S30のフェアレディZと言っても・・・。

一口にS30型フェアレディZが好きと言っても、L型のZGとかが好きというヒトと、S20型の432Rが好きというヒトに別れ、意外と一本化しない。

個人的には、車体自体が5ナンバーサイズなので、国内ならS20型の432Rだと思う。そして、この時代にターボがあれば、FJ20より先にターボ化で200馬力を突破してたのでは?

海外意識なら、3ナンバーサイズで240や280をやれば良かったのだ。

 

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心に残る旧車のすべてがS30Zに彩られている人生。海を渡る|日産 フェアレディ Z432
9/4(土) 19:00 Yahoo!ニュース
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S30Zを持つ喜び、走らせる楽しさを熱心に語ってくれたオーナー。職業は国際線パイロットで、空き時間を利用してのZのネタ探し、パーツ探し行脚は世界中に及んでいる。
【1970年式 日産 フェアレディZ432 Vol.4】

【3】から続く

 愛車のふだんの状態をしっかり観察して、五感を研ぎ澄ましてクルマをドライブする……。旧車を走らせる楽しみの神髄はまさにここにあると、共感する読者の皆さんも多くいるのではないだろうか。

スペアも入れて5本すべての製造番号が連番となっているマグネシウム合金ホイールなど【写真26枚】

 14年前に手に入れたブルーのダットサン240Zで、Zとともに暮らす楽しさに目覚め、S20型エンジンに興味がわいたことでZ432を探し、手に入れたオーナー。心に残る旧車のすべてがS30Zに彩られているというのは、かなりうらやましい生活だ。


2014年の夏のZカー・コンベンションでZ432を披露

 2014年8月にアメリカ西海岸のサンディエゴで開催された「Zカー・コンベンション」会場に、オーナーのZ432が展示された。実行委員会から参加の要望があり、わざわざ日本から船便で現地へ送ったのだった。

「Z432を見たアメリカ人は、少しショックだったかもしれませんね。240Zがデビューしたのと同じ時期に、こんなすごいエンジンを積んだZを日産が造っていたわけですから。それも日本国内専売というかたちで」。

 だからといってダットサン240Zの偉大さが揺らぐわけではなく、日本から来た異色のZを見て、さらにZの魅力の深さを知ってもらえれば、それで十分という考えのようだ。

 オーナーの存在は海外のZファンには有名。Z道はさらなる高みを目指す!?  

 

1970年式 日産 フェアレディZ432(PS30)
SPECIFICATIONS 諸元
全長 4115mm
全幅 1630mm
全高 1290mm
ホイールベース 2305mm
トレッド前/後 1355/1345mm
最低地上高 165mm
車両重量 1040kg
乗車定員 2名
最高速度 210km/h
登坂能力sinθ 0.420
最小回転半径 4.8m
エンジン型式 S20型
エンジン種類 水冷直列6気筒DOHC
ボア×ストローク 82×62.8mm
総排気量 1989cc
圧縮比 9.5:1
最高出力 160ps/7000rpm
最大トルク 18.0kg-m/5600rpm
変速機 フルシンクロメッシュ式前進5段・後退1段
変速比 1速 2.957/2速 1.858/3速 1.311/4速 1.000/5速 0.852/後退 2.922
最終減速比 4.444
燃料タンク容量 60L
ステアリング形式ラック&ピニオン式
サスペンション前/後 独立懸架ストラット式/独立懸架ストラット式
ブレーキ前/後 ディスク式/リーディングトレーリング式
タイヤ前後とも 6.95H-14-4PR(マグネシウム合金ホイール)
発売当時価格 185万円


【1】【2】【3】から続く
Nosweb 編集部

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