青森山田4-0大津、仕方なかった?

Jリーグも長くなり、展開する試合も似通って来た。ソコで、ゴール前を固める相手に苦しむパターンは増えた。ソレを見習ってか、猿真似のようなサッカーが増えた。中盤パス回し大会みたいなチームばかり。ゴールに向けてボールを蹴らない。そういうチーム同士だと、浅いラインを敷くと、中盤が狭くなるから、選手同士の距離感が近くなり、チームパス回しの上手さの差が出やすくなる。

対策するなら、最終ラインの背後にパスを出し、飛び出すようにすれば良いのだが、近年のサッカーでは、ソコでボールを受けて長くドリブルしたり、長いシュートを打てる選手もいなかったのだろう。

昔の、小倉の四日市と松波の帝京みたいな試合も見られなくなった。

 

 

 

 

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高校選手権、青森山田が3大会ぶり3度目の全国制覇! 大津にシュート許さず圧巻の4発快勝
1/10(月) 15:59 Yahoo!ニュース
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前半で2ゴールをゲット。後半序盤に反撃許すもエースが一撃!
 
青森山田が名須川(中央)、松木(右)らの得点で3度目の優勝を飾った。写真:徳原隆元
 第100回全国高校サッカー選手権大会は1月10日、東京・国立競技場で決勝の大津(熊本)対青森山田(青森)が行なわれた。青森山田が4-0で勝利を収め、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。

 試合は立ち上がりから青森山田が圧巻のハイプレスで大津を自陣に押し込み、主導権を握る。セットプレーから多くのチャンスを得た青森山田は、9本目となったCKが実を結ぶ。前半37分、MF藤森颯太(3年)からのクロスをDF丸山大和(3年)が頭で押し込み、ネットを揺らした。青森山田が先制する。

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 リードした青森山田は前半終了間際に大津を突き放す。左サイドからMF田澤夢積(3年)が切り込むと、そのクロスを走り込んだFW名須川真光(3年)が右足で合わせ、これがGKの股間を抜きゴールに吸い込まれた。青森山田が2点をリードして前半を終了した。

 迎えた後半は、立ち上がりから大津が積極的な姿勢を見せる。テンポのいいパスワークから両サイドの田原瑠衣(2年)、川口敦史(3年)が果敢なドリブル突破で仕掛けていく。セットプレーでは191センチのFW小林俊瑛(2年)が存在感を見せ脅威となったが、青森山田も最終ラインを中心に粘り強い守備で得点を許さない。

 すると後半10分、青森山田はセットプレーのチャンスから最後はキャプテンの松木玖生(3年)が頭で押し込み、ネットを揺らす。10番を背負うエースが、再びチームに流れを引き寄せる3点目をゲットした。

 息を吹き返した青森山田は再び大津を押し込み始め、後半33分には渡邊星来(3年)が4点目を奪う。青森山田はその後も攻守に隙の無い戦いを見せる。

 結局、試合は4-0でタイムアップ。ここ2年連続準優勝に終わった青森山田が、大津をシュート0本に封じて、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。青森山田はインターハイプレミアリーグEASTに続く高校年代タイトル三冠を達成。今大会では5試合で通算21得点・2失点という圧巻の強さで全国制覇を達成している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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