151キロのフォーク、単に初速じゃん!

151キロのフォーク?世の中、わかっているヒトからサラサラわかってないヒトまでいるから、ドコまでわかって騒いでいるか、わからない。新庄なんかは、特に、初速と終速があるコトも知らないかもしれない。

あくまで初速の話だ。タマがホップする/曲がる/落ちるは、空気抵抗の受ける方向によるし、大きく変化するのは終速落ちているのだ。

カーブなどのように大きく変化する変化球の場合は、腕の振りは変わらずともリリースで前に放たず上に切るため、初速も落ちる。また、回転を強く与えているだけ空気抵抗を強く受け変移するため、終速も大きく落ちる。パワーカーブだと、初速の落ちはスライダー並になる。

フォークのように強くグリップして抜くタマなら、ストレートより5~10キロ落ちでリリースされるのは不思議ではない。タマの回転は遅いので、空気抵抗の受け方が違うが、急激に落ちる。

日本のボールは、メジャー球より僅かに小さく縫い目もやや低くビミョ~に軽いし、滑りにくい。その分、メジャー球よりは球速が出やすく、スピンなり無回転なりの正確な変化をする。

今の投手、持久力系のトレーニングより瞬発力系のトレーニング主体になっている。より強い肩ヒジと、より強いステップをカラダの回転や腕の振りと一気に行うコトで、約10キロ、スピードガンの測定位置や方法により5キロくらいはスピードが出る表示になっている。

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上原浩治さん「はぁ!?151キロのフォーク!?」とオリ由伸の“魔球”に脱帽 「おかしいわ…」
4/2(土) 21:47 Yahoo!ニュース
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上原浩治
 ◇パ・リーグ オリックス7―0日本ハム(2022年4月2日 京セラD

 元巨人エースで、メジャーリーグでも活躍した上原浩治さん(46)が2日、自身のツイッターを更新。日本球界のエース、山本由伸投手(23=オリックス)の“魔球”に舌を巻いた。

 昨季パ・リーグ最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率と投手4冠を総なめにし、パリーグMVP、沢村賞ゴールデングラブ賞まで獲得した山本だが、この日の日本ハム戦(京セラD)も5安打8奪三振の快投で7回無失点。2年連続の開幕投手を務め、8回3安打無失点だった3月25日の西武戦(ベルーナD)から続く今季の連続無失点を15イニングに伸ばした。

 それだけではなく、2回のヌエニスの打席では初球フォークボールが151キロ。7回にもヌエニスへの1球目フォークが150キロを計測した。直球もこの日のMAXは156キロだったが、150キロ台半ばの速球がどんどん投げ込まれる一方で時には140キロ台の直球もあり、120キロ台のカーブにスライダーと変化球も多彩。今に始まったことではないが、どれも一級品で、日本ハム打線はもちろん、BIGBOSSこと敵将・新庄剛志監督(50)も「151キロのフォーク打てるかー!初めて見た」と度肝を抜かれたほどだった。

 これを受け、現在、米国滞在中の上原さんは「皆さん、おはようございます」とツイートした後で「はぁ!?151キロのフォーク!?」と驚がくの一言。「真っ直ぐじゃないの??」と涙を流して喜ぶ絵文字を付けた上で「おかしいわ…」と感嘆したように続けた。

 昨夏の東京五輪では、侍ジャパンのエースとして金メダルも獲得。進化を続ける23歳に日米通算134勝のレジェンドも驚きを隠せなかった。なお、山本は昨季から17連勝で球団記録に並んでいる。

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