250ccにターボ、現実になるか?

免許取って以来、2サイクルのNSR250を乗り継いだ。2サイクル、クランクケースでの一次圧縮がターボチャージャー的で、チャンバー交換で更なるパワーアップができた。最後の10年は、赤系の'92SEにタイプDの右側2本出しチャンバーにしていた。

昔、高校時代免許もなくプラモデル作っていた頃、CBX400、RD250(RZの輸出版)、CB750Fなどの後、ホンダCX550ターボを組み立てた。実際に走らせたら、どんな加速をするのか、ワクワクしたものだ。

個人的に、車検必要な250cc以上のオートバイに関心はない。高速道路を走れて車検要らない250cc(実排気量249ccくらい)に、魅力ある車種が欲しいのだ。

250ccなら45馬力、93年から40馬力だっけ?直4やV4ターボなら、400cc程度の出力&トルクを期待できるかな?

一時期、世界GPで2サイクル500や250が使われていた頃、HRCは250ターボによる500エントリーを検討していたとコメントしていた。今は世界GPが4サイクルになり、立ち消えたのか?

ターボ化、そんなに進まないのか?

一方で、250ccくらいでスーパーチャージャーという選択はないのか?

二輪でダメなら、原チャリゴーカートにターボというのはダメかな?変速ギヤも欲しい。

バイクは転倒あるが、ゴーカートならコケない。1人乗りならイキった走り方もしないのでは?

いずれにせよ、今の二輪ではダメじゃないの?

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ZX-25Rターボに乗った! 250km/h達成車とノーマルの扱いやすさのいいとこ取り
2022/04/10 15:00 WEBヤングマシン26

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トリックスター「ZX-25R TURBO PROJECT」の取材中に、なんと……

 

愛車で最高速アタックできる!! トリックスター「超MAX SPEED走行会」を5.5kmのオーバルコースで体験せよ!

2輪のターボと言うと、扱いづらい、シビア、などというイメージを持つ人がいるかもしれない。事実、トリックスターが手がけたZX-25Rターボの1号機はそういう面があるのだが、誰もが気軽に楽しめることを念頭に置いて開発された2号機は、ノーマルとはまったく異なる怒涛の加速力を実現しながらも、ノーマルに通じる扱いやすさを維持しているのだ。

●文:ヤングマシン編集部(中村友彦) ●写真:富樫秀明 ●取材協力:トリックスター

シビアな1号機と、フレンドリーな2号機

約1年に渡って熟成を続けて来たトリックスターのZX-25Rターボは、3月下旬に日本自動車研究所で行った最高速アタックで、ノーマル+約70km/hとなる252km/h(メーター読み。実測は243km/h)を記録している。もちろん同社では、製品化を前提にしてこのプロジェクトを進めて来たのだが、仕様がある程度煮詰まって来た段階で、最高速に特化してシビアな特性になった既存のデモ車=1号車では、一般的なライダーの共感を得るのは難しいと判断。数ヶ月前からは、フレンドリーさを念頭に置いた2号車の開発に着手し、1号車が驚異の最高速をマークした現場では、2号車のテストも行われた。

「ZX-25Rオーナーが夢を抱ける、ワクワクできる展開をお見せしたくて、当社はターボの開発を進めてきました。その一環として、最高速にチャレンジしているわけですが、やっぱり限界性能を突き詰めると、常用域では扱いづらく、耐久性の確保は難しくなるんです。こういった事実を踏まえたうえで、2号車は誰もが気軽にターボを楽しめることを念頭に置いて、開発を進めています」

そう語るのは、トリックスターの代表を務める鶴田竜二さん。1号車と2号車の主な相違点は、●ブースト圧:1号車の1.0bar前後に対して、2号車は0.6bar、●タービン:大径の1号車は軽自動車のチューニング用で、小径の2号車は軽自動車の純正がベース、●圧縮比:1号車はシリンダーヘッドとシリンダーの合わせ面にガスケットを追加して10:1に変更しているが、2号車は純正と同じ11.5:1のまま、●吸気方向:1号車は前方で、2号車は後方。サブコンのラピッドバイクで変更されたインジェクションマップはもちろん各車各様だ。

気になる最高出力は、1号車の約100psに対して、2号車は約60ps。この数値を知ると、2号車に物足りなさを感じる人がいそうだが、テストライダーの山本剛大さんは、“扱いやすさと面白さなら、断然2号車”と言う。

「逆に言うなら、1号車は扱いが難しいんです。現状のエンジン特性は2ストローク時代のGP125レーサーよりピーキーで、個人的には嫌いではないのですが、普通の感覚で面白いとは言えません。一方の2号車の場合、低中回転域の扱いやすさはノーマルと同等で、高回転域ではターボならではのシャープで鋭い吹け上がりが満喫できます。もちろん、絶対的なパワーは1号車のほうが出ていますが、2号車の最高速は200km/h以上ですから、ノーマルとの比較なら、十分以上にパワフルですよ」

2台の乗り味に差異を生み出す主な原因はタービンのサイズで、大径の1号車が11000rpm近辺からブーストが立ち上がり、以降のコントロールが難しいのに対して、小径の2号車はブーストの立ち上がり6000rpmからで、コントロール性は全域で良好のようである。なお山本さんによると、現状の1号車のタービンはオーバーサイズ感があって、過去に行ったテストでは、1号車と2号車の中間と言うべきサイズが最も好感触だったそうだ。

―― 1号車

―― 2号車

―― 1号車

―― 2号車

―― 1号車

―― 2号車

自然吸気とは異なる、怒涛の加速力

さて、ここからは取材現場で突如として決まった、まさかの試乗編。と言っても、テストできたのは2号車のみで、筆者がクローズドコース用の装備を準備していなかったため、走行したのはストレートだけなのだが、それでもターボの恩恵はきっちり実感できた。

どこからどう語るべきかで迷うものの、ZX-25Rターボの最大の魅力は、やっぱり中高回転域における怒涛の加速力だろう。この点に関してノーマルのZX-25Rに対する僕の印象は、タコメーターの針が元気よく動くわりに、実際の加速はいまひとつ……?で、過去に体験したサブコンチューン+マフラー交換を行ったカスタム車では、針の動きと加速力のシンクロを実感した。でもターボ車の場合はシンクロを通り越し、加速力が針の動きを上回っている印象で、10000rpmを超えてからは、とにかく周囲の景色が流れるスピードが尋常ではないのである。

ただしそれでいて、どこに行っちゃうかわからないような怖さはまったくない。その理由は、右手の操作に対するエンジンの反応が従順だからで、乗り手の意に沿った挙動を考えると、サーキットや峠道も楽しく走れそう。いずれにしても過激さと従順さを見事に両立した特性に、僕はトリックスターのスタッフの見識を感じたのだ。

もっともZX-25Rにターボを装着すると、車両代を含めたトータル価格はZX-6R以上になるので、だったらZX-6Rを選ぶと言う人がいるかもしれない。その意見を否定するつもりはないけれど、自然吸気とは一線を画する、過給器ならではの爽快感と高揚感を味わった身としては、価格や馬力といった数値を基準にしてZX-25Rターボの資質を語るのは、何となく野暮な気がしている。

―― コンビニにでも行くような出で立ちだが、急きょ決まったチョイ乗りなのでお許しいただきたい。

―― とはいうものの、安全な範囲でターボパワーを満喫する筆者である。ありがとうございました。

【動画】トリックスター号がメーター読み250km/h超えを達成した時の模様はコチラ

 


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