このクルマをランボルギーニ・カウンタックと言って、鼻高々に路上を走ってるのを見たら、単なる裸の王様にしか思わない。
VWアウディーの思惑で、自社では売りにくいグレードのクルマに、ポルシェやベントレーやランボルギーニのバッジと名前をつけて、バカなカネ持ちに売るコンセプトだけが先行している例だと思う。
過大な装備⇒過大なサイズ⇒過大な重量⇒過大な馬力&トルク⇒過大な価格という、今やメルセデスやBMWですら陥っている、クルマ作り愚の連鎖にある。
元々のランボルギーニ・カウンタック、当時の限られたエンジン馬力&トルクで、究極の速さを引き出すスタイリングを追究したクルマだ。だから、エンジンこそ縦置4リッターV12だが、リヤミドシップにRWD、前面投影面積を削り、張り出さず低く小さく軽く強く剛く作ったクルマだ。
この名前だけカウンタックは、何を引き継いでいる?有り余るバカ馬力&トルクを与え、4WD、余計な吸気と冷却も必要でリヤが張り出し、カーボンモノコック使っても大重量、昔は横に張り出さないよう上に跳ね上げたドアが今は上にも横にも拡がり、ヘッドライトの位置がディアブロやムルシェやアヴェンタと比べておかしく、鼻の下が伸びたフロントフェースだ。
こんなモノを買える財力は羨ましく思うが、コレを選ぶ感性は蔑む。どうせ、ただの112台のファンカーでしかない。
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ランボルギーニ、新型「カウンタック LPI 800-4」が公道デビュー
1/26(水) 5:00 Yahoo!ニュース
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写真:Impress Watch
ランボルギーニは1月25日(現地時間)、新型「Countach(カウンタック) LPI 800-4」が、2021年8月13日の発表後、初めて公道走行したことを明らかにした。
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カウンタック LPI 800-4が公道デビューする特別な日にあわせて「カウンタック LP400」「カウンタック 25th Anniversary」も参加。ランボルギーニの歴史的なモデルが揃う、かつてない光景を生み出した。
カウンタック LPI 800-4は、最高出力780HPを発生するランボルギーニのV型12気筒 6.5リッターエンジンに加えて、ギヤボックスに直接取り付けた48Vの電気モーターの出力34HPにより、最高総出力は814HP。電気モーターの電力については、スーパーキャパシタから供給される。
カウンタック LPI 800-4は、112台の限定生産ですでに完売。2022年第1四半期からデリバリー開始予定で、世界各地のオーナーへと届けられる。なお、112台という生産台数については、初代モデルの開発中に社内で使用されていたプロジェクト名「LP 112」にちなんだものとしている。
Car Watch,編集部:椿山和雄
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