遅きに失した、今更、HRC2&4統合

HRC、ホンダ・レーシング・コーポレーション、2輪ファンなら誰でも知ってる、ホンダワークスだ。80年代後半に、NSR250Rの市販に於いてイニシアチブを握った。以降、レーサーレプリカという呼称がパブリックになった。以後、NSR250のSPやRC30やRC45やSP1やSP2なども出た。

レースは走る実験室だの、レースはホンダのDNAだのと言う割に、ホンダの4輪市販車は全くレースイメージのないクルマばかり。車高は低くワイドというだけのFF車ばかりだった。NSX-Ⅰやビートになって、漸く横置ミドシップが出たくらい。S2000やNSX-ⅡやS660なども、ピント外れなクルマだった。

オートバイ世界GPは活動継続するが、F1は撤退する。国内スーパーGTらは活動継続するにしても、4輪でどれくらい活動するかな?結構萎むんじゃないの?

逆に、HRC主導で2輪も4輪も売り出したら?受注したら、生産をホンダ工場を選択して発注する方式にして。

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ホンダの二輪と四輪のモータースポーツ活動統合。HRC新ロゴが発表。三部社長「より強いレースブランドを目指す」
1/14(金) 18:41 Yahoo!ニュース
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発表されたHRCの新ロゴ
 ホンダの2022年モータースポーツ参戦体制発表会が、東京・青山のホンダウエルカムプラザで行なわれ、本田技研工業の三部敏宏社長が、今年から二輪と四輪双方のモータースポーツ活動を担うHRCホンダ・レーシング)について言及した。

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 これまでは、MotoGPをはじめとしてホンダの二輪レース活動を担ってきたHRC。しかし昨年10月、ホンダはHRCに四輪レース活動の機能を追加し、ホンダのモータースポーツ活動全般を担当するようになることが発表された。これには、今年からレッドブル・パワートレインズをサポートする形となるF1、そしてスーパーGTやスーパーフォーミュラといった国内レースも含まれる。

 この新生HRCについて、ホンダの三部社長が初めて公の場で発言した。

「ホンダは創業期からレースとともに育ち、レースを通じて人と技術を磨いてきた会社です。そして、夢を描き、勝利にこだわるというレーシングスピリットは、創業者に始まり、多くの先人達のさまざまな困難への挑戦を経て、現代に生きる私たちへも変わらず伝承されています」

モータースポーツは『Hondaカルチャー』の大きな結晶のひとつであり、それを忘れることなく、今シーズンも多様なカテゴリーのレースにチャレンジしていきます」

 三部社長はそう語った。

モータースポーツサステナブルでより魅力的な存在にすることを目指して、電動化に加えてカーボンニュートラル燃料や燃焼技術の領域にもチャレンジしていきます。その過程で磨かれる技術は、モータースポーツの領域だけではなく様々な製品に反映され、将来のホンダを支えていく事になります」

「今シーズンからは、これまで二輪レース活動を運営してきた株式会社ホンダ・レーシングHRC)に四輪レース活動機能を追加し、ホンダのモータースポーツ体制を強化してまいります。二輪・四輪の分野でそれぞれが持っている技術・ノウハウの相互連携と運営の効率化を図ることで、より強いレースブランドを目指してモータースポーツ活動に取り組み、HondaのDNAであるモータースポーツを将来に向けて確実に継承していけるような強い基盤を築いてまいります」

 なおこの発表会では、HRCの新ロゴが公開された。三部社長は次のように締めくくり、さらなるチャレンジを続けていくと誓った。

「2022年も世界中のモータースポーツファンの皆様やHondaファンの皆様、そしてお客様のご期待に応えられるよう、二輪・四輪を合わせた新しいHRCのもと、Hondaは引き続きモータースポーツ活動に力を注ぎ、これからもチャレンジを続けてまいります」

 なお新生HRCは、レッドブルとアルファタウリのパートナーとしてサポート。両チームにパワーユニットを供給するレッドブル・パワートレインズを支援することになる。

 また昨年限りでF1活動を終了したホンダだが、ドライバー育成に関してはレッドブルとの関係が継続・強化されるという。またその育成の第一歩目を担ってきた鈴鹿サーキット・レーシング・スクールは、ホンダ・レーシングスクールと名称変更され、レッドブルのドライバーがアンバサダーを務めることになる。

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