カネモト矢野の6年、選手が壊れる仕組。

投手藤浪の次は打者佐藤?カネモトから矢野に引き継がれた、選手を育てない仕組がまた作動しつつある。

藤浪の時もそう。カレの原因はわかり切っていた。ダルビッシュに被れた体重増加で、カラダのパーツの動くタイミングがズレ始め、修正が利かないトコに来た。そして、カラダを追い込んで育つ時期が終わりに差し掛かり、しかも2軍で干された時期が長くなって、ナチュラルに動いていた部分の動きもままならなくなっている。

タイミング合ったタマは素晴らしい。今のままなら、カレは中継で毎日1・2回ずつ投げさせれば良いのだが、今の阪神フロントと矢野以下監督コーチ陣の意図は、オリ山口みたいに任意引退なのだろう。他球団で活躍されたり、メジャーで活躍されても困るのだ。

佐藤、そりゃあ、こんな時期もあるサ!カラダの疲労も、かなりのモノだ。藤浪みたいに、高校までを鍛え抜いたカラダではないから。少なくとも、(当時は投手だった)糸井を育んだ近大、打つ分と外野守備の分の瞬発力持久力しか持ち得ていない。今の状態で、特打ちして寄ってタカって違うコトをアドバイスして混乱させた上で、チョボ使いなんて、最悪!大山だって去年だけ、陽川以降、山のように燻っている1軍半選手の列に並べる?

こんな状態で、ベンチに放置する方がヤバい。出場どころか、バットすら握らせず3・4日完全オフで休ませたら?それか、100打席ノーヒットになろうが徹底的に使い続けて、脱力での動きに変わるか、更に強靭なカラダになるようにすべきではないの?

今のままなら、広辞苑や百科事典の"中途半端"の凡例に載るだけだ。

 

 

 

 

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よみがえれ佐藤輝明!監督、ヘッド、打撃コーチが寄ってたかって熱血指導
9/3(金) 6:00 Yahoo!ニュース
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矢野監督(右)から打撃指導を受けイメージを確認する佐藤輝(撮影・清水貴仁)
よみがえれ、テル-。2位阪神は2日の中日戦が降雨で中止となり、3日から甲子園に0・5ゲーム差で追う首位巨人を迎えて3連戦。不振で3試合続けて先発を外れている佐藤輝明内野手(22)は、矢野監督と井上ヘッドコーチによる熱血指導で首位攻防戦に備えた。ともに自己ワーストの9試合、27打席連続無安打。苦しみを味わうドラフト1位ルーキーの復活が首位返り咲きの力になるはずだ。3日は勝敗にかかわらず、セ3強の順位変動はない。

【写真】8月29日、広島対阪神 9回表、代打の佐藤輝の三振で試合終了

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水を吸い、ユニホームが重くなってもやめなかった。土砂降りの甲子園で佐藤輝が外野芝生を駆け回った。午後2時40分。雨脚がさらに強まると、筒井コーチとのノックを中断し小走りでグラウンドから消えた。

向かった甲子園室内練習場では、矢野監督が離さなかった。ティー打撃の待ち時間で自らバットを持ち熱血指導。スイング時の足の使い方を示すように、約5分間講義は続いた。

矢野監督 みんなも気づいてることは伝えてるし、俺も伝える。輝次第。生かすも殺すも本人次第。

ウオーミングアップ前に約5分間指導した井上ヘッドコーチは、フリー打撃前にも付きっきり。佐藤輝が試合前に必ず行う「置きティー」に時間を割いた。北川打撃コーチも親身にアドバイス。試合中止を恵みの雨とするため、入れ代わり立ち代わりの“再生塾”で復活を後押しした。

事態は深刻だ。3試合連続でスタメン落ちし、前日1日の中日戦は代打で今季144個目の三振。9試合、27打席連続無安打と自己ワーストをさらに更新した。井上ヘッドは「こいつを打たせると阪神タイガースが大変なことになる、と相手は研究してくる。一生懸命あいつの中で方程式組んで、解読しようとしているんだけど、なかなか脱することができない」とルーキーの胸中を代弁。8月19日に23号を放った後、11試合も自慢の1発が出ていない。

さらに続けた。「マイペースで新人類と思ってたけど、この落ち込みを見るとやはり人の子。荒療治がいいのか、遠くから見守る星飛雄馬の姉ちゃんの方がいいのか。僕らも模索はしてる」。首位巨人との3連戦を翌日に控え、アニメ「巨人の星」を持ち出し、トンネル脱出への手掛かりをあらゆる角度から探っている現状を明かした。

巨人戦での佐藤輝の起用について、井上ヘッドは「相手ピッチャーにもよる」とした。初戦の相手先発は戸郷。6月19日に甲子園で飛距離132メートルの17号ソロを見舞った右腕とくれば、4試合ぶりのスタメン復帰の可能性もありそうだ。舞台は同じ甲子園。周囲の支えに応えるため、チャンスがくれば必死にモノにする。【中野椋】

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