御長寿?名前だけのクルマじゃん!

ニッサンスカイラインフェアレディーZ、名前だけは50年続いていても、全く別なモノになっている。スカイラインはR30からR34まで続いたトコから型式を変えて、V35からV37まで続いている。確かに、スカイラインとして4ドアセダンも2ドアクーペもあるが、R30~R34の類似とは違い、サラサラ違うクルマだ。また、R35はスカイラインではなく、ただのGT-Rに引き継がれた。フェアレディーZはZ31からZ34まで型式だけ引き継がれているが、FRの2ドアクーペというだけだ。

形だけ引き継いでも、実態は全く引き継がれていないし、ファンも離れた。それは、顧客層のクルマ離れなどというコトではなく、単に、自動車メーカー側が市場に添わないデカく重く値段高いクルマを出して、ハズれただけだ。

 

 

 

 

 

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50年以上は当たり前! 時代の波を乗り越えてきた「ご長寿車名」3選 今なお人気で納期2年以上も!
1/9(日) 11:50 Yahoo!ニュース
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半世紀以上にわたり代を重ねるご長寿モデルを振り返る
 クルマも他の商品と同様、人気や需要がなくなればそのモデルの販売は打ち切られますが、人気や需要があれば販売は継続され、モデルチェンジをしながら進化していきます。

【画像】GT-R顔!? スポーティな日産「スカイライン」ほかご長寿車名のモデルを見る(85枚)

 
日産「スカイライン
 時代が変わるにつれて、セダンやスポーツタイプ、ミニバン、SUVなどへと人気も移り変わり、加えてライバル車も現れます。

 そんな栄枯盛衰の波に揉まれながらも、脈々と進化し日本国内で販売され続けてきた古株ロングセラーモデルを、3車種ピックアップして紹介します。

●日産「スカイライン

 
日産「スカイライン
 日産「スカイライン」は、1957年に当時の富士精密工業が発売した乗用車です。

 メーカーの富士精密工業はその後、社名をプリンス自動車工業に変え、さらに日産自動車と合併しましたが、スカイラインの名前は、現在まで60年以上にわたり受け継がれています。

 日産車の中でスカイラインは、プリンス自動車時代から継承し現在も販売が続く唯一の車名であり、また、最も古い車名でもあります。

 現行モデルは2013年に登場した13代目(V37型)です。このクルマは海外では、日産の高級車ブランド「インフィニティ」の「Q50」として展開されることも関連し、フロントのエンブレムは日産ではなくインフィニティのロゴが付けられました。

 価格も12代目から150万円ほどアップするなど、他の日産車とは一線を画す高級車としての位置付けとなっています。また、スカイラインとしては初めてハイブリッド車が設定されました。

 2019年の大幅改良では、インフィニティのエンブレムが日産のものに戻りました。さらに国産車で初めて高速道路で同一車線内のハンズオフが可能な先進運転支援システム「プロパイロット2.0」がハイブリッド車に設定されています。

 価格(消費税込)は435万3800円から616万円です。

 なお、現行のV37型が登場してから、すでに8年が過ぎています。

 そろそろフルモデルチェンジが発表されてもおかしくないタイミングですが、日産の星野副社長は2021年6月、新型車発表会場で、スカイライン開発中止を伝える一部の新聞報道に対し、「そのような意思決定をした事実は一切ございません」「日産はスカイラインを諦めません」と宣言しています。

ダイハツハイゼット

 
ダイハツハイゼットカーゴ」
 ダイハツハイゼット」は、軽オート三輪「ミゼット」を源流とした軽商用車です。

 1960年11月、同社初の軽四輪車としてデビュー。当初はトラックのみでしたが、半年後の1961年5月にはライトバンも加わりました。60年以上に及ぶハイゼットの名前は、軽自動車の現行モデルでは最も古い歴史を持ちます。

 1964年(バンは1965年)にフルモデルチェンジし、それまでボンネットタイプから、2代目としてキャブオーバータイプが登場。さらに1999年の9代目から、バン改めカーゴがセミキャブオーバータイプに変わりました。現在はトラック・カーゴとも10代目が販売されています。

 ハイゼットトラックは、2010年1月から2020年12月まで11年連続で、日本国内で販売されている軽・小型・普通トラックの車名別年間販売台数でトップを維持しました。

 2021年11月までのハイゼットシリーズ合計生産台数は750万台以上といいます。

 2021年10月には、これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスなどを表彰する「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」にも選ばれました。

 そして、ハイゼットトラックは2021年12月にマイナーチェンジし、ハイゼットカーゴは同月に17年ぶりに全面刷新を遂げています。

 現行モデルの価格(消費税込)は、ハイゼットトラックが90万2000円から145万2000円、ハイゼットカーゴが104万5000円から160万6000円です。

 2022年1月14日から16日に幕張メッセ千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2022」では、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞の受賞とユーザーへの感謝を込めて、1960年に発売された初代から今回モデルチェンジした新型まで歴代全モデルが勢ぞろいする予定です。

トヨタ最古参は70年!
トヨタランドクルーザー

 
トヨタランドクルーザー
 トヨタは2021年8月、「ランドクルーザー」を14年ぶりにフルモデルチェンジし発売しました。

「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」というコンセプトで開発されたランドクルーザーは、信頼性・耐久性・悪路走破性を重視した四輪駆動の大型クロスカントリー車です。

 トヨタによるとこれまでに世界170の国と地域で、累計約1060万台が販売されたといいます。

 このランドクルーザーの初代は、1951年8月に「TOYOTA JEEP BJ型」として誕生。1954年にはランドクルーザーに改名されています。トヨタの中では、ロングセラーの「クラウン」(1955年登場)や「カローラ」(1966年登場)をしのぐ最長寿モデルです。

 その後、70年の歴史の中でランドクルーザーは「ステーションワゴン」(55系/60系/80系/100系/200系/300系)、「ライトデューティー」(70系ワゴン/90系/120系/150系)、「ヘビーデューティー」(BJ系/20系/40系/70系)の3系列に分かれながらそれぞれが進化してきました。

 なかでも40系は1960年から、70系にバトンタッチする1984年まで24年にわたり販売され続けたモデルで愛好者も多く、2017年には「日本自動車殿堂 歴史遺産車」の1台にも選ばれています。

 2021年に発表された新型ランドクルーザー300系)は、パワートレインが、新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジン(最高出力415馬力/WLTCモード:7.9-8.0km/L)と、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジン(最高出力309馬力/WLTCモード:9.7km/L)の2種類を設定し、10速AT「Direct Shift-10AT」と組み合わされています。

 悪路走破性を向上させるためサスペンションの基本性能や「E-KDSS(世界初)」の採用による接地性を向上。

 ドライバー視点で障害物を可視化できる「マルチテレインモニター」、路面状況を自動で判断して走行モードを選択する「マルチテレインセレクト」など新技術も搭載しました。

 ボディサイズは、全長4950-4985mm、全幅1980-1990mm、全高1925mm。ホイールベースは2850mmです。

 新型ランドクルーザー300系)の日本仕様は、ガソリン車(5人/7人乗り)で510万円から770万円、ディーゼル車(5人乗り)で760万円から800万円(いずれも消費税込)。

 すでに販売されていますが、人気のため納期は2年以上になる見込みと案内されています。

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 今回挙げた車種のほかにも、トヨタ「クラウン」、いすゞ「エルフ」、日産「フェアレディ(フェアレディZ)」など、半世紀以上にわたって使われている現役の車名はいくつかあります。

 ご長寿の車名の中には、スカイラインのようにメーカーを象徴するものだったり、カローラのようにブランドやレーベルのように扱われている例もあります。

 半ば財産ともなっているこれらの車名は、今後も各メーカーが大事に育てていくことと予想されます。
くるまのニュース編集部

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