ヤマハRZV500、2輪メーカー、このクラスを発展できなかった。

ワタシはスーパーカー世代だろうか、小学校高学年で1970年代後半を味わった。V型12気筒、V型8気筒、水平対向12気筒、水平対向6気筒、プラスターボ/スーパーチャージャーやDOHCや6輪やFRやミドシップやRRなど、様々な言葉が飛び交った。

中学時代、技術家庭科の授業で、エンジンの授業があった。ソコで初めて、近い模型でレシプロ4サイクルエンジン、2サイクルエンジン、ロータリーエンジンを見た。ワタシ個人、2サイクルやロータリーエンジンに魅力を感じた。そんな時期に、池沢さとしサーキットの狼」が終わり、次回作的に「街道レーサーゴウ」を読んだ。

主人公は速水剛じゃなかったかな?オートバイはヤマハRZ350、750キラーとか、ポルシェ930ターボと互角の加速をする姿を読んで、更に興味を引かれた。

昔、小学校時代からプラモデル作ってた。最初、クルマと宇宙戦艦ヤマト。中学時代にガンプラとオートバイ。高校時代は拳銃と、またクルマかな。

オートバイのプラモデルは、CBX400FやCBR400F3やRD250やCB750ボルドールとか。

ただ、免許や実際に所有考える場合の維持費や高速道路の使い勝手だと、車検要らない2サイクル250ccだと思うようになった。当時はヤマハRZ250やNS250だった。

結局、大学生になり買ったのは、87年型NSR250。以後もずっとNSR250を買い替えた。

日本の規格では、車検もイヤだし、走りも捨てられないから、250ccしか考えられない。オートバイメーカーがココをキチンとしない限りは、昔やそれ以上に売れるハズはない。せっかく、自動車メーカーがしくじって、ロクなクルマ出さなくて売れてないのだから、オートバイにヒトを寄せるチャンスなのだが。もしくは、50ccゴーカートを多段ギヤ着けるか、250ccゴーカートを公道OKに規制緩和させるか、じゃないの?

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’80s国産名車・ヤマハRZV500R再見【2ストV4を搭載するGP500レプリカ】
10/13(水) 11:34 Yahoo!ニュース
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’80s国産名車・ヤマハRZV500R再見【2ストV4を搭載するGP500レプリカ】
今も絶大な人気を誇る’80年代の名車たち。個性の塊であるその走りを末永く楽しんでいくには何に注意し、どんな整備を行えばよいのだろうか? その1台を知り尽くす専門家から奥義を授かる本連載、今回は2ストローク車の歴史を変えたヤマハRZシリーズの最高峰・RZV500Rを紹介する。まずはこの名車の特徴と歴史について振り返ろう。

[関連写真ギャラリー×9枚]’80s国産名車・ヤマハRZV500R再見【2ストV4を搭載するGP500レプリカ】

2ストの歴史を変えたRZシリーズの最高峰
登場時に大反響を巻き起こしながらも、わずか2~3年で市場から撤退。’80年代中盤に突如として起こった2ストGP500レーサーレプリカブームは、あたかも打ち上げ花火のようだった。その是非はさておき、当時をリアルタイムで体験したライダーなら、誰もが一度は、ヤマハRZV500R/ホンダNS400R/スズキRG400/500Γのいずれかに、憧憬の眼差しを向けたことがあるに違いない。

中でも、当時のライダーがもっともインパクトを感じたのは、ブームの先陣を切る形で’84年に市販が始まったRZVだろう。”2ストのヤマハ”のフラッグシップとして開発され、あえて日本の中型免許に適合する400cc仕様を製作しなかったこのモデルは、2輪の歴史で初めて登場したGP500レーサーの公道仕様だったのだから。

──【’84 YAMAHA RZV500R(日本仕様)】■全長2085 全幅685 全高1145 軸距1375 シート高780mm 乾燥重量173kg キャスター/トレール26度/95mm ■水冷2ストV型4気筒クランクケースリード/ピストンリードバルブ 499cc 内径×行程56.4×50mm 圧縮比6.6:1 最高出力64ps/8500rpm 最大トルク5.7kg-m/7500rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量22L ■タイヤF=120/80-16 R=130/80-18〈ギャラリー写真2〉

もっとも、同時代のワークスレーサーYZR500とRZVの共通点はそれほど多くなかった。大物部品の実例を挙げるなら、’83~’84年のYZRのフレームがデルタボックス、V4エンジンのシリンダー挟み角が40度、キャブレターの設置場所がVバンク間だったのに対して、RZVはダブルクレードル/50度/シリンダー左右である。

とはいえ、ヤマハの量産車初のアルミフレーム+2ストV4エンジンに加えて、フロント16インチやベンチレーテッドディスク、リンク式モノショック、アルミ製セパハン+バックステップなど、当時の最新技術を随処に採用したRZVは、「そんなバイクで公道を走っていいの?」と感じるほど、過激にしてレーシーなモデルだったのだ。

もっともその素性が悪いほうに作用したのか、RZVは現役時代から「乗り手の技量を問う難しいバイク」と呼ばれることが多かったのだが…。しかしながら、今回の取材に協力してくれたモトプランの川原末男氏は、RZVはそこまでハードルが高い車両ではないと言う。

「もちろん、2スト特有の扱い方を理解する必要はありますが、RZVは普通にツーリングに使えますからね。逆にGP500レプリカという言葉から想像するほど、シビアでも速くもないですよ。なお耐久性に関しては、当社はこれまでに数百台のRZVの整備を手がけていますが、壊れやすいという印象を持ったことはありません」

ただし、川原さんの見立てによると、誕生から40年弱が経過した現在、素性がハッキリしないRZVを購入して即座に本来の資質が楽しめる可能性は、限りなくゼロ…に近いようだ。

──【2軸クランクはYZR500譲り】2ストV4は2軸クランクで、プライマリーシャフトはバランサーを兼務している。クランクケースリードバルブ吸気の前2気筒(図右側)はTZR250、ピストンリードバルブ吸気の後ろ2気筒はRZ-Rに準じる構成。海外で販売されたフルパワー仕様は、最高出力:88ps/9500rpm、最大トルク:6.9kg-m/8500rpm。〈ギャラリー写真3〉

──【レーサーの構成に倣って回転計を中央に設置】計器は同時代のRZ-Rとよく似ているが、マウントパネルは2層構造。水温計はボタン操作で燃料計に切り替えられる。速度計のフルスケールは、日本仕様:180km/h、輸出仕様:240km/h。〈ギャラリー写真4〉

仕向け地に応じて名称や細部を変更。アルミフレームは日本仕様のみ
生産期間は短かったものの、RZVの仕様は結構ややこしい。まずアルミフレームを採用したのは日本仕様のみで、欧州向けのRD500LCとカナダ/オセアニア地域用のRZ500はスチールフレーム。その他の日本仕様と輸出仕様の主な相違点は、吸排気系/バックミラー/前後ウインカー/メーター/フロントフォークなど。

そしてテールカウル後方に備わるグラブバーも、輸出仕様の特徴のひとつだが、RD500LCとRZ500のカタログや広報写真には、日本仕様と同様にグラブバーがなしで、シングルシートカバー(日本ではオプション扱い)を装備する仕様も存在した。

また、’85年の日本仕様は、オイルタンク/CDI/トップブリッジなどを刷新したが、輸出仕様が同様の変更を受けたかどうかは定かではない。

なお日本/欧州/オセアニア地域での販売が’84~’85年の2年間のみだったのに対して、カナダでは専用の型式を持つ’86年型が販売された。

──’84 RD500LC(欧州仕様)〈ギャラリー写真5〉

──’84 RD500LC(欧州仕様)〈ギャラリー写真6〉

──’84 RZ500(カナダ/オセアニア仕様)〈ギャラリー写真7〉

──’86 RZ500(カナダ仕様)〈ギャラリー写真8〉

’21中古車相場は150~300万円:ここ数年でライバル勢と共に急上昇
最近の中古車市場では、’80~’90年代に生まれた2ストレーサーレプリカの価格が軒並み高騰中。RZV500Rもその影響を受け、ひと昔前の倍以上のプライスタグが珍しくなくなっている。ちなみにこの傾向は、同時代のライバルだったスズキRG500Γも同様。ただしRG400ΓとホンダNS400Rは、まだ100万円前後がチラホラ見受けられる。

──【取材協力:モトプラン】’78年に創業したモトプランは、新旧ヤマハ専門店。’80年代中盤からの十数年間はYSPの看板を掲げ、以後も新車販売を行なっているが、最近は旧車がメインになっているそうだ。今回はRZVの話を聞いたものの、同店の守備範囲はエンジン形式や年式を問わずで、RZ/RZ-R/TZR/FZ/FZR/XS-1などの入庫も多い。●住所:東京都小金井市前原町5-7-30 ●電話:042-385-6511〈ギャラリー写真9〉

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●文:ヤングマシン編集部(中村友彦) ●写真:富樫秀明/YM ARCHIVES
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ヤングマシン編集部

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