懐かしい!押しがけか。

押しがけ?懐かしい!オートバイではやってたし、先輩のクルマで直面した。

オートバイ世界GPでは、86年まで押しがけスタートだった。平忠彦、250で毎度取り残されたり、追突されてケガしてた。最終戦サンマリノでもバッドスタートで、最下位に落ちたトコから逆転優勝し翌年からの500に昇格できた。

カーレースなら、あの89年鈴鹿シケイン、A・セナがA・プロストにブツけられ両者ストップ、プロストは一目散にコントロールタワーに行ったが、セナはマーシャルに押されエンジン再スタートしシケインショートカットしつつラップした。

オートバイは、ギヤ繋がったまんまで下げて止まったトコでクラッチを切り、ギヤが2速に入った状態である程度押してからクラッチを繋ぐ。エンジンかかってたら、具合により1速で吹かすか2速のままで吹かす。大丈夫なら通常操作で走る。

 

 

 

 

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昭和のクルマ好きはみんな知っていた! イマドキのAT乗りには意味不明なMTの「押しがけ」って何?
2/11(金) 17:30 Yahoo!ニュース
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教習所では教えてくれない、少し昔の定番テクニック
 
バッテリー上がりやスターター不具合の際に行う「押しがけ」
 ATが主流の現在では絶滅的な行為なのが「押しがけ」。やったことも聞いたこともない人も多いかもしれないが、押しがけとは読んで字のごとく、キーでスターターを回してエンジンをかけるのではなく、クルマを押してかけること。バッテリーが上がってしまって、スターターを回すことができないときに、その昔よく行われていた。

【画像】旧車乗りが現代のクルマでもやってしまう行為(全11枚)

押しがけのやり方は至って簡単
 
クルマが転がり出したらキーをひねりエンジンをかける
 方法としては簡単で、運転席に乗って、2速に入れたらクラッチを切ってクルマを押してもらう。しばらくして勢いがついたら、クラッチをつなげてやるだけ。エンジンブレーキと同じようなもので、エンジンは回るのでうまくいけばかかる。問題は押してくれる人がいること。さらに一発でかからないことがあることだろう。古いクルマの場合、キーをひねったところですぐにかかるとは限らないのでなおさらだ。

ひとりでの押しがけも不可能ではない
 
単独で行うときは周囲の確認と安全の確保をしっかりと
 ひとりしかいないときでも、なんとかすることはできて、まずは下り坂を利用するということ。坂がない場合は、ニュートラルに入れて、ドアを開けて押しつつ、勢いがついたら乗り込み、最初に紹介した方法でクラッチ操作などをするというのもある。坂道はかからなかったときに再トライが難しいし、ひとりの場合も大変だし、なにより場所を選ばないと危険でもある。

なぜ1速ではなく2速に入れるのか
 
1速だとエンジンが止まってしまう
 なぜ1速ではなく2速かというと、ギヤ比の問題で1速だとクラッチをつないだ瞬間に止まってしまうから。エンジンを回しつつ、ある程度走るという点では2速がちょうどいい。もちろんクルマによっては3速でもいいだろう。
 ちなみにオートバイのレースでは、スタートは押しがけというのは昔はポピュラー。そのときは2速でかけることが多く、そのまま飛び乗ってシフト操作をすることなく加速ができるというのがメリットだった。

現代のクルマでもMT車なら押しがけは一応できる
 
バッテリー上がりから復帰したらなるべく速やかに新品バッテリーに交換を
 押しがけは過去のもので、キャブレターだからできるように思えるが、電子制御のインジェクターを備えた現代のクルマでも押しがけは可能だ。もちろんマニュアル車でないとダメなのだが、普通にかけることができる。
 ただ、最近のクルマはバッテリーが上がってしまうと、セキュリティのため(外したと認識される)ウインドウが下がらなくなったり、純正ナビがエラーになるなど不具合が出ることが多い。押しがけにトライするのではなく、レスキューを呼ぶようにしたい。
近藤暁史

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