うどんで起きたコトは、ラーメンで起きない?

丸亀製麺という名前でも、本拠は兵庫県なのだ。全国チェーン展開する上で、余計なコストが山積みされ、単独店舗なら不要な価格の上積みがされる。

香川のうどんは安い。香川県に住んだヒトは、他県で丸亀製麺他チェーンの讃岐うどん店に入ると値段高いコトに気付く。香川でのうどん店は、旨いからだけで集まるのではない。安く早く食べられるからだ。

大都市、特に東京だと、値段高くても受け入れられ、大行列作ってもヒトが集まる。だから、東京を中心に全国チェーン展開する上で値段をバカ上げする。東京や周辺に住む香川での居住経験ある者は、値段にガマンしてバカ並びして食べるか、スーパーの商品でガマンするかを選ぶ。

しかし、本場香川では通じない。地元うどん店が値段で安いから、丸亀製麺は価格競争でも勝てない。

同じコトが、ラーメンで起きないかな?ラーメンと言っても、何でもアレコレ具を入れて、地元でも高値の地域のラーメンではない。シンプルな麺とスープにネギとチャーシューだけの長浜ラーメンだ。

長浜ラーメン、250~300円でないと価格競争に勝てなかった。100円ラーメンすらあったのだ。それが、東京では倍額以上で行列がデキてしまう。全国チェーン展開でバカみたいに上積み価格設定してしまった。

フツ~の常識的価格設定として、ラーメンが牛丼やカレーより高い?外国では1杯1万?バカが過ぎる。

同様な要因で、福岡なら、福岡の地元店なら、長浜ラーメン全国チェーンにも価格競争で勝てる可能性はある。

日本経済、この30年破綻しデフレ状態にある。大抵の必需品は価格据え置きなのだ。原価管理に失敗したクルマやラーメンだけが倍額になるなど、あり得ない。

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丸亀製麺が「本場」香川で苦戦 県内残り1店舗に「地元のうどん屋が強すぎる」の声
2/20(日) 8:00 Yahoo!ニュース
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丸亀製麺香川県内残り1店舗に(写真:西村尚己/アフロ)
 トリドールホールディングス(東京都渋谷区)が運営する讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」のイオンモール高松店(香川県高松市)が2022年2月27日に閉店する。これを受け、香川県内の丸亀製麺は残り1店舗となる。

【写真】香川県内最後の店舗

 実は「うどん大国」香川発祥ではない丸亀製麺。本場での苦戦に、ネット上では「流石香川県」「地元のうどん屋が強すぎる」などの声が聞かれている。

■「讃岐うどんへのリスペクトが感じられない」と物議も

 丸亀製麺は2000年11月に兵庫県加古川市に1号店を出店。「店内製麺」を強みに、00年代の讃岐うどんブームに乗って店舗を拡大。11年5月には47都道府県出店を達成した。21年12月末時点で、全国835店舗を展開している。

 11年7月には讃岐うどんの本場「丸亀」の名前を全国に広めたとして、トリドールの創業者でもある粟田貴也社長が香川県丸亀市の文化観光大使に選ばれた。「丸亀製麺」の名は、粟田氏の父親が香川県出身だったことにちなむものだ。

 しかし、香川発祥ではない丸亀製麺に、地元からは複雑な思いも聞かれている。19年には讃岐うどんの魅力を発信する団体「麺通団」の団長・田尾和俊氏が、ブログで「丸亀製麺讃岐うどんへのリスペクトが感じられない」などと投稿。ネット上で賛否を呼んだ。

 そんな香川県内でも、丸亀製麺は複数店舗を出店してきた。栗林公園店、イオンモール高松店、高松レインボー通り店の3店舗で、場所はいずれも高松市内だ。

地元発祥「はなまるうどん」の店舗数は
 しかし、県内1号店の栗林公園店は15年1月に閉店。これを地元紙・四国新聞が「『本場 厳しかった?』 丸亀製麺、県内1号店閉店へ 地元店の反応」(15年1月10日朝刊)と報じ、ネット上で話題を呼んだ。

 そして、イオンモール高松店は22年2月27日に閉店することが決定。県内に残るのは、高松市郊外にある高松レインボー通り店のみとなった。

 これにツイッター上では「マジかぁ...」「流石香川県」「地元のうどん屋が強すぎる」などの反応が。県民とみられるユーザーの中には、丸亀製麺のうどんの味は評価しつつも、地元のうどん店と比べ価格が高いと指摘する人もいた。

 香川県での今後の店舗展開について、J-CASTニュースが1月25日、トリドールの広報担当者に取材すると「誠に勝手ながら、出退店に関わる回答は差し控えさせていただきます」とのことだった。

 なお、丸亀製麺と同じ全国的な讃岐うどんチェーンで、00年に高松市で創業した「はなまるうどん」は、22年2月20日現在も香川県内で14店舗を展開している。

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