山本由伸、フツ~に頑張るエース

山本由伸、リトルでは二塁手兼投手で全国大会の経験がある。岡山から"野球に集中する環境を求めて"宮崎の都城高に行ったが、現阪神の梅野らと"九州四天王"と称され、150キロ近くを出したが甲子園には届かなかった。ソコまで騒がれた選手ではなく、ドラ4位。ちなみに、イチローも4位ではなかったか?担当スカウトは、"トライアウトで150キロ出しても、ドコからも声がかからなかった"元背番号14の山口和男だった。

去年まで25年、リーグ優勝や日本一もなかったオリックス、秋山監督最終年に最終戦決着までもつれたコトはあったが、他に惜しいシーズンもなく、金子の日ハム移籍で特に先発は誰もいない状況になった。

そんな中、チーム事情云々も関係なく"強い個人"を育てられた。178センチと、ソコまで大きな選手ではないが、山岡ら同様、今の持久力系より瞬発力系に重点置いたトレーニングでパワーピッチャーとして頭角を現した。

"槍投げ投法"と言われる浅いテークバックから、キチンと打者側へ向く強いステップ、強いカラダの返し、強い腕の振りを一気にほどくコトで球威に繋げている。

甲子園経験もなく使い減りしてない反面、フォア・ザ・チームよりあくまで個人、自分の担う機会を全うするコトに集中するタイプだ。去年日本シリーズで投げ合った、甲子園準優勝投手だったヤクルト・奥川とは全く違う。昔のエースのように、7戦ある日本シリーズを3戦先発する意思も、中継や抑えで勝てる試合全戦行く意思もなかった。

カレの広い視野とは、直近のリーグ優勝や日本一ではなく、3年後のメジャーポスティング移籍と球団次第ながらのポストシーズンワールドシリーズだ。

同じ日本のエースでも、精神の在り方が第1回WBCエースの上原や松坂とも違う。

 

 

 

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【とっておきメモ】オリックス山本由伸は広い視野と気遣いの23歳 おちゃめイジりで周囲明るく
4/10(日) 5:00 Yahoo!ニュース
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ロッテ対オリックス 7回裏を終えベンチで笑顔を見せるオリックス山本(撮影・横山健太)
<とっておきメモ>

<ロッテ2-4オリックス>◇9日◇ZOZOマリン

無敵のエースが球団新記録を打ち立てた。オリックス山本由伸投手(23)がロッテ打線を相手に7回9安打2失点の粘投を見せ、今季3勝目をマーク。強風が吹き荒れる敵地で制球が定まらず、自己ワーストの6四死球を与えるも、球団新記録となるレギュラーシーズン18連勝。チームがコロナ禍に苦しむ中、エースの意地で連敗を2で止めた。今季初の登板間隔中6日で122球を投じた背番号18が、チームを建て直した。

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クタクタの報道陣の前に、甘い笑顔がやってきた。春季宮崎キャンプでのひとコマ。取材エリアに現れた山本由伸が「いつもありがとうございます!差し入れをもらったので、どうぞ!」と数個のパンを手渡した。

頂いたのは「岡山木村屋」のバナチョコロール。「地元の釣り友だちの備前焼作家さんが差し入れてくれたんです。人気なんで、是非!」と、わざわざ持ってきてくれた。

視野が広く、気遣いのできる23歳。試合前練習中に一眼レフで写真を撮っていると「○○をかっこよく撮ってくださいよ~」と、おちゃめなイジりで周囲を明るくする。山本自身は、いつシャッターを押しても、笑っている。「記事、書くのって、楽しいですか? やるからには楽しまないと!」と元気をくれる。そんな姿勢も、勝利を引き寄せる。【オリックス担当=真柴健】

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