バカなアメリカ人の本音と建前!

コレって、アメリカの本音と建前の鬩ぎ合いだ。アメリカという国は、努力方向の細分化専門化を進め、高度化した国だ。その過程で、上手く行かずドロップアウトする人数も多く、モノにならない人数も多い。また、専門外のコトに手を出し、しくじるヒトも多い。

しかし、日本はそんなワケには行かない。

何かを目指すが、上手く行かなくてもダメな場合も違うルートに行けないと生きられない。だから、できる限り広く浅くデキるコトをありがたがられる。1分野での成功体験を他分野でも応用デキたりする。

コレらの取り組み方や考え方は、学問や仕事だけでなくスポーツでも違う。アメリカにハイスクールまでに、日本の甲子園みたいなイベントはない。だから、1敗したらおしまいのトーナメントを勝ち抜く努力は必要ない。野球で言えば、メジャー球団に入団して成功する途中に関門はない。

日本では、高校で春夏甲子園、大学で各地域リーグや神宮などがある。いや甲子園に行ける高校に入るために、中学やリトルリーグが必要になる。試され、立ち塞がる関門を潜り抜ける必要がある。投げるだけ打つだけ走るだけ守るだけでは、通り抜けられない。

大谷はそれらを通り、NPBでも日ハムを"投打で"貢献し日本一にして、ポスティング介してMLBに行ったのだ。潜り抜けた関門の数が違う。

一方、アメリカでは先述の専門化意識が強く、片手間でのトップをさせまいとする。去年のシーズン、ベーブ・ルース以来の10勝30本塁打すら、数試合足踏みの9勝で止められた。ホームラン王争いは、特に最後の1ヶ月、ライバル選手に甘いタマが増え、大谷には敬遠が増えた。大谷が新庄みたく"敬遠打ち"していれば笑えたろうが、"優等生"大谷にその発想はなかった。

ホームラン王か10勝か、大谷が専念する気ない限り、妨害されるだろう。アメリカでは片手間など許さない。ソレを本音で言ったから、炎上したのだ。

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大谷翔平は投手だからナンバーワンになれないと思う」米記者の発言が大炎上…放送禁止用語が頻出する憤りのリプライ相次ぐ【MLB
4/6(水) 14:51 Yahoo!ニュース
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ドジャースとのオープン戦の3回、二塁へ走るエンゼルス大谷翔平(AP)
 米メディアがエンゼルス大谷翔平選手(27)に関する“とんちんかん発言”で炎上している。米放送局MLBネットワークのアランナ・リゾ記者は5日、同局の番組で「大谷翔平は投手だからナンバーワンになれないと思う」と発言。相方のルッソ・ホストは、信じられないといった表情でポカーンと大口を開け、約3秒間の無言の後、慌てたように「まあ、それも一つの要素かな」とお茶を濁した。

【写真】超お宝必至…MVP仕様の大谷翔平巨大バブルヘッド人形

 米放送局MLBネットワークは「大リーグのトップ100選手」と題した特集で大谷を1位に、同僚トラウトを2位に挙げていたが、同記者のコメントは、このランキングに関するものだった。

 この発言を受け、米ニュースサイトのデッドスピンは「野球界で著名な2人が、投手は球界のナンバーワンになれないという意見に同意するなんて、いったいどういうことなのか」と報じた。

 リゾ記者は昨年6月も「もし(メッツ投手の)デグロムが大谷と同じくらい打席数があれば、誰が“より上の”二刀流選手なのか、面白いことになったはずだ」とツイートしていた。

 今回は、番組動画がアップされたMLBエラーズのツイートに対し、「頼むから、遅めのエープリルフールのジョークだと言ってくれ」「What the f×××(何じゃそりゃ)」「史上最悪の野球番組。大谷は文字通りのベーブ・ルースだぞ」など、放送禁止用語が頻出する憤りのリプライが相次いだ。

 この日の大谷はドジャースとのオープン戦最終戦で2打席に立ち、見逃し三振と四球。メジャー5年目のオープン戦を、指名打者としては打率・280(25打数7安打)、3本塁打、7打点で、投手では2試合計5イニング3分の2を投げ、1勝0敗、防御率4・76で終えた。7日(同8日)は、メジャー自身初の開幕投手として、本拠地アナハイムに強豪アストロズを迎え撃つ。打っても指名打者で先発ラインアップ入りする“リアル二刀流”の予定だ。(写真はAP)
中日スポーツ

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