日本のボールとMLBのボールとは違う。
日本のボールより、重く、表皮加工が粗く、縫い目が高く、全体に滑りやすいMLBのボール。
ダルビッシュ有や大谷翔平に限らず、野茂英雄や佐々木主浩や藤川球児らも、キッチリとフォークを挟んで抜こうと指に余計な力をかけ、ヒジの腱断裂を起こし、トミー・ジョン手術の御世話になるパターンだった。
大谷翔平、またフォークの多投に踏み切れば、再度右ヒジをやるリスクもある。マー君のようにツーシームに切り替える手もあるが、なるべくフォークに近い落差の出るタマになるかどうか、試している段階なのではない?
回転によるチェンジアップ系ではなく、回転を止めつつ強くリリースするパームボール系のタマだろう。
*******************************
エンゼルス大谷翔平、“謎の魔球”試投「自分でもよく分かってない球」捕手も困惑の沈むボール
3/22(火) 8:42 Yahoo!ニュース
209
キャッチャーのマックス・スタッシに腕をまわすエンゼルス大谷翔平(AP)
<オープン戦:エンゼルス-ロイヤルズ>◇21日(日本時間22日)◇アリゾナ州テンピ
【写真】ロイヤルズとのオープン戦で力投するエンゼルス大谷翔平
エンゼルス大谷翔平投手(27)が、“謎の魔球”を試投した。スプリットに似た落ちる系の沈むボールで、大谷本人によれば、この日の50球のうち「6~7球くらい」を投じたという。
3回、右打者のガルシアに対して落ちるボールで空振り三振。スプリットかと思われたが、大谷は「スプリットは投げていない」と明かした。
前日、ブルペン投球で捕手を務めたスズキは「チェンジアップを投げた」と発言。この日、大谷が投げた落ちるボールがスプリットではないとすれば、チェンジアップか。だが、大谷は「チェンジアップは投げていないですね。チェなのかよく分からない。自分でもよく分かってない球なので」と苦笑い。精度ではまだ課題が残っているようだ。
「ほとんど外れましたけどね。空振りとった球もありましたけど、アリゾナでそういうチェンジアップとかスプリット系の落ちる球はなかなかコントロールしづらいのは正直あるので、そこはそういう風に理解しておけば問題ないかなと」
現時点で命名は難しいが、大谷は「チェなのか、スプリットなのか、中間球みたいな球、かなと思います」とも話した。さらに、去年の後半戦で既に投げていたことも明かしたが、昨年、MLB公式のデータサイトの記録で大谷の変化球はスプリット、スライダー、カーブ、カットボールの4種。落ちる系の球種であることは間違いないが、違いの判別が難しいようだ。
また、オープン戦初登板となったこの日、捕手を務めたスタッシは、打者の手元で沈んだ大谷のボールについて「スプリット」と話した。大谷が「スプリットは投げていない」と語ったことを伝え聞いたスタッシは「本当に? 僕はスプリットだと思っていた」と苦笑いだった。
*******************************