中継ローテ?抑えだって一緒じゃん!

この記事書いてるヒト、何年野球を見てるヒトなの?政治記者が異動させられて、仕事だから仕方なく書かされてるのかな?ずっと、野球見て来たヒトなら、わかるコトって在るんじゃないの?

ローテと言うなら、投手12人として、先発も中継も抑えも各4人でローテ組めば良い。捨て試合作らないで、敗戦処理を設けなければ、キチンとローテで回せば良い。

今は、勝ち試合の勝利投手や、クローザーのセーブだけでなく、セットアッパーのホールドもある。

中継投手が何故過酷なのか、その要因をキチンと書いたら?

クローザーなら、昔は江夏や津田ら複数イニング当たり前だったが、特に大魔神以降今は殆ど守備最終回1イニング限定、今なら割と仕上げに時間かかる投手でも7回や8回辺りから作り始めたら良い。

中継投手は、ドコから作り始めるか、試合展開に左右され、開始と仕上げを読みにくい。打順や展開により、予告された出番が来なかったり、遅れたりする。来ないなら作り損で済むかも知れないが、遅れたりすると再度作り直したり仕上がり切らずに出番が来てしまう場合もある。このケースが、カラダに一番負担が高くなる。

また、先に投げてる投手との兼ね合いもある。左右や速球派/技巧派や投げ方やタマ筋で似通うと、後に投げる側は苦労する。特に、速球派の後に投げる投手は、それ以上の速球派じゃないとツラい。左右変わったり投げ方変わるとマシだが。

他にも、クローザーは1イニング限定でも、中継は複数イニング意外と多い。全力投球型の中継投手多いから、インターバル挟むと球威やコントロールがバラついたりする。試合の流れ上、点を取られたり、走者を出したくないと、遊びダマを使いにくい。また、新球種など、使う場面はなかなか与えられないから、球種を増やせない。だから、ストレート系とフォークやストレート系とスライダーの投手が多くなる。

フォークは、握力にも来るし、抜き方によりヒジにも来る。スライダーは手首を固くしてしまい、ストレート系にスピンを与えるリリースを損なう。

中日で言うと、浅尾はストレートとフォーク、岩瀬はストレートとスライダー、昔の郭源治はストレートとシンカー、ソン・ドンヨルはストレートとスライダー。

 

 

 

***********************************

勝つために“投げすぎた”感も…近年短命に終わった「中継ぎエース」たち〈dot.〉
11/6(土) 18:00 Yahoo!ニュース
 506

元中日の浅尾拓也 (c)朝日新聞社
 今シーズンも多くの選手が自由契約となっているプロ野球だが、その中で驚かされた選手の1人が今村猛(広島)である。2009年のドラフト1位で入団。プロ入り2年目から早くも頭角を現すと、中継ぎ陣のエース格として2016年からのリーグ3連覇にも大きく貢献している。11年という実働年数はプロ野球選手としては決して短くはないが、今年でまだ30歳という年齢を考えると、起用法によってはもっと活躍できた可能性があったと感じるファンも多いはずだ。

【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!

 

 そして今村以上に短命に終わったリリーフ投手も少なくない。過去10年を振り返ってみて最も印象に残る選手と言えばやはり浅尾拓也(中日)になるだろう。プロ入り2年目の2008年に44試合に登板して12ホールドをマークして頭角を現すと、翌年以降はセットアッパーに定着。2010年、2011年と2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。特に2011年は79試合、87回1/3を投げながらも防御率0.41という圧倒的な成績を残し、中継ぎ投手としては史上初となるシーズンMVPにも輝いている。

 ちなみに今年ルーキーながらクローザーとして防御率0.86をマークした栗林良吏(広島)の投球回が52回1/3だったことを考えると、この浅尾の数字がいかに驚異的であるかがよく分かるだろう。しかしこの2年間の登板過多が影響してか翌年以降は故障で成績が低下し、完全復活ができぬまま2018年に引退している。実働11年で歴代3位となる200ホールドをマークしているためそれほど短命とは言えないかもしれないが、その6割以上の125ホールドが2009年からの3年間に集中しており、ピークの期間が短かったことは間違いないだろう。

 浅尾の後に登場した中継ぎエースで短命に終わった選手となると佐藤達也オリックス)の名前が挙がる。プロ入り2年目の2013年に40ホールド、防御率1.73をマークすると、翌年は42ホールド、防御率1.09とさらに成績を伸ばして2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している。しかしそれ以降は度重なる故障もあって年々成績は悪化。現役最終年となった2018年は一度も一軍登板がなく、わずか7年で現役生活を終えている。現役引退後も球団に残って広報を務めているが、選手と並んでテレビ中継に映る度に現役時代の豪快なピッチングを思い出すファンも多いはずだ。

 現役生活は長かったものの、輝いた時期が短かった中継ぎ投手としては今年引退を発表した桑原謙太朗阪神)も当てはまるだろう。横浜とオリックスでの7年間では通算81試合に登板して4勝、2ホールドという成績しか残していなかったものの、トレードで阪神に移籍して3年目となる2017年にいきなり大ブレイク。67試合に登板して4勝39ホールドの成績を残してチームメイトのマテオとともに最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いたのだ。翌年も62試合に登板して5勝、32ホールドとセットアッパーとしてフル回転したが、2019年以降は低迷し、前述したように今季限りでユニフォームを脱ぐこととなった。プロ在籍は14年、実働は12年に及ぶが、通算勝利数、ホールド数の大半は2017年と2018年に集中しているのは何とも特徴的である。

 来季もプレーを続ける選手の中にもここで紹介した選手のように、短命が危ぶまれる選手は多く、加治屋蓮(阪神)、一岡竜司(広島)、岩嵜翔ソフトバンク)、甲斐野央(ソフトバンク)、黒木優太(オリックス)などがその代表例となっている。中継ぎ投手は先発、抑えと比べるとどうしても負担が大きくなりがちで、さらに査定が厳しいというケースも目立つ。1試合で投げる球数は多くはないが、緊迫した場面での登板が与える負担は決して小さいものではないはずだ。中継ぎ投手も上手くローテーションで回し、少しでも長く活躍する選手が増えるプロ野球界になっていくことを望みたい。(文・西尾典文)

●プロフィール
西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

***********************************