バイクのZ1やZ2とクルマのハチロク、仕掛けだけじゃん!

オートバイにもクルマにも、独自の目線や推しがあって良いのだ。

カワサキのZ1やZ2、ワタシ個人の印象は楠みちはるのマンガ「あいつとララバイ」主人公菱木ケンジのオートバイ。マンガ全編というか、沖縄かドコかでZ1に乗ったっけ?首都高キングとのバトルの時に、おやっさんから見た目全くわからないフルチューンを受け、彼女と2人乗りながら白バイ沢井サンすらブッちぎった。最後はアメリカに渡り草レースなどを転戦したっけ。このバイク、ワタシの不勉強か、実際にレースの成果云々は聞いたコトがない。

クルマのトヨタAE86レビン/トレノは、現実世界の土屋圭一や織戸学谷口信輝らのレースや実所有などでも有名だ。また、しげの秀一のマンガ「頭文字D」主人公藤原拓海が父親文太から受け継いだクルマとして、登場。当初はエンジンはノーマルに近く、クロスミッションとサスチューンのみ。それが、須藤京一とのバトルでエンジンブロー後、AE101か111の5バルブ、しかもグループA系エンジンに積み替えた設定。当初は、デチューンしても1万1千回転リミットのエンジン、高橋涼介&松本メカで1万程度に落としたハズ。ラストは、ノーマルトレノとサイドバイサイドでエンジンブローした。

確か、レーサー飯田章が実際に86トレノを、グループA的にチューニングした4AG載せて所有してたハズ。

マンガでもレースイメージでも、オートバイやクルマは思い入れや希望が膨らむ。人気とは本来、そういうモノだ。カネ持ちのバカコレクションとは、全く意味が違う。もっと言うと、経済的不自由や試行錯誤過程すらドラマなのだ。単に、カネ出して取り付けて自慢するのとは、重みが違う。

ワタシ個人は、40歳までホンダNSR250を87・89・90・91・92と乗り継いだ。250cc2サイクルは、車検も必要なく、トルクも400cc4サイクル張りにあった。レーサーレプリカは、当時のしげの秀一のマンガ「バリバリ伝説」や86年以降のオートバイ世界GP仕様のRS250やNSR250らとイメージが重なる。

87は完全ノーマルで乗り、東名浜名湖上から大井松田辺りまでポルシェ944ターボやニッサンシーマと追っかけっこしたり、常磐道でメーター振り切るまで出した。以後はエアフィルター交換やリミッターカット、最後の92はエアフィルターとCPUと右側2本出しチャンバーへの交換をして乗っていた。

メーカーは、2サイクルオートバイの生産販売をやめ、代わりに魅力あるオートバイを出すコトもなくなった。車検も必要な、維持費ばかり高いデカい排気量任せのオートバイばかりだ。

今の中古バイクや中古車のバカ上がり、維持費や規格配慮含め、魅力あるオートバイやクルマを出せない、メーカーの責任に尽きると思う。

個人的には、ストリートゴーカートを出すしかないんじゃない?転倒もないし、1人乗りだから、彼女にイキった走りもしない。ノーメットなら、バカみたいにスピード出せたりしない。ネックは登坂のための多段ミッションが必要だと思う。

それか、メーカー挙げて規制緩和させ、250ccくらいまで排気量上げる?

 

 

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空前絶後Z1 Z2 CBX…高騰絶版車ランキングと諦めきれない貴方に新車で買えるネオクラシックモデル
10/9(土) 9:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 もはやバブル!と言われるくらいバイクの中古車価格が高騰している。数年前なら気軽に買えた一般モデルでも、今では新車価格を上回ることが珍しくない。ましてやプレミアム価格の絶版車に至っては数百万が当たり前、まさに空前絶後の加熱相場になっている。

【画像ギャラリー】絶版バイクの魅力を再発見!!1970~1980年代に売れた人気車の現在地

 その原因は様々あるが、基本的にはコロナ禍における密を避けるレジャーとしてバイクが注目されていることと、同じ理由による新車の生産遅延のためだ。

 加えて、中高年がバイクにリターンする動きがこの10年ほどで定着しおり、相場高騰に拍車をかけている。特に、久しぶりにバイクを買おうという方は現在の相場に愕然とするはず。

 ここでは、昔憧れていたバイクに乗りたい!というリターンライダーに1970~1980年代人気絶版車の現状を紹介したい。

 さらに、絶版車があまりにも高くなり過ぎたため手が出ない、絶版車は盗難やメンテナンスが心配という人のために、絶版車の雰囲気を持つ、おススメの新車も挙げてみた。

文/市本行平
取材協力/ZEPPAN UEMATSU
写真/ZEPPAN UEMATSU、KAWASAKI、HONDA、YAMAHA、SUZUKI

■Z1/Z2の初期型火の玉カラーは800万円、CB750フォアはプライスレス
 
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過去、ウエマツで販売された1973年型750RS(Z2)。再生産パーツを使っていないオリジナルコンディションでノンレストア車ほど価格が上がる。これはその条件を満たした車両だ
 クルマで言うと、ハコスカスカイラインGT-Rにあたる人気のカワサキ初代Z1/Z2。バイク好きでなくても憧れる火の玉カラーは、10年ほど前なら300万円程度で買えなくもなかった。しかし今では「800万円が相場」と、絶版車専門店・ウエマツ営業部長の峯尾氏は話す。

 初期型とは、1972年生産のZ1と1973年登録のZ2のことで、特に初代Z2は3600台しか存在しないため、希少価値が高い。バイクオークション大手のBDSではこの5月に初期型Z2が606万円で落札されており、評価3の要整備車の仕入れ価格がこの相場というのが、市場価格の高騰ぶりを示しているだろう。

 また、もう一方のカリスマ絶版車、ホンダのCB750フォアは1969年が初期型。こちらは、ごく初期の車両のみエンジンが砂型鋳造で生産されており、タマが見つかれは「売らずに店に置き続ける」ほど希少だそう。"砂型"についてはバイク版トヨタ2000GTと言えるようなコレクターアイテムと化している。

 また、CB750フォアと同年に発売されたカワサキ500SS/マッハIIIも人気で、エグリタンクの初期型は400万円という相場になっており、世界的な需要があることから価格が高騰している。

 これら1960年代末~1970年代前半の人気絶版車はもはや文化財のレベルで、乗るために買うものではなくなっているのが現状だ。

■あの頃の中型は300万円前後、今ではあの頃以上に頑張らないと買えない!?
 
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写真は1980年のZ400FX E2。ウエマツによると初代~E3までは300万円あたりからが相場。E4はトランジスタ点火などを採用しており350万円に上昇する。E4の相場にはマンガ「特攻の拓」の影響もあるという
 1975年、国内では二輪の免許制度が改正され、現在のように大型、中型、小型と区分されるようになった。それと同時に大型二輪免許は教習所では取得できなくなり、ライダーのニーズは400ccモデルに集中。1970年代後半はナナハンや大型の時代から400の時代へ移行したのが、大きな出来事だ。

 さらにバイクブームへ向かっていた時代で、当時人気だったモデルは販売台数も多いことからタマ数も比較的あるが、400は国内独自の排気量になるため海外からの逆輸入に頼れないモデルもある。また、海外仕様があるものでも国内正規車両の方が価値があり、価格が高騰する傾向がある。

 人気が高いのは並列4気筒エンジンで初のDOHCを採用したカワサキZ400FX。次いでホンダの400Fシリーズ。これにはCB400フォア(型式のCB400Fが通称)、CBX400F、CBR400Fの3車種があり、いずれも超人気絶版車だ。他にもスズキのGSX400FやヤマハのXJ400もあるが、これらは修理に難があり、価格は一歩及ばないところだ。

 また、当初の400は2気筒から普及し始めており、DOHCのエンジンを採用してトップの性能を誇っていたスズキのGS400シリーズも根強い人気を誇る。GSは、『ハイティーン・ブギ』や『湘南爆走族』といったマンガに登場したことも人気の理由となる。

■絶版車には手がでなくてもネオクラシックがある!一番人気はZ900RSだが…
 
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Z1(左)と2018~2019年の初代Z900RS(右)。火の玉カラーがラインナップされていたのはこの期間しかなく、特に中古相場が高い。約140万円の新車価格に対して200万円の値を付ける店もある
 初代火の玉カラーのZ1やZ2に手が出なくても、今ならZ900RSがそのスタイルを再現して新車で発売されている。

 中身は最新型で価格は138万6000円、トラクションコントロールやアンチロックブレーキシステムも搭載しており、安全面でも1970年代のZとは比較にならないくらい優秀だ。

 また、2022年春頃には弟分であるZ650RSを発売することが、発表されている。排気量はZ900RSの948ccから649ccとなり、エンジン型式も並列4気筒から並列2気筒とスリムになるが、価格は101万2000円と予想されており、かなりお買い求めやすいZ1/Z2スタイルの入門版になりそうだ。

 そして、今このタイミングならばCB1100EX/RSファイナルエディションを買うラストチャンスを確実に掴むことができる。

 ホンダは10月8日、予約期間限定でCB1100RSファイナルエディションを10月28日に、CB1100EXファイナルエディションを11月25日に発売すると発表。なお、現行のCB1100シリーズは本モデルを持って国内販売向けの生産を終了する。

 美しい空冷エンジンのフィンにうっとりできるだけでなく故障の心配も皆無。さらに、新車で買える最後の空冷4気筒エンジンのモデルだけに、リセールバリューも期待できるだろう。

 CB1100EX/RSファイナルエディションの予約期間は2021年10月8日から2021年11月30日まで。ただし、想定を上回る予約が入った場合、予約期間終了前に予約受付を中断または終了する場合がある。

 さらにラストチャンスと言えば、CB400スーパーフォアも2022年限りという情報だ。先に紹介した400Fシリーズ直系のモデルにして、400cc並列4気筒の最後のモデルだけに完成度はピカイチ。丸目の端正なネイキッドスタイルはCBXカラーを身に纏い、ベーシックモデルにしてネオクラシックとしても通用する一台だ。

 もっとトラディショナルなスタイルが好みであれば、ホンダのGB350が今年新発売されたばかり。GB350と同様に空冷シングルエンジンを搭載するヤマハSR400の最終型には、早くも100万円以上の値がついており、GB350のお買い得感が際立っている状況だ。

 今は、中古車や絶版車を買おうと思うと高騰相場で、新車を買うにも納車待ちに年単位の時間がかかるケースもある。

 極端な例として、新車がラインナップされているZ900RSは、中古価格のほうが高いという逆転現象も実際に起きている。確実に言えるのは、待つことさえできれば、新車のほうが割安だということだ。

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