R35GT-R、ダメなクルマだョ!

R35GT-R、C・ゴーンが水野サンを使って作らせたクルマだ。R31からR34までスカイラインとGTS-RやGT-Rを作って来たところ、R35を引き継ぐもスカイラインではなくなった。ただのGT-Rになった。

ライバル不在の孤高のクルマ?イエイエ、70年代から2リッター直4ターボで600馬力弱、3リッター直6ターボで700馬力強出せていた。4リッター近い排気量のV6、ターボ過給したら500や600馬力出る。それを市販レベルのミドシップやFRで出すには怖いが、敢えて軽量化しない超重量4WDなら動かせると踏んだ。挙げ句、イヤーモデルやエボリューションモデル用にちょっと軽量化して価格上乗せするポルシェ的"RS商法"を定常化した。そして、水野サンがニッサンを去って久しいのに、まだGT-Rを微調整レベルで作って売り続けている。

別に、速いGT-Rを作りたいだけなら、こんなクルマは必要ない。RB26DETTのままでも、いやRB20DETTでも達成できた。フロントのデザイン変更も、ただのFR化してエンジン搭載高を下げれば良かったし、エンジン前方からも出力取り出しを設ければ4WD化しても低くできた。

次のGT-Rへのアイディアもコンセプトも、育っていない。ニッサンの人材涸渇はかなり進んでいる。

 

 

 

 

 

 

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売れなかろうが関係なし! 個性命で「ライバル不在」の孤高のクルマ5選
1/19(水) 11:47 Yahoo!ニュース
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ありそうでない! 個性派すぎる国産車を集めてみた
 
走行性能が飛び抜けて高い日産GT-Rはまさに唯一無二の存在。
 特定の機能を究極的に高めて他車を圧倒するクルマは、共感を呼んでファンを生み出す。しかし、表現を変えると、機能や魅力のバランスはあまり良くない。いわゆる八方美人型ではないから、売れ行きは伸び悩むことが多い。そのようなクルマを考えてみたい。

【写真】センチュリーの内装!

■走行性能で他車を圧倒:日産GT-R

 V型6気筒3.8リッターツインターボは、最高出力が570馬力、最大トルクは65kg-mと強力で、独自の4WDシステムにより駆動力の伝達効率も抜群に優れている。高性能を路面へ確実に伝え、日本車では最高峰の加速性能を達成した。

 さらに、ブレーキを含めた走行安定性は、動力性能以上に優秀だ。例えば雨天の高速道路を走行中、前方で事故が発生して、急ブレーキを作動させながら障害物を避ける操作も的確に行える。GT-Rでは速く走る性能よりも、安全に走る機能が注目される。それだけに衝突被害軽減ブレーキの非装着は惜しい。

■3列目シートの快適性で他車を圧倒:トヨタ・グランエース

 一般的に多人数乗車の快適なミニバンは、アルファードヴェルファイアとされる。ところが3列目の居住性は低い。頭上と足もとの空間は広いが、左右に跳ね上げて格納するから、背もたれと座面は薄い。従って座り心地が悪い。床と座面の間隔も足りず、足を前側に投げ出した座り方になる。アルファードヴェルファイアに限らず、ミニバンの3列目シートは、1/2列目に比べると大半の車種において快適性が低い。

 ところがグランエースは違う。3列目にも2列目と同じエグゼクティブパワーシートを装着して居住性は良好だ。正確にいえば、3列目は2列目に比べると頭上空間が少し狭く乗り心地も悪化するが、大した違いではない。少なくともグランエースの3列目をアルファードと比べると、快適性には雲泥の差がある。

スズキのコスパマジックから生まれる唯一無二のクルマたち
■乗り心地で他車を圧倒:トヨタ・センチュリー

 現行センチュリーは、先代レクサスLS600hLと基本部分を共通化している。先代型が搭載したV型12気筒エンジンのような独自の機能はない。

 その意味で現行型は有り難みが薄れたが、乗り心地は依然として絶品だ。たとえば駐車場から道路に出る時の段差も、とても優しく受け止める。細かな路上のデコボコもほとんど伝えない。遮音性も優秀で、車内はきわめて静かだ。後席に座ると、「これは凄い!」と思わせる。

■悪路の走破力で他車を圧倒:スズキ・ジムニー

 軽自動車サイズのSUVだが、エンジンを縦向きに搭載する後輪駆動ベースのパートタイム4WDを搭載する。4WDに前後輪の回転数を調節する機能はなく、舗装路は2WDで走るが、悪路における駆動力の伝達効率は高い。

 エンジン、悪路に対応したサスペンション、ボディは、耐久性の優れたラダーフレームに搭載される。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)が2250mmと短く、最低地上高(路面とボディのもっとも低い部分との間隔)は205mmと高いため、悪路のデコボコも乗り越えやすい。

 これらの相乗効果により、ジムニーの悪路走破力は、日本で購入可能なSUVではもっとも優れていると言えるだろう。とくに道幅の狭い曲がりくねった林道には最適だ。

■価格の割安感で他車を圧倒:スズキ・アルト

 2021年12月に発売された新型アルトAは、価格が94万3800円と安いが、衝突被害軽減ブレーキ、後退時ブレーキサポート(時速10km以下で後退している時に作動する衝突被害軽減ブレーキ)、運転席/助手席/サイド/カーテンエアバッグなどを標準装着している。関心の高い安全装備を網羅して、価格は割安に抑えた。

 ちなみに初代アルトは1979年に47万円の低価格で発売された。当時の47万円を大卒初任給をベースに今の貨幣価値に換算すると、新型アルトAとほぼ同額になる。初代アルトは、エアコンやパワーステアリングはもちろん、左側の鍵穴まで省いたが、新型アルトAは前述の通り装備が充実する。アルトの歴史を振り返ると、今日のクルマが割安になったことが良くわかる。
渡辺陽一郎

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