OW48オマージュ?何を引き継ぐの?

80年中盤、二輪と言わず四輪と言わず、日本のモータースポーツ人気がそれほどでもなかった頃、K・ロバーツをメインに追った実録映画「プライドワン」を上映していた。フルエントリーしたK・ロバーツと、カレを囲むライバル、B・シーンやM・ルッキネリやF・ウンチーニやR・マモラやF・スペンサーなど。83年最終戦優勝しつつも、2位に入ったF・スペンサーに敗れ、タイトルを獲れず引退した。そのカレが、86年にラッキーストライク・チーム・ロバーツの監督として復帰する話だった。

以後、ラッキーストライクから90年にマルボロにスポンサーが変わり、90年代中盤にモデナスを立ち上げるまで、ヤマハのメインチームだった。

YZF-R3が一体、OW48の一体何を引き継いでるのか?単に、そのペイントで集客したいなら、別にこの車種に限らず、記念モデルと称して、全車種に設定すれば良いのだ。

この手の4サイクル、もはや直列(並列)4気筒ですらないのだ。

こんなモノ出すなら、資生堂TECH21カラーで直列(並列)4気筒のFZR/YZF250出して、Araiの平忠彦レプリカ紫仕様やagvロバーツレプリカを付けて売れば良いのだ。

中身を伴わないオートバイしかないコトに、歯痒さを感じる。

 

 

 

 

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最後の2スト並列4気筒レーサー「OW-48」をオマージュ! ヤマハ限定車「YZF-R3 グランプリ参戦60周年カラー」登場
4/23(土) 14:30 Yahoo!ニュース
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240台限定のWGP参戦60周年記念カラー
 
最後の2スト並列4気筒レーサー「OW-48」をオマージュ! ヤマハ限定車「YZF-R3 グランプリ参戦60周年カラー」登場
ヤマハは、400ccクラスのスーパースポーツ「YZF-R3」にロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」を240台限定で2022年6月15日に発売すると発表した。基本スペックは2021年モデルのYZF-R3を踏襲している。

【写真】YZR500(OW-48)&YZF-R3 グランプリ参戦60周年カラーほか

ケニー・ロバーツのWGP500ccクラス3連覇を支えたYZR500のカラーリングを現代に!
1964年に250ccクラスでフィル・リード選手がヤマハに初の栄冠をもたらしたとき、白いボディに赤一色のストライプと赤いフロントフェンダーを組み合わせたマシンカラーをまとっていた。このシンプルな赤×白の配色はヤマハのグランプリカラーとして認識されるようになり、これがのちにスピードブロックへと進化していく先駆けになった。

――1963~1966年にGP250で使用され、通算16勝を挙げたRD56。伊藤史朗ヤマハに初勝利をもたらし、フィル・リードが初のGPチャンピオンをもたらした。

今回のWGP参戦60周年記念カラーのモチーフになっているのは、1978~1980年に3年連続チャンピオンを獲得したケニー・ロバーツが駆ったYZR500(ヤマハは1980年型モチーフを主張)。黄色いゼッケンスペースにサイドの赤いスピードブロック(ストロボライン)を組み合わせたもので、これをオマージュしたYZR-M1が2021年のカタールテストで公開された際には、信じられないほどの大きな反響があったという。

――1978年のYZR500(0W35K)は、パイプフレームにアルミスイングアームを組み合わせ、ケニー・ロバーツが4勝して記念すべき最初のチャンピオンを獲得したマシンだ。ジョニー・チェコットも1勝を挙げた。同様のカラーリングは1979年の0W45、1980年の0W48にも引き継がれ、ヤマハ製2ストローク並列4気筒ファクトリーレーサーの最後を飾った。

――1980年にYZR500として初めてアルミフレームを採用した0W48は、前後サスペンションにも新技術を投入。フロントブレーキにアルミ製キャリパーを装備し、YPVSの改良による全回転域のパワーアップと、冷却系見直しによる信頼性向上を果たした。ケニー・ロバーツの3年連続GP500チャンピオンを支えたマシンの1台だ。翌1981年にスクエア4気筒、1982年にはV型4気筒へと変遷していく。

そして2022年、市販車の最新YZF-Rシリーズに、グランプリ60周年記念カラーが設定された。すでに発売済みのYZF-R1、YZF-R7、そして今回のYZF-R3およびYZF-R25だ(海外ではR15/R125も)。

カラーリングはホワイトを基調とし、水平の赤いストライプと、これを区切る垂直の白いラインでスピードブロック(通称ストロボライン)が形づくられている。フロントフェンダーは赤、そしてフロントフォークのアウターチューブおよび前後ホイールはゴールドだ。さらに黄色のゼッケンプレートと記念のエンブレム、そして燃料タンクとテールカウルを貫く赤いセンターストライプによって、美しいデザインが完成する。ブレーキレバー/クラッチレバーはブラック、リヤサスペンションのスプリングはイエローを採用した。

価格は72万3800円に設定、240台限定で2022年6月15日に発売される。YZF-R25と同様にエンジンの平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、認定型式が8BLになっている。標準カラーのモデルは引き続き認定型式2BLを名乗っているので、改めてマイナーチェンジのアナウンスがありそうだ。このほか、前後ウインカーのLED化やクイックシフターのアクセサリー設定もR25と同様になる。

――燃料タンクカバーにはレーシングストライプとWGP参戦60周年記念エンブレムを配置。

YAMAHA YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary[2022 model]
主要諸元■全長2090 全幅730 全高1140 軸距1380 シート高780(各mm) 車重169kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 320cc 42ps/10750rpm 3.1kg-m/9000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●価格:72万3800円 ●色:白 ●発売日:2022年6月15日(240台限定)

※本記事は”ヤングマシン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。

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