選手時代の栄光は、誰もが知るところだ。
ジーコはトヨタカップに、フラメンゴのエースとして来日し活躍してMVPになり、イタリアに移籍した。マラドーナはワールドユースでアルゼンチンのエースとして来日し、代表チームで常に活躍し、イタリアに移籍した。
ジーコは、W杯では故障の影響やあのPK失敗など、勝ち運に恵まれず、引退するコトになった。マラドーナは初出場では執拗なマークに苦しみ、DFを蹴り上げ退場で終わったが、次回では神の手ゴールや6人抜きなど力を発揮し制覇した。その次回でも決勝に進出して活躍したが、退場者を出し準優勝に終わった。以後も、マラドーナはW杯に出場したが、薬物陽性による出場停止など、物議を醸して選手生活を閉じた。
ジーコは、稼ぎを母国ブラジルでのスタジアムとサッカースクール設営に充て、日本の住友金属にも協力を取り付け、そのために2部の住友金属⇒鹿島アントラーズで現役復帰、1部に引き上げJリーグプロモーションに尽力した。サッカースクールも開校しつつ、日本W杯代表監督も務めた。マラドーナは、アルゼンチン監督も務めたが、不摂生が祟り倒れた。
神様ジーコは、兄エドゥーと共に"サッカーへの恩返し"と、母国ブラジルでのサッカースクールと日本でのサッカー人気高揚に大きく貢献した。マラドーナは、ひたすら自己の活動に終始し、悪習慣が祟り寿命を縮めた。
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マラドーナ氏の所有品が競売に、高級車や邸宅まで
12/19(日) 13:46 Yahoo!ニュース
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オークションに出品されたディエゴ・マラドーナ氏の両親の邸宅(2021年12月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】昨年亡くなったサッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が所有していた約90の物品が、19日にオークションにかけられることとなった。両親の邸宅をはじめネクタイ、高級車BMW、そしてキューバ産葉巻とラインアップは多岐にわたる。
【写真3枚】出品されたマラドーナ氏の両親の邸宅
オークションを主催するアドリアン・メルカード(Adrian Mercado)社は、「現時点で登録されている1120人がオークションで入札する立場にある」と話した。
同社によると、最低落札価格は50ドル(約5700円)から90万ドル(約1億200万円)の87品が出品されるという。競売は1986年のW杯(World Cup)王者であるマラドーナ氏の相続人との合意の下、アルゼンチン当局が命じた。
同社は「お子さん方が素晴らしい選択をなさった」とし、「最も感情が詰まった最高の思い出、情熱を宿すアイテムは、家族によって保管されることになる」と続けた。
オークションに出品されたブエノスアイレスのビジャデボート(Villa Devoto)にある邸宅は、マラドーナ氏がボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)時代に両親にプレゼントしたもの。オークションのウェブサイトにある紹介文には、「クラブ、物語、W杯からは何年もたってしまったが、カンティロ(Cantilo)通りに面した家は常にマラドーナの居場所だった」と書かれている。
1960年に生まれたマラドーナ氏が過ごした、貧困地域のつつましい家とはかけ離れている邸宅は、マラドーナ氏が亡くなった2020年11月25日まで両親が暮らした。豪華とはいえないまでも快適で、プールも完備されており、最低落札価格は90万ドルに設定されている。
車は2017年と2016年のモデルのBMWが出品されており、それぞれ22万5000ドル(約2560万円)、16万5000ドル(約1875万円)からの入札となる。
その他、キューバの指導者フィデル・カストロ(Fidel Castro)氏とマラドーナ氏が一緒に写った写真が400ドル(約4万5500円)、保存箱に入った葉巻が300ドル(約3万4000円)で出品されている。
収益は債務や経費の支払いにあてられるが、マラドーナ氏の相続人には渡らないという。売却されなかった物品の処分については裁判所が判断する。【翻訳編集】 AFPBB News
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