新人クローザー大勢、それほどのモノか?

巨人の新人クローザー、大勢を"巨人の大魔神"と祭り上げているのは、バカっぷりを散々さらけ出している日本プロ野球マスコミだ。

投げ方自体は、従来の巨人にはいないタイプ、鹿取義隆サイドスローから少しヒジを上げ、スリークオーターにした感じ。ストレートはシュート回転している。

しかし、新人だからか、球威と勢いがある。迷わず、故障ないカラダで投げ続ける間は、他球団もデータのなさもあり、すぐ打つための材料を揃えられないだろう。だから、ある程度は通用する。

しかし、巨人というチーム自体が、クローザー殺しであるコトを忘れてない?巨人、捕手の十把一絡なリードや内外野のザル守備は定評がある。他チームでクローザーで大活躍した投手も、巨人ではそれほどでもなく終わる。160キロクローザーのハシリ、クルーンすらイマイチだった。また、條辺や越智や西村や澤村なども、クローザーとして短命に終わった。

確かに、今年の巨人中継陣は、例年にも増してデキてない。アマチュア時代はエースの先発完投していたが、先発ローテの4人以降、5番手以降の投手はクローザーと中継になる。モチュベーションの低さはハッキリしている。それは、この30年の巨人で変わらない。

大勢自体がソコまでのクローザーか、巨人の捕手リードや内外野守備らを考えても、それほど長持ちするようには思わない。

 

 

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“巨人の大魔神”大勢が宝の持ち腐れに…桑田コーチが苦慮するポンコツ中継ぎ陣の四球禍
3/31(木) 11:40 Yahoo!ニュース
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圧巻の火消し役(小林とグータッチする大勢=左)/(C)共同通信社
 巨人の大魔神──早くもそんな雰囲気だ。

 巨人がヤクルトに連勝した30日の試合。試合を締めたのは、新人ストッパーの大勢(22=関西国際大)である。

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 2点リードの九回に登板すると、代打の川端を全球ストレート、7番のオスナをフォークで連続三振。最後は内山壮を一邪飛に打ち取った。わずか12球でヤクルトの反撃ムードを断ち切った。

 平均150キロ超の真っすぐと切れ味鋭いスライダー、フォークを武器にこれで4戦4セーブ。計4イニングで7奪三振と新人らしからぬ圧巻投球を続けている。

 その一方で、大勢につなぐ中継ぎ陣がピリッとしない。オープン戦から安定感を欠いたセットアッパーのデラロサが開幕3連戦後に早くも二軍落ちすると、代わって昇格した昨季の守護神ビエイラがこの日の今季初登板でこちらも大乱調。八回にマウンドに上がるや、いきなり連続四球から二塁への大暴投でピンチを広げ、1死を取っただけで交代を告げられた。高梨、畠がなんとか後続を断って大勢にバトンを渡したものの、その高梨の今季防御率は18.00、畠も3.86。中継ぎ陣は、中日との開幕3連戦計10イニングで12四死球を与え、桑田投手チーフコーチが「四死球を減らすことが改善されない。中継ぎ陣に関しては非常に心配している」と頭を抱える状態なのだ。

 好調をキープしているのはこの日の2番手として登板、今季4試合で被安打1の鍬原くらい。中継ぎ投手陣が低空飛行を続けるようでは、せっかくの新人守護神も宝の持ち腐れになってしまう。

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