スキをついた?動いて見透かされた?

あの時点で楽1-0日、一死二三塁、左中間寄りとはいえレフトフライ。

日ハムの側なら、三塁走者はタッチアップで同点、二死二塁でも1ヒットでもう1点の可能性を残す。もちろん、二塁⇒三塁へタッチアップできたら二死三塁になり、バッテリー含むエラーやボークでも可能性が残る。しかし、レフト捕球のフライならレフトから見えるため、二塁走者は動かないのが前提。

楽天の側なら、三塁走者のタッチアップを刺す意味で、レフト⇒捕手への送球が前提。レフトの肩が弱いか態勢が悪ければ、基本はショートがレフト⇒捕手線上に入って中継する。二塁ベースにセカンド、三塁ベースにサードがいる前提。

ところが、サードが三塁ベースから離れていた。だから、スキを突いたつもりか、二塁走者が三塁へタッチアップした。送球は三塁ベースから離れていたサードへ渡り、追いタッチになった。

このプレーが三塁走者のタッチアップより早く、三塁走者のホームインは認められなかった。

相手チームのスキを突くプレーは、ビッグボス新庄剛志好みのプレーであるが、タッチアップはハーフウェイより遥かに時間のかかる走塁であるコトを理解していないといけない。セーフになる前提で、三塁ベースに走りタッチされた。

ワンクッション塁間に挟まれていれば、ホームインは認められた。次期監督公算の高い稲葉監督でなくとも、大抵の理論派監督ならそう言うと思う。

新庄が監督している間に選手達はトライしまくって、エラーしても学んで置かないといけない。そのための新庄監督だ。

逆に、西川はあの距離のレフトフライで、三塁走者を刺す遠投力はなかったのか?二塁走者がタッチアップするのが見えたから、切り替えたのか?

 

 

 

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隙ついたはずの走者痛恨「すごい発想力」 西川遥輝の“神併殺”が「もはやセンス」
4/9(土) 11:50 Yahoo!ニュース
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二、三塁のピンチで外野フライ…無失点に防いだ西川の“神判断”
 
楽天西川遥輝の好判断で三塁走者を刺した【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天 3ー0 日本ハム(8日・札幌ドーム)

 楽天西川遥輝外野手が8日、瞬時の“神判断”で珍しい併殺を完成させてみせた。札幌ドームでの古巣・日本ハム戦。外野で捕球した直後、隙を見逃さずに走者を刺したプレーに、ファンからも「瞬間でのすごい発想力」「この判断はプロじゃないとできない!」と称賛の声が上がった。

【実際の映像】隙ついたはずの走者痛恨「瞬間でのすごい発想力」 西川遥輝が完成させた激ムズ“7-5ゲッツー”

 1点リードした3回1死二、三塁のピンチで、日本ハムの野村が左中間にフライを放った直後だった。左翼の西川が捕球した直後、三塁走者の宇佐見はタッチアップ。二塁走者の上野も隙をついて三塁を狙ったが、西川は見逃さなかった。即座に三塁に送球してタッチアウト。珍しい“7-5”のゲッツーが完成した。

 西川はこの日、バットでも3打数1安打2打点と奮起した。ゼロ封勝ちを導いた攻守を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルも注目。ファンは「これはもはやセンスだわ」「西川の守備力判断力ハンパねぇ!」などとコメントを並べていた。
Full-Count編集部

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