ヨイショ記事、ホントにわかって書いてるの?

カネ持ってるから、いいクルマ取っ替え引っ替え乗り換えられて、モータージャーナリストにはなれるのかも知れないが、ちゃんと考えられないの?50台はポイントだが、稀少価値だから価値があるって、競売落札で新車価格を語ってどうするの?

このレベルのクルマ、個別の材料費など、然程変わりはない。しかし、この間抜けなデザインを型作る部分について、分母台数が違うのだ。F1などの、実質ワンオフに近いクルマと同じ計算になる。

50台が500台になれば、発注数量が1/10になる。単純割算でGT-R程度だ。その程度のクルマでしかないと、すぐわかる。

ヨイショで書くなら勝手だが、いやしくもマスコミを名乗るヒトではダメじゃないの?乗せられてダマされるヒトもいるのだから。まあ、この値段だと、ZOZO前澤くらいしかカネ出せないから、日本人にはそうそういないと思うが。

スペックやフィーリングはGT-Rをイジった程度、つまりGT-Rちょい増し程度の価値しかない。通常GT-Rにイタルデザインの諸経費プラスちょっと変わったパーツ代が乗っかっただけのクルマでしかないのだ。

70年代~80年代でも、2リッター直4ターボで600馬力、3リッター直6ターボで700馬力超出せていた。90年代のR32GT-Rでも、1,000馬力にすら対応するクルマだった。

元々、GT-R自体、4リッター近い排気量にターボ過給なら800馬力でも驚くスペックではない。大馬力でも、4WDなら誰でも安全に動かせる。韓国ヒューンダイでも作れるレベルのクルマでしかないのだ。

サラサラ、スーパーなクルマではない。

 

 

 

 

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なんと1億5000万円のGT-Rイタルデザイン、なんでこんな値段になったの!?
1/8(土) 20:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 イタルデザインは昨年11月2日、GT-R 50 by Italdesignの出荷を開始した。世界限定50台が順次納車される予定で、日産GT-R50 by ItaldesignはGT-Rとイタルデザインが各々2019年と2018年に迎えた50周年を記念して共同開発したモデルで、50台が限定生産される。

【画像ギャラリー】ついに納車開始!!GT-R50 by イタルデザインの市販モデルからプロトタイプまで全部見せます!!(24枚)

 GT-R NISMOをベースとし、ニスモで組み立てられた専用エンジンの3.8LV6ガソリンツインターボ「VR38DETT」エンジンは、ニスモがGT3で得たノウハウを生かして、手作業で組み立てられ、最大出力は720ps、最大トルクは79.5kgmに引き上げられている。この消費税込みの車両価格は、1億4530万5600円。しかし、実際にこの価格に見合ったパフォーマンスなのかどうか、なぜこんな値段になったのかを西川淳氏が分析する。

文/西川淳、写真/NISSAN

ラグナセカでGT-R50イタルに乗れた!!
 
[関連写真]
サーキットを疾走するGT-R50イタルデザインのテストカー。このクルマは、主にボディやリアウィング、カーボンパーツなどエクステリア各所の剛性・耐久テストのために、サーキット走行で使用した車両
 GT-R50 by Italdesign(以下、50イタル)の顧客への納車がついに始まったらしい。限定50台のうち2割=10台前後は日本にやってくる予定らしく、街で見かけることは難しいかもしれないけれど、イベントなどに現れてくれることを楽しみに待ちたいと思う。

 もっとも東京都心では世界限定19台、日本わずか2台のランボルギーニシアンロードスターだって走っている。「輸入車」とはいえ、日本の名車がルーツだ。案外、東京あたりではすぐに目撃できるかもしれない。

 それはさておき、筆者はこの貴重なモデルのプロトタイプにかつて試乗したことがある。2018年の夏、モンタレーカーウィークに訪れた際、幸運が舞いこんだ。発表されたばかりの50イタルを物欲しげに眺めていると、旧知のデザイナーでイタルデザインのヘッドに就任していたフィリッポ・ペリーニに再会し、そこでなんと試乗の空きスロットがあるから乗ってみないか、と誘われたのだった。

 チャンスはコークスクリューで有名なラグナセカを先導車両付きでわずか数周のことだったが、大舞台での試乗に心は大いに躍った。もっとも、先行するGT-Rニスモとの差がなかなか縮まらないと思っていたら、この時点で中身はニスモと同じで、720psではなかったらしい。それでもこの「カタチ」に乗れただけでクルマ好きとしては大満足だったし、誇らしい気分になれた。

■全世界限定50台の希少価値はおいくら?
 
日産GT-Rニスモ スペシャルエディション2022年モデル、価格は2464万円。本モデルはすでにオーダーが予定していた販売数を超えたため注文受付を終了している。東京オートサロン2022に出展予定
 結局のところ、そういうことなのだ。どれだけこのカタチに特別な思いを抱くことができて、それが世界で50人に限定されているという事実にいかなる価値を個人的に見出すことができるか。それによっておよそ1億5000万円という値段に対する妥当性がまずは生まれるのだと思う。そのうえで冷静に考えてみて、この価格が高いか安いかを論じてみたいと思う。

 まず、ベース車両のGT-Rニスモの価格は約2500万円であることを思い出してほしい。50イタル用のエンジンはパワーアップされており、ワークスチューンであることを考慮すれば3000万円程度の価値はまずあると踏んでいい。

 そのうえ、現時点ではもう新車をオーダーすることができず、今後はプレミア価格になっていくからベースモデルの価値はさらに上がっていくが、話がややこしくなるので今回そこは考慮しないことにしよう(将来性については最後にもう一度述べたい)。

 中身(ベースモデル)の価値が3000万円だとして、50台限定の50イタルの価格はその約5倍だ。これは果たして高いのか、安いのか。

■GT-R50イタルデザインはハイパーカーにふさわしいのか
 
GT-R50イタルデザインの市販車モデル。外装色は購入者の好みに応じてどんなカラーリングでも可能、さまざまなオプションが用意されている。当初、2020年後半より納車が開始されるとアナウンスされたが実際は2021年の後半にズレこんでいる
 結論からいうと、妥当だ。世界のハイエンド高性能車ブランドにおける限定車ビジネスを見るかぎり、安くはないが、高くもない。ランボもフェラーリも大体、ベース車の5~6倍だ。そもそもGT-Rのコストパフォーマンスは高いので、たとえ5倍にしてみたところで、この性能の50台限定車として考えた場合、絶対額という意味では1億5000万円でも安い部類に入ってくる。

 そのあたり、500万円前後の各オプションを購入者全員がほぼフルチョイスしていることからもわかるだろう。もっとも1億円以上のクルマを購入できる人にとって、数千万円くらい余計にかかったとしても意に介さないはず。それよりも「付いてないこと」による価値の相対的な低下の方を気にするはずだ。

 1億5000万円というプライスタッグを妥当であるとする根拠は、50台限定であることに尽きる。まずは、その希少性だ。ベースのニスモは2020年から22年までにおよそ300台を生産する。つまり、希少性だけで考えても6倍の価値がある。

 たった50台だけのためにボディカウルを一新し、カーボンファイバーで作った。インテリアの変更はプロトタイプほど派手ではないのでいったん、考慮から外そう。それでもウィンドウ周りを除いてエクステリアすべてをリデザインしている。

 ショーカーではない。登録できる生産車用の外装パーツを少量生産するためにはコストがかかる(だから逆にいうと少量生産向きのCFRPでしか作れない)。生産のコスト的に考えても、5~6倍になって当然だろう。

■億超えハイパーカーを買う人の論理
 買う側の立場に立っても妥当な金額である。この手の限定車を買う人は、もちろんGT-Rが好きな大金持ちということになるのだが、ブガッティやパガーニ、ケーニグセグといった3億円超のハイパーカーを買う人と大抵かぶっている。そんなウルトラリッチにとって1億5000万円~は安いと感じられたに違いない。

 また、フェラーリランボルギーニアストンマーティンなどの限定車を買う層とも被っているが、彼らには限定車の相場感というものがすでにあって、それが前述したようにだいたいベースモデルの5~6倍といったところなのだ。50イタルのそれと合致している。

■1億5000万円でも安いと感じるパフォーマンスとブランド
 
『GT-R50 by イタルデザイン』はGT-R誕生50周年とイタリアのデザイン会社イタルデザインが50周年を迎えた記念に共同開発された。イタルデザインが手掛けた日本車には、初代いすゞピアッツァ、2代目いすゞジェミニ、スバルアルシオーネSVX、2代目ダイハツムーヴなどがある
 パフォーマンス的にはどうだろうか。前述したがGT-Rのコストパフォーマンスは今なお高い。デビュー時に比べて値段は高くなったが、それでも今なお世界一級のパフォーマンスを維持している。

 デビューから14年経って、さすがに古臭さを隠しきれなくはなっているが、それでもなおこのパッケージが生み出す性能は世界トップレベル。0-100km/h加速3秒切り。この数値だけをとっても世界のハイパーカーと互角に戦える。それを知っている人たちの鑑識眼には、欧州ブランドのハイパーカーの半額というべき1億5000万円がかえって安いものと映っているに違いない。

 最後にイタルデザインという世界的に有名なカロッツェリアブランドと、日産GT-Rというカルト人気を誇るブランドとのWネームであることも価値がある。価値を認める人がヨーロッパを初めとして世界中に広がる可能性がある。これは将来的にみてもそうだ。この価値は現時点では価格に換算できないが、そこに可能性を感じた購入者も多かったことだろう。

 将来性という言葉には夢がある。筆者を含め読者のいったいどれだけが、BNR34ニュルの、ここまでの高騰(新車時600万円が今では最低3000万円で5倍以上)を予想しただろう。

 すでにR35最終モデルというべきTスペックの海外における二次流通相場は5000万円を超えるケースも出てきている。世界限定50台という超希少なR35に、最初から5倍の値付けをしたところで、多くのハイパーカーコレクターにとってはやっぱり妥当であったに違いない。

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