4輪と2輪の比較

乗り物のアクションはABC、A=アクセル・トップスピードへの加速、B=ブレーキ・制動、C=コーナーリング・曲がる、になる。

他には、居住性や扱いやすさ、ヒトを含む積載性やトラブル生存性や路面外乱対応などであろう。

単にABC比較なら、Aは2輪、B&Cは4輪の結果だし、最高速度も実は2輪の方が出せるのでは?危ないけど。(苦笑)

個人的には、カタログ45馬力の2サイクル250ccで220キロ、2リッター直4の3HBで210キロまでは出したコトがある。単に高速道路でも、路面のバンピーさやうねりや継目度合いでも、安全/危険度合いが違う。2輪でも4輪でも、手や腰に伝わって来る。

4輪では、大抵のトラブルだと火を噴かない限りクルマが止まるだけだ。ハンドルやブレーキが抜けない限り、何とか生きていられる。

2輪では、エンジントラブルはコトにより恐怖だ。即停止に繋がるトラブルだと、素早くクラッチ切らないと前に投げ出される。

路面外乱の対応は、4輪では最低地上高を超せばムリだし、タイヤ的にムリだったりする。2輪だと、トレールやトライアルバイクだとかなり走破性高いが。

東北や九州の地震では、4輪トラックでは行けない場所も2輪トレール系バイクで物資配送したのではなかった?

どちらも、速さに限らずなくなって欲しくない乗り物だ。

乗用ドローンとかデキたら、どうなるかな?

********************************

永遠の論争に決着! 4輪と2輪はドッチがどのぐらい速いのか?
2021/11/30 11:05 WEB CARTOP1

1/6
Next
 すべてみる
全6枚
 この記事をまとめると

■四輪と二輪、それぞれをシチュエーション別にどちらが速いかを検証

トヨタ2000GTやレクサスLFAも! 巨人トヨタがクルマの心臓「エンジン」をヤマハに開発させるワケ

■総合力ではタイヤの数と空力に勝る四輪が圧勝

■パワーウェイトレシオに優れる二輪は加速とコストパッフォーマンスに優れる

 あらゆるパフォーマンスが問われるサーキットでは四輪が圧勝

 四輪と二輪どっちがどれだけ速いのか。

 クルマやバイクに興味がある人なら、気になる話題かもしれないが、加速、減速、コーナリング、最高速のすべてが問われるサーキットでの比較になると、これはもう四輪の圧勝。

 ブレーキメーカー、ブレンボのHPにわかりやすいデータがあり、F1とMotoGPの両方が開催されているサーキット=開催されるサーキット、アメリオースチンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」データを比べると、ベストタイムはF1が1分40秒666、MotoGPが2分04秒251(いずれも2015年)。ただし、最高速度は、F1が332.3km/hで、MotoGPが344.2km/hと二輪のほうが上まわっている。

 また、加速力は市販車でもレース車両でも、パワーウエイトレシオに勝る二輪に軍配が上がる。

 コストパフォーマンスでは二輪に軍配が上がる

 そうした中、四輪が有利なのはなんといっても減速力とコーナリング。前記のF1とMotoGPの比較でみると、「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」でのブレーキ動作の割合は、F1が18%でMotoGPは23%。平均減速GはF1が4GでMotoGPは0.8Gしかない。最大減速GもF1は5.7Gまで達するのに、MotoGPは1.8G。 コーナリングGもF1は5G前後だが、二輪では2Gでも難しい。

 なぜなら四輪と二輪ではタイヤの数が違う。幅も違うし、空力=ダウンフォースにも大差があるので、ブレーキとコーナリングはどうやっても四輪には勝てない。

 オースチンのターン19の進入速度の比較では、F1は169km/h、MotoGPは115km/hになっている……。

 F1とMotoGPでは極端すぎるので、国内のレースでみてみると、四輪のスーパーGT鈴鹿サーキットコースレコードは、ホンダNSX-GTの1分44秒319。二輪の全日本JSB1000では、2分03秒592(ホンダCBR1000RR SP2)。

 ただ速い=最高速とシンプルに考えると、四輪の国産市販車で300km/hに届くのは日産GT-R(R35)とホンダNSXぐらい。二輪では、スズキのハヤブサを筆頭に、カワサキの「ZZ-R1100」、ホンダの「CBR1100XXスーパーブラックバード」など、「メガスポーツバイク」がいくつかある。しかも価格は、三代目スズキ・ハヤブサで215万6000円~。

 300km/h級の市販車がこの値段なので、最高速/コストパフォーマンスでは、二輪がぶっちぎりに優秀だ。

********************************