高梨沙羅に用意したスーツ、愚が過ぎない?一体、何年やってんの?

ヘッドコーチがパンプアップを口にするというコトは、高梨沙羅に限らず選手達の筋肉をムリヤリその時肥大させてパンパンにし、スーツとの隙間を2センチ内に詰め、検査後には元に戻るルーティンだったの?つまり、上手くパンプアップできなかったのではなく、検査時までパンプアップが持続できなくて、2センチ以上ダブついた、ムササビかモモンガ状態を作り出した規程違反を招いたというコトじゃないの?

元々、スキージャンプは跳ぶというより、滑走台から踏み切って落ちる時に下からの風の抵抗を受け、どれだけ浮いていられるかという競技だ。スーツのダブつき具合をスタッフがキチンとチェックして、検査時まで隙間を2センチ以内に持続できるか、確認して跳ばせないといけないんじゃないの?

そうでないなら、形状記憶のワイヤーで常に隙間を2センチ以内に留める素材のスーツを準備するくらい、開発コンセプトに入れて置くべきじゃなかったの?それは、スーツメーカーのミスだと思う。

一体、何年やってんの?特にこの4年間に高梨沙羅自身の顔付きが変わったコトと、今まで殆ど聞いたコトもない、関係スタッフのかなり初歩的な大チョンボ、無様が過ぎない?

 

 

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【ジャンプ】高梨沙羅「最後まで飛びます」涙のジャンプ 極寒で筋肉委縮し太もも細く規定違反に
2/8(火) 0:22 Yahoo!ニュース
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ジャンプ混合団体終了後、伊藤(中央右)が寄り添い、肩を落とす高梨(撮影・パオロ ヌッチ)
北京オリンピック(五輪):ジャンプ>◇混合団体決勝◇7日◇国家ジャンプセンター

高梨沙羅(25=クラレ)がまさかの失格から涙のラストジャンプを飛んだ。

【写真】失格となった高梨沙羅のスーツ姿

新種目の混合団体で1番手を務めたが、1回目の飛躍後、スーツ規定違反となった。その回の高梨の得点は加算されない状態となり、上位8チームによる2回目進出が危ぶまれたが、残り3人が奮起して8位通過。高梨は目をうるませての2回目で98・5メートルを飛んで泣き崩れた。最終的に、日本は合計836・3点で4位に入った。

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スタートゲートに入った高梨の目は、ゴーグルの奥で涙でうるんでいた。飛び出すと、空中で踏ん張り、98・5メートルで着地した。直後、もう涙が止まらない。両手で口を押さえ、しゃがみ込んだ。1回目のスーツ規定違反による失格後、憔悴(しょうすい)。チームメートへ謝罪の言葉を繰り返した。「大丈夫」という仲間の声掛けに最終的に「最後まで飛びます」と、自ら2回目も飛ぶことを決意。涙のラストジャンプとなった。

責任を感じた。スタッフに支えられながら歩き、立っているのもやっとの状態だった。トップバッターだった1回目。103メートルの大ジャンプだった。10チームの1人目終了時点で2位相当だったが、飛躍後の検査で失格した。太ももまわりのスーツのサイズが規定より左右各2センチ大きかった。横川朝治ヘッドコーチは「選手は僕らの用意したスーツを着てそのまま飛ぶので。僕らスタッフのチェックミスです」と話した。

5日女子個人戦と同じスーツを着用していた。だが、この日は失格となった。大会期間中、体重をキープするのは難しい。スーツは体のサイズにルール内でギリギリ合わせて作られている。わずかな体重の変化でも規定より大きいとみなされる。さらに会場は標高約1600メートルに位置する。氷点下約15度の極寒で筋肉も萎縮する。「寒さが厳しかった分、うまくパンプアップ(トレーニングによる一時的筋肉増大)できなかった」と同ヘッドコーチは分析した。

ドイツほか他チームにも失格者が続出の波乱の試合となった。日本は8位で2回目に進出。とてもジャンプを飛べるような状態ではなかったという。それでも高梨はルール内のスーツに着替え、気持ちを立て直して飛んだ。日本は4位まで上がった。

「やっぱり高梨じゃないとできないと思う」と同ヘッドコーチもたたえた。3度目の五輪は涙で幕を閉じた。仲間を信じ、自分を信じて、ベストを尽くす-。北京の夜空に描いた軌跡はメダルだけがスポーツの素晴らしさではないことを、物語った。【保坂果那】

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