単なるマイナーチェンジ、わかんないの?

ニッサン単独で開発?正気でこんな記事書いてるの?見ただけで、クルマ的に代わり映えしてないのがわかる。チェンジアピールとして、申し訳程度にベース排気量下げたターボエンジンに積み換えた。中身から考えて、カネのかかるマイナーチェンジではないし、コレでカネかかっていたら、行程ミスでしかない。

Z34で完成形?バカが過ぎる。過大重量で、GT-Rの下級車種に、バカ高いカネ払うヤツいるか?

トヨタBMWスープラ/Z4を比較で挙げているが、元々、Z4には代替需要が見込まれるし、トヨタスープラやれるだけカネ余っているからだ。BMWは、共用部に於けるコスト下げがデキるし、トヨタBMWとの共同開発やBMWコンポーネント使用をアピールポイントにして注目を引く。もちろん、Z4はKベンツもどきスタイリングで不評だし、スープラは名前だけで大した評判には繋がっていない。

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血統を守った日産魂!? 新型Zはなぜ日産単独で開発できたのか
9/10(金) 11:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 2021年8月17日、北米で遂に発表となった、新型Z。気になる日本向けの新型「フェアレディZ」は、今冬発表予定とのこと。ファンとしては、正式発表が待ち遠しいところだ。

【画像ギャラリー】絶やすことなく響かせ続けたZの鼓動!!継承された技術と思いを乗せて新型Z、出ます!!

 それにしても、スポーツカーにとって厳しい時代であるいま、トヨタですら、GR86はスバルと共同開発、GRスープラBMWと共同開発と、自社のみでの開発をしなかったのに、なぜ日産は、新型Zを開発することができたのだろうか。

文/吉川賢一、写真/NISSANTOYOTA

■新型「Z」は、新しく見えるよう更新したモデル
 
[関連写真]
北米で正式発表された新型Z。先代の弱点を克服し、性能を引き上げる改修が施されている
 完全リニューアルしたように見える新型Zだが、よく見れば、Z34の弱点を克服し、性能を引き上げる改修が施されていることに気がつく。

 外装のデザインをブラッシュアップし、流行のデジタルメーターやインフォテイメントに更新したインテリア。新しいVR30DDTTエンジンや新型の9速AT、そして新しい電動ステアリングシステムといった主要コンポーネンツも更新。

 また、フロントタイヤのワイド化(225/40R18を245/40R18へ、245/40R19を255/40R19へと変更)、ダンパーは前後共にモノチューブダンパーを採用、フロントのダブルウィッシュボーンサスもジオメトリを修正し、キャスターアングルを寝かせて高速直進性を上げている。

 しかし、全幅や全高、ホイールベース、そしてスポーツカーの肝であるスタビリティに関係するリアトレッドリアタイヤサイズなどは変えていない。いいところはそのまま維持した、という印象だ。

 スポーツカーでは必ずと言ってよいほど触れられる重量配分とホイールベースの関係については、すでにZ34型で完成形となっているのだろう。

 日産は公言しないかもしれないが、Z34をベースにした、いわばビッグマイナーチェンジ的な位置づけに近く、新型ZはZ34という完成されたモデルがあったからこそできた、スポーツカーだ。

 そして、モデルイヤーの改良などで少しずつ手入れしてきた実績があったことで、日産は、スポーツカーのつくり方や強み・弱みを熟知していた。だからこそ、Z34の弱みを改修するかたちで、新型Zをつくりあげることができたのであろう。

■一度途絶えさせた代償は大きかった
 
トヨタ GRスープラ。A80スープラの生産終了でトヨタの大排気量量販スポーツカーのノウハウは一度途絶えてしまっており、BMWとの共同開発を選択せざるを得なかった
 対するトヨタの場合。トヨタの大排気量の量販スポーツカーは、2002年8月にA80スープラが生産終了したことで、一度途絶えてしまっている(LF-Aは特殊な事例として除く)。トヨタは、スープラを復活させるために必要な、ヒト・モノ・カネへの投資と時間が、相当かかると見込んだのだろう。

 選んだ相手がBMWだったのは驚いたが、大排気量2シータースポーツカーを作り続けてきたBMWと協業することで、新型スープラを開発し、その過程で大排気量スポーツカーのつくり方を吸収しよう、と考えたと思われる。

 スープラではないが、以前、GRヤリスの試乗会に参加した際、開発担当者が「2000年以前のスポーツ4WD(セリカGT-Four時代)をつくった経験のある技術者が残っておらず、GRヤリスの開発は、昔の報告書をすべて引っ張りだして、研究するところから始めた」という話をしていた。

 開発に着手できるまでに、相当な時間が必要だったそうだ。

 2019年5月に誕生したA90スープラの価格は2.0L直4が499万円~、3.0L直6は731万円と、とんでもない価格で登場した(※A80スープラは300万円前半で買えた)。もし、トヨタの自社企画&自社製造であったならば、100万円近くは安くなったんじゃないだろうか。

 現行のフェアレディZは、3.7L V6エンジン車で税込397万円~。一般的なクルマとしては高いが、2シーターのV6 NAエンジンのスポーツカー、という贅沢な内容を考えたら、安いといっていいだろう。これは日産に、「Zをつくり続けてきた」ことによるたくさんの「資産」があったからこそのことだ。

■Zリニューアルに前向きなメンツが揃った
 
プロトタイプ発表時のひとコマ。日産はZの灯を絶やさなかった。技術者たちは各世代のZに憧れ日産に入社し、先達の技術と魂を継承していくことができた
 また、日産にとって「フェアレディZ」は、ブランドのシンボルであり、社員のあいだに「二度と絶やしてはいけない」という思いが強くあった、ということもあるだろう。

 日産には、フェアレディZGT-Rがつくりたくて入社したエンジニアがたくさんいる。5年前まで日産社員であった筆者も、日産のスポーツイメージに憧れ、「日産で車両開発に携わりたい」と思い、入社したうちのひとりだ。

 子供のころから「Z」というクルマを知っていて、大学の自動車部に入り、そしてZの開発に携わりたいと、日産へ入ってきた仲間もいた。

 エンジニアたちには「準備」ができていた。上層部のGOサインさえ出れば、開発は難しいことではなかったのだ。

 そこに、2019年12月、内田CEOというフェアレディZに熱い思いを持ったトップが誕生した。トップの引っ張りに加えて、日本マーケットの責任者である星野副社長(市場調査部隊の元室長)の押し上げもあったのだろう。そうした運命が重なって、Zがリニューアルするタイミングが整ったというわけだ。

 新型Zの北米市場での開始は2022年春の予定。冒頭で触れたように、日本の「フェアレディZ」の発表は今冬、ということで、より詳細な情報が開示されるまでは、もう少し待たねばならないだろう。

 筆者はZ34型が最期のフェアレディZになると考えていた。いまは、新型Zを発表するまでに至った日産に、祝福と共に「ありがとう」といいたい。

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