F1名場面珍場面?

昔、土日でホンダ青山で月に1度はF1のイベントがあって、朝霞のヒトや川井一仁や国内レーサーなどゲストで、色んなコトを話してくれた。割と毎週のように、クルマでもオートバイでも乗り付けていた。ホンダ青山、当時は他社クルマ・オートバイでも、順番さえ早ければ無料で駐車駐輪できた。

その中で、91年で川井ちゃんが、セナとベルガー比較で各サーキットのラップタイムとピットイン/アウトタイムの話をしていた。各コースのラップタイムで割と互角かベルガーが速いのに、どのサーキットもピットイン/アウトタイムはセナが圧倒的に速かった。91年鈴鹿は、セナがマンセルをコースアウトさせた後、ベルガーすら追い越しブッちぎったのに、最終ラップゴール前でベルガーに譲った。

ピットイン/アウトの速度制限、93年オートバイ世界GP250スペインでスズキRGV-Γの若井伸之が、ピットレーンでマーシャルを跳ねて、自分の方がフッ飛んで死んだ件が、94年以降四輪にも波及したんじゃなかった?

**********************************

【特集】あなたはいくつ覚えている? 笑いあり奇跡あり茶番ありのF1珍場面:前編
2022/02/20 12:12 motorsport.com 日本版1

1/1
 すべてみる
全1枚
 F1の長い歴史の中では、奇跡のような瞬間や珍場面が多数生まれた。今回はF1公式YouTubeで紹介された珍場面をピックアップ、その前編をお送りする。

■今のF1では不可能!「ドライブスルーファステストラップ」(1993年ヨーロッパGP)

アイルトン・セナの魅力的な1戦。ウエット路面で最強ウイリアムズを圧倒:1993年欧州GP

 雨の中、マクラーレンアイルトン・セナがオープニングラップでごぼう抜きを見せて首位に立ったドニントン・パークでのヨーロッパGPは、今なお語り草となっている。その際セナが記録したファステストラップは、非常に特殊な状況で記録されたものだった。

 レースが3分の2を消化した頃、セナはピットへ。しかしクルーの準備ができていないと見るや、セナはそのままピットレーンをスルーしてコースに復帰した。この際のタイムがファステストラップとなったのだ。

 現在のF1ではあり得ないケースだが、これには理由がふたつある。まずドニントン・パークのピットレーン入口は最終コーナーを内側にショートカットするような形状となっていたこと。そして何より、当時は現在のようなピットレーンでの速度制限がなかったことだ。

**********************************