場にも持っていったりしていたんですけど。それを帰ってから見せて『これのおかげで勝てたよ』って。喜んでいました」 --山田は全試合に1番で起用して打率・350、1本塁打、7打点。代表監督を務めた4年間で成長を感じたか 「(山田)哲人の成長というのがね、すごく見られて。ある程度、経験も積んできた中で、今度は少しチームを引っ張る立場としてね。もちろん上には(坂本)勇人とかいるんですけど、そういう意味でも哲人は中堅というのかな。このジャパンで言ったらね。ジャパンに入って1番を打つことによって、打線を引っ張っていこうという姿であったり、慣れないファーストをやってもらったり、DHであったりね。そういう慣れないところでも一生懸命、チームのためにやろうという姿がね、すごく彼の成長にもまたつながってくれたのかなというふうにも思います」 --1番で行くというのはどの段階で決めたのか 「正直、ギータ(柳田)が元気であれば、ギータを1番にという構想をもちろんしていたんですけども。ギータがちょっと脇腹を痛めて『1番、やっぱり哲人だね』っていう話になって。それで哲人、勇人という打順にしたら結構つながりがよくて。哲人も勇人もすごく調子がよさそうだったので『これで行こう』と」 --村上は打率・333、1本塁打、3打点。ここまでやってくれると思っていたか 「ムネ(村上宗隆)にはとりあえず守備をまず『外国人ってすっごい打球が飛んでくるぞ』って、最初から脅していたんですけど(笑)。僕の中では、もちろんバッティングに期待したい部分というのはあったんですけど。僕は守備から攻撃に…という野球をやりたかったので。『守備をしっかり、まずやろうよ』という話をして、本人もそれを分かってくれていて。でも最後ね、決勝でああいうホームランをね、徐々に調子がよくなってきていたんですよね」 --4年という時間をかけられたからこそよかった点などはあるか 「やっぱり人との出会いでしょうね。選手ももちろんそうなんですけども、本当にいろんな方たちと出会って、長嶋(茂雄)さんからも祝福のお電話をいただいたり。監督じゃなければそういう方たちとお話をなかなかできる機会はないんだろうな、というふうに感じていますし。いろんな方たちと出会えていろんな話ができて、それが本当にこの4年間、私の財産になったなと思います」 --野村克也さんがいたら何と言ってくれていたと思うか 「まあ、おめでとうと、言ってくれましたけど駄目出しも多かったんだろうなって(笑)。勝ったとはいえボヤキが多かったんだろうな、というね。でも、息子さんの克則くんも、監督(野村さん)が心配してくれていたって僕がジャパンの監督になってからね、ずっと心配していたし応援してくれていたからって、言ってくれていたので。たぶん喜んでくれていると思います」 ◆青柳に梅野に感謝 稲葉監督は阪神勢にも言及。慣れない中継ぎで起用し、結果が残せなかった青柳に「もうちょっと楽な場面で投げさせてあげれば。本当に申し訳なく思っている」と謝罪し、「感謝しかない」とねぎらった。1試合出場にとどまった梅野についても「目いっぱいピッチャーとのコミュニケーションを取ってくれたり、ボールを受けながらいろいろやってくれたりとかね。本当に助かりました」と語った。

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