CSなくして、どうする?興味を繋げられるか?

CSなくしていいのか?巨人ファン、今年みたく3位のシーズン、興味を繋げたか?3位でもCSあったから、戦い方次第で下剋上による勝ち上がりの可能性を残したんじゃないの?

リーグ優勝の意味ない?メジャーやNBAのプレーオフ、こんなに上位チーム側に全試合ホーム開催や1勝アドバンテージなど有利なモノはない。

原監督第2期以降、リーグ優勝しても菅野の終盤離脱などでCSを落とすコトも増えた。イヤ、リーグ優勝すらオールスター時には見込なかったりしてる。そうなったら、モチュベーション維持する上で、3位以内、2位を狙うコトは有効な制度じゃないの?

もし、そういうのイヤなら、前後期制で前期優勝と後期優勝のプレーオフでホームとアウェーやる?それか、シーズンをクオーター制で1Q優勝対4Q優勝、2Q優勝対4Q優勝やって、ファイナルやる?

CS勝ち上がりも、ホーム&アウェー1戦ずつにして、得失点差やアウェー得点加重する?

 

 

 

 

 

 

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クライマックスシリーズは必要?不要? プロ野球ファンの意識調査結果を発表!
12/20(月) 12:00
 
 スポーツナビでは2021年12月7日から12日にかけて、プロ野球ファンの間でも賛否が分かれる4つのテーマ「クライマックスシリーズ(以下、CS)不要論」「セ・リーグDH制」「16球団構想」「ワンポイントリリーフ禁止」について、ユーザーアンケートを実施した。約17,000もの票が集まった。今回は「CS不要論」の調査結果を、ユーザーの声とともに紹介していこう。皆さんはCS続行派? それとも廃止派?

CSに関する調査結果を発表
 
「CS不要論について」全体の調査結果【スリーライト】
 CSがセ・パ両リーグで実施されるようになったのは07年。パ・リーグが04年、ひと足先に「プレーオフ」の名称で、レギュラーシーズン上位3チームによるポストシーズンゲームを始め、成功したことからセ・リーグも採用した格好だ。

 CS実施により、たとえレギュラーシーズンの優勝チームが早々に決まってしまっても、2位、3位争いへの興味・関心が維持され、いわゆる“消化試合”が激減した。チケット、グッズ等の売り上げにもつながり、興行的にも上々のコンテンツとなったわけだ。

 10年、千葉ロッテがCSを勝ち上がり、日本シリーズで中日を破って日本一に輝いたときは「史上最大の下剋上」と呼ばれ、大いに沸いた。リーグ3位のチームが日本シリーズを制したのは、このときのロッテが初めてだった。

 一方で、シーズン143試合の長丁場を制したチームが必ずしも日本シリーズに出場できないことに、当初から疑問を呈する声もあった。その声がひときわ高まったのは、17年。首位・広島に14.5ゲーム差をつけられての3位だった横浜DeNAが、日本シリーズに進出したためだ。今季もセの3位・巨人が勝率5割を切る成績でCSに進んだことから、再び「CS不要論」が沸き起こった。

 さて、ここからはスポーツナビが21年12月7日から12日にかけてユーザーに行った「CS不要論」についての調査結果を発表しよう。「CS不要論に賛成=CS廃止派」が22.2%、「CS不要論に反対=CS続行派」が35.7%という結果になった。「賛成」「どちらかといえば賛成」を合わせると33.1%、「反対」「どちらかといえば反対」を合わせると50.2%。半数近くのファンはCSを継続してほしいと考えていることがわかった。

 
10代〜30代の調査結果【スリーライト】
 年代別の調査結果を見ていこう。興味深いのは、年齢が若いほど「CS不要論に反対(=CS続行派)」するファンが多いということだ。この傾向はとりわけ10代、20代で顕著で、「反対」「どちらかといえば反対」に投じた10代のファンは65.6%、20代は59.9%となった。

 
40代以上の調査結果【スリーライト】
 続いて、40代以上の調査結果を見ていこう。年齢が高くなるほど「CS不要論」への賛成派(CS廃止派)が増えていく傾向にある。特に60代以上のファンの48.7%は、「賛成」「どちらかといえば賛成」に票を投じている。酸いも甘いも知った世代は、143試合の重みをより強く感じているのだろうか。

CS続行派のファンの声を紹介
 
10年、パ・リーグ3位の千葉ロッテはCSを勝ち上がり、中日との日本シリーズを制して日本一に。7試合中3試合が延長にもつれる熱戦だった【写真は共同】
 ここからは、ファンの意見を紹介しよう。まずは「CS不要論」反対派(=CS続行派)から。

「シーズン終盤まで野球が盛り上がるから!」

 筆者は日本シリーズ当日、パ・リーグの数チームがまだ消化試合を淡々と戦っていた時代を知っている。昔はドーム球場がなかったため、雨天中止試合の数が多かったのだ。スタンドではファンが日本シリーズのラジオ中継を聴いていた。そのスタンドは当然のように閑古鳥が鳴いていて、実にむなしい光景だった。

下剋上があるのが面白いからあっていいと思う」

「ロッテファンなので、CSはあったほうがいい(笑)。でも、リーグ優勝の意味が薄れやすいのも気になる」

 これはロッテファンの切実な思いだろう。逆に18年、19年と2年連続でリーグ優勝を果たしながら日本シリーズ進出を福岡ソフトバンクに阻まれた埼玉西武ファンも、

「西武ファンとしては2年連続優勝ながら日本シリーズに出られない悔しさを味わったが、単純なプロ野球としての面白さを高めるにはCSは必要だと思います」

と、悔し涙を拭いながら反対票を入れてくれた。

「CSは短期決戦の面白さがある」

「興行面、ファンから見ても消化試合を少なくするため必要。ただし上位チームのアドバンテージはもっと多くすべき」

 球界全体にメリットがあり、ファンもリーグ戦とは違った野球を楽しむことができる。これはCSの存在意義として、非常に大きなウエイトを占める部分だ。

「長いリーグ戦を戦い抜く力と短期決戦を勝ち抜く力を兼ね備えたチームが称賛されるべき。消化試合が減る」

 7年の在任中CSを5回制し、すべて日本一に輝いたソフトバンク工藤公康前監督は、シーズン終盤からすでにCS以降の短期決戦を想定した起用、準備をしていたという。“短期決戦に強い”とひと言では言えない監督の力量が、結果につながったわけだ。

CS廃止派のファンの声を紹介
 
高津臣吾監督の「絶対大丈夫」を合言葉に、セ・リーグ優勝、CS通過を果たし、日本一になった東京ヤクルトオリックスとの日本シリーズは見応えのある試合の連続だった【写真は共同】
 続いて、「CS不要論」賛成派(=CS廃止派)のファンの意見を紹介しよう。

「12球団しかないのに、シーズンで優勝したチームがシリーズに出れないってモヤモヤする」

「CS不要論」に賛成したファンの意見に散見された言葉が、“モヤモヤ”だ。このモヤモヤの正体は、つまるところこういうことなのだろう。

「1年の苦労が無駄です」

「シーズンの価値を下げる」

 確かに、レギュラーシーズン143試合、山あり谷ありの結果が、CSの数試合でひっくり返ってしまっては、ファンだけでなく選手たちもたまらないと感じているかもしれない。

「今年の日本シリーズ、盛り上がったよね。それが全てじゃない? やっぱりリーグを代表して戦うのは1年間戦って1番強かったチームが出るべき。他ファンでもリーグ代表のチームは素直に応援できる」

 直球ど真ん中のご意見だ。今季は両リーグとも前年最下位のチームがリーグ優勝を果たし、CSを勝ち抜いて日本シリーズで戦った。昔だったら「地味なチーム同士の日本シリーズ」とも揶揄(やゆ)されかねないが、東京ヤクルトオリックス、拮抗(きっこう)したチーム同士の試合は緊張感に満ちていて、野球のおもしろさを改めて知らしめてくれたシーズンだった。

「たかが6チームしかないのにする必要なし」

「今のチーム数だと、上位3チームは多いと思います。2チームでやるなら賛成。16球団にするなら、3チームでやるべき」

「3位までが日本一になれる可能性があるのは、納得がいかない。CSをやるなら3地区に分けて各地区の優勝プラス2位の勝率の高いチームの4チームで日本一を争う形にしてほしい」

 こうした改革案付きのコメントはCS廃止派、続行派問わず多かった。改革を求めるポイントとしては、「1位と10ゲーム差以上離れたチーム」や「勝率5割を切ったチーム」にそのままCSへの参加資格を与えていいのか、というモヤモヤの解消にある。必ず上位3チームにCSへの出場権を与えるのでなく、一定の成績以下は足切り、もしくはレギュラーシーズンでの成績により、上位チームにさらなるアドバンテージを与えた方がいいのではないかというファンの声は多数挙がっている。

 一方、NPBに先駆けポストシーズンゲームを採用しているMLBでは、プレーオフに進むチームが全30球団中の10球団であることに対し、日本は12球団中の6球団。

「今のチーム数だと上位3チームは多い」

との意見も相次いだ。球団数絡みの改革案は、12月27日に公開予定のテーマ「16球団構想」につながるので、ぜひそちらもご覧いただきたい。

 最後にCS続行派、廃止派問わず、全てのプロ野球ファンの本音を代弁したファンの声を紹介して、本稿の結びとしたい。

「応援している球団の試合は、1試合でも多く観たい」

(構成:スリーライト)
前田恵

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