今大会だけ見たら、浅田真央エンディング

負傷の影響もあったろうが、五輪に出る決断を下した以上、何かを残す必要はあったのだ。

足の負傷は国内選考会すら出れなかったのだから、推して知るべしだった。前回五輪のように本番バッチリの可能性もなくはなかったが、本人やB・オーサーはわかっていたろう。

それなら、羽生結弦として、この五輪で遺すべきコトは何だったのか?4回半を成功させるコトじゃなかったの?

伊藤みどりは、SPでもフリーでも1度ずつコケたが、フリーではコケた後も再チャレンジしなかった?羽生結弦の場合、そんな熱を感じなかった。足が痛かったなら、4回半だけチャレンジして、デキた瞬間にやめたら良かった。B・オーサーも、その程度のアドバイスできなかったのか?

14日の記者会見、何のコトもない、フツ~の会見だった。期待して見たら、何のコトもなかった。

単にコケ落ちた王者に入る取材は、競技継続か、引退か、今後の去就活動しかないのに。

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羽生結弦、今後は明言せず「ちょっと考えたいです」「僕なりの4回転半できた」【一問一答】
2/10(木) 16:10 Yahoo!ニュース
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 フリー演技を終えて笑顔を見せる羽生結弦(撮影・堀内翔)
 「北京五輪フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)

 羽生結弦は4位で3連覇を逃した。それでも4回転半に挑み、転倒したものの、五輪2連覇の王者としての姿を示した。羽生はフリーでは全体3番目の188・06点。合計283・21点だった。羽生との一問一答は以下の通り。

【写真】貫いた挑戦、全てを出し切った王者の一礼

  ◇   ◇

 -いろんなものを抱えてきた3度目の五輪を終えて。

 「もちろんアクセルはたぶん今までの中で一番近かったと思いますし、今できる羽生結弦のアクセルのベストがあれかなという感じもしています。もちろんSの転倒は大きかったと思いますけど、でもそれも含めての『天と地と』という物語なのかなと思いながら滑っていました」

 -フィニッシュポーズが6秒あった。

 「あ、長い(笑)。あのポーズって実は、『天と地と』の天の意味もありますし、ある意味自分の魂をパンと天に送るイメージも僕の中ではあるんですけど。9歳の時に滑っていた『ロシアより愛を込めて』と最後は同じポーズなんです。あの時の自分と重ね合わせながら、ひと言で言うのは難しいけど、いろんな気持ちが渦まいていたというか。なんて言えばいいのか難しいけど、あのポーズを終えて刀をしまうまで、リンクをはけるまでが自分のプログラムのストーリーだったかなと思います」

 -リンクを出る時に氷を顔につけていた。

 「ありがとうという気持ち。ショートであんなことになっちゃって、もちろん、悔しかったし、いろんなことを積んできて、正しい努力もしてきたと思いますし、自分が考え得るすべてをやってきたと思うので報われねえなと思いながら今日までやってきましたけど、最終的にはやっぱりありがとうと思いながら、ここまで飛ばしてくれてありがとうと思いながら、感じていました」

 -グリーンルームでは楽しそうだったが、五輪は楽しかったか。

 「全然楽しくなかったです。いっぱいいっぱいでした」

 -五輪はどういうものだった。

 「ひと言ではいえないですよ。やっぱり。ソチ五輪は悔しいながらにも勝ったところで、ある意味成長できたところでもあったかもしれない。平昌はその成長を出し切れたのかもしれないし。今回は、どうなんだろうな、ちょっと時間がたつと見えてくるものもあるかもしれないですけど、挑戦しきった、自分のプライドを詰め込んだ五輪だったと思います」

 -アクセルで転倒して右足が痛かったと思うが、どんな状態だったか。

 「正直詳しく話すかどうかすごく悩んでます。どう言ったらいいかわからないけど、かなりいろいろ手を加えていただきました。だからこそ何とか勝てたという感じです」

 -フリーへ一番強く持った気持ちは。

 「絶対アクセル降りると思っていました。絶対回りきると。自分のスケートを出し切ると思っていました」

 -手応えは。

 「手応えはよかったですよ。これが4アクセルの回転の速度なんだって、ここからランディングをつくるにはちょっと危険過ぎるのかもしれない、人間にはできないのかもしれないけど、でも僕なりの4回転半はできていたのかなと思います。たぶん僕しか感じたことのないものだと思います」

 -4Aへの挑戦は続くのか。

 「もうちょっと時間ください。ちょっと考えたいです。それくらい、それくらい、今回やりきっています」

 -エキシビのチャンスがあればどうするか。

 「皆さんに感謝したいです。ひたすら。今回の演技が皆さんの期待に応えられたかわからないですし、応援してくださった皆さんの応援をすべて受け取ってつなげられたかわからなくて、ごめんなさいという気持ちもたくさんあります。だからこそ、皆さんにちょっとでもありがとうという気持ちが届くような演技になったらいいと思います」

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