自責点3で2軍に落とされるべきか?

原辰徳監督の配慮が的ハズれなのだ。まだ、プロとして定着し切っていない若い投手は、特に先発投手は調整リズムを身に付け、体調を投げながらコンディショニングする習慣をつけないといけない。放って置いても中6日は、アマチュア野球やっていたら空き過ぎなのだ。プロで投げる疲労は強いかも知れないが、心身共に強くなって行かないとやって行けるワケがない。

自責点3なのに、12失点で2軍落ち?

桑田コーチは、原監督と話がデキているのか?投手育成過程で、多少身体疲労あっても負荷をかけた方が良い場合はある。一方で、ピッチングの引き出しが、バカみたいに全力投球オンリーではダメ、それならアマチュアでもダメなハズだ。

桑田は松坂や藤浪ら同様、アマチュア時代に最大限の鍛練レベルにあり、プロ1年目こそパワー不足だったが、2年目以降はバッチリとローテーションで回り、あのダイビングさえなければ手術なく全うデキたハズの投手だった。その割にカレは、アマチュアへのタマ数制限派だ。東大大学院で、運痴学者達にバカな影響を受けたのだろうか?佐々木朗希や井口監督には、筑波大の運痴学者達が取り憑いている。

いい加減、アメリカのスポーツ医学が間違っているコトに気付くべきだ。タマ数制限やっても、トミー・ジョン手術ファームになっているのだ。ダルビッシュ有も取り憑かれ、大谷翔平までその余波を受けた。

今のアマチュア指導者は、手っ取り早く成果を出すために瞬発力系>持久力系に傾いている、若い内の鍛練をキチンと見直すべきだ。瞬発力を上げ、全力投球すれば140⇒150⇒160キロと早期に成果を出せ、選手も指導者も学校も注目されるかも知れない。しかし、それでは第2・第3の佐々木朗希を作るだけになる。

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【巨人】赤星優志、12失点で2軍へ 桑田コーチ「プロの壁」
5/4(水) 6:10 Yahoo!ニュース
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4回途中で降板する赤星優志(右は亀井善行外野守備走塁コーチ)(カメラ・相川 和寛)
◆JERAセ・リーグ 広島12―3巨人(3日・マツダスタジアム

 巨人が広島に今季最多12失点で大敗し、連敗も最長の4まで伸びた。初めてカード初戦を任されたルーキー赤星が初回に6失点するなど、4回途中11安打12失点(自責3)。球団の投手としては73年ぶりの大量失点で2敗目を喫し、試合後には2軍再調整が決まった。坂本を故障で欠く守備陣も、6年ぶりの4失策で足を引っ張った。今季23失策は12球団最多だ。まだ5月とはいえ、4位までが2・5ゲーム差にひしめく混セ模様。抜け出すためにも守りを立て直したい。

 崩れたリズムは最後まで戻らなかった。赤星は2回までに9点を失い、4回も1死満塁とされたところで降板。その後、味方の失策などで3点が入り、3回1/3をともに自己ワーストの11安打12失点で2敗目を喫した。味方の失策が絡んで自責は3だが、球団で12失点以上した投手は1949年の川崎徳次(13失点)以来73年ぶりで、チームワースト2番目。初のカード頭を飾れず「先発として試合がつくれず、チーム、中継ぎの方に迷惑をかけてしまい申し訳ない」とコメントした。

 開幕からローテを担ってきた疲労を考慮され、中8日での登板だったが精彩を欠いた。最速152キロの直球は140キロ前半から中盤にとどまり、持ち味の制球も乱れて2四死球、守備では悪送球もあった。4月24日の中日戦でも3回途中6失点。2戦続けての大量失点に原監督は「本来のピッチングではない。本来ならばもうちょっとコンディションが上がる投手」と語った。

 試合後、桑田投手チーフコーチは「疲れと、あとメンタルの部分でもちょっと底にきてるのかな」と振り返り、出場選手登録を抹消すると明言。「どうしてもプロの壁ってある。彼にはその壁を乗り越えて、一回り大きくなって戻ってきてもらいたい」と復調を願った。

(小島 和之)
報知新聞社

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