原にわからなくても、和田にはわかるハズ。

江川卓のピッチングフォーム、あだち充が「タッチ」の上杉達也でなぞっていたが、左足をステップした状態の下半身に対し、上半身はテークバックがボトム付近で保ち、左肩は入った状態で引き絞られていた。その位置からの右半身の返しの早さが、ボールを切るリリース、ボールリリースでの強いスピンを生む。あのトム・シーバーのライザーボールほどではなくても、ホップするストレートになる。

今の山本由や奥川などを見ても、左足のステップを追うようにリリースされる。早く前にステップして、強く投げ下ろす方にウエイトがかかっているのだから。そちらの方が、ボールに強く体重をかけるコトができ、スピードガン表示にも高く反映する。

 

 

 

 

 

 

 

 

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巨人・原監督&ソフトバンク和田が絶賛 江川卓のオールスターでの“伝説の一球”
12/26(日) 16:17 Yahoo!ニュース
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巨人・原監督&ソフトバンク和田が絶賛 江川卓のオールスターでの“伝説の一球”
野球解説者・江川卓さんの“球史に残る試合”と語り継がれるのが、1984年のオールスターゲーム第3戦。

江川さんはこの試合で、なんと8者連続三振を奪いました。中でも“伝説の一球”とも呼ばれるのが、当時3年連続首位打者だった落合博満さん(ロッテ)へのボール。

落合博満さんのインサイドに真っすぐ放ったボールとは、そうそうあるボールではないです」と、話したのは、この年ともにオールスターに出場した巨人・原監督。

インコース高めのストレート。空振り三振に倒れた落合さんは、首をかしげながらベンチに戻りました。

この一球のスゴさについて、解説してくれたのがソフトバンク和田毅投手。「江川さんは左足がついてから投げるまでが、僕にはすごく長く感じる」と、リリース時の左足に注目しました。

「バッターからするとタイミングがとれないし、『どうやって打つんだろう』というのが落合さんが首をかしげているところに集約されている。なかなかマネできない。すごいなと思いながら見ていました」と絶賛しました。

投げる直前の左足に体重をより長くのせることで、メリットが2つ生まれるという和田投手。1つは球威が増すボールになること、さらに打者のタイミングが取りづらくなると解説してくれました。
最終更新:12/26(日) 16:17日本テレビ系(NNN)(c) Nippon News Network(NNN

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