ポルシェ911、キチンとわかって書いてるヒト?

コレ書いてるヒト、ちゃんとわかって書いてる?

ポルシェ911、大きくはレース向けとストリート向け、レース向けがターボ系のGT2とNA系のGT3、ストリート向けがみんなターボ(排気量やイジり具合が異なる)になったがRWDのカレラ/カレラS/GTS/SC、4WDのカレラ4/カレラ4S/ターボ/ターボSという区分になっている。従来、GTSやSCはGT3エンジンを積んだストリート仕様(2+2)だったのが、カレラの3リッターターボに変わっている。

単にエンジンだけで考えても、GT3のNA以外なら、RWD(GT2を含む)のターボか4WDのターボ、3リッターターボかそれ以上のターボくらいの区分になる。それらをキチンとわかって、"GT3とソレ以外"と言うのか?

GT3はあくまでレース向けサーキット系のクルマだ。つまり、ストリート向けポルシェではない。

キチンとわかって書いて欲しい。

 

 

 

 

 

 

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ポルシェ「911」は「GT3」かそれ以外しかない!? いまどきノンターボのフラットシックスは貴重だ
5/13(金) 12:10 Yahoo!ニュース
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自然吸気エンジンにこだわる「GT3」の仕様とは
911 GT3」は、その車名からもわかるように限りなくモータースポーツ参戦車両に近い、ロードゴーイングスポーツカーだ。初代の911 GT3は、タイプ996をベースに開発されたものだった。以来、すべての世代において自然吸気エンジン+後輪駆動というコンセプトが受け継がれている。

【画像】ただ者ではないオーラを漂わせているポルシェ「911 GT3」を見る(11枚)

 
カーボン製フロントリッドや軽量ガラスなどを用いて車重を抑え、6MT仕様で1418kgに。カーボン製ルーフはオプション(C)茂呂幸正
●受け継がれる、自然吸気エンジン+後輪駆動

 エクステリアではボンネットに設けられたエアアウトレットと、リアに備わるスワンネックタイプの大型リアウイングが、GT3であることを主張している。そして、窓はすべて軽量ガラスとなっており、ボンネットフードもリアウイングもそしてルーフ(オプション)もカーボン製で、そのほか軽量のステンレススチール製スポーツエグゾーストシステム、ブレーキディスク、スターターバッテリーに至るまで、徹底的に軽量化が図られている。

 インテリアのデザインは、基本的にはベースとなる「カレラ」と変わらない。ブラック基調でスパルタンな雰囲気はあるものの、ステアリングやシフトノブ、サンバイザーなどにもアルカンターラがふんだんに使用されているので、上質さも兼ね備えている。試乗車はPDK仕様だったが、一見するとMTのようなシフトノブが備わっていた。シートはオプションのカーボン製フルバケットシート。クラブスポーツパッケージ装着車ということで、後席は取り除かれておりロールケージが張り巡らされていた。

 現行型911(タイプ992)では、カレラをはじめすべてのモデルがターボエンジンとなったが、GT3は、自然吸気の4リッター水平対向6気筒エンジンを搭載している。最高出力510ps、最大トルク470Nmを発揮、最高回転数は9000rpmに到達するこの高回転エンジンは、レースカーの911 GT3カップにも使用されているというだけあって、切れ味鋭い吹け上がりと、心が沸き立つ印象的なサウンドを奏でる。

 トランスミッションは6速MTまたは7速PDKの設定だが、カレラが8速なのに対して7速になったPDKは、ゆっくりと走っているだけでも駆動力が途切れることなく、素早い変速スピードになっていることがわかる。

 足回りには、ポルシェの市販車としては初めてフロントサスペンションにダブルウィッシュボーンタイプが採用されている。これはル・マンに勝利したレーシングカー、911 RSR由来のものという。リアは5リンク式で、走行速度に応じて最大2度、後輪を前輪と同位相もしくは逆位相に操舵するリアアクスルステアリングを標準装備。これによって日常でのとり回しがしやすく、高速でのコーナリングの安定性が高められている。

ニュル7分切りの「911 GT3」を首都高速で試してみて分かったこととは
 バケットシートに身を沈めて、一般道から首都高速へとあがり、少しだけ速度をあげてみる。鬼のようなボディ剛性で、ステアリングやアクセルペダルへのミリ単位の入力に対して車両はビビッドに反応し、盤石のスタビリティで、これは公道で試乗して、どうこういうレベルのクルマではないと、走り出してすぐに悟りの境地に至ってしまった。

 
インテリアデザインはベーシックな911モデルと同様。ロールゲージなどが備わる、無償オプションのクラブスポーツパッケージも選択可能(C)茂呂幸正
911はGT3とそれ以外に分かれている

 資料によると、この新型GT3のニュルブルクリンク北コースのラップタイムは、なんと7分切りの6分59秒927という。以前、当時の量産車最速を目指していたあるクルマの開発期間中にテストドライバーの助手席に乗せてもらう僥倖を得て、7分30秒台を体験したことがあるけれど、筆舌に尽くしがたいとはまさにそのことだった。それから30秒も速いなんて……。

 911にはカレラにはじまり実にたくさんのモデルバリエーションがあるけれど、大きく分ければGT3とそれ以外といえるほどの別物だ。このGT3が買えるラッキーな方は、もれなくサーキットへ行くことをオススメします。

●Porsche 911 GT3
ポルシェ911 GT3(PDK)
・車両価格(消費税込):2296万円
・全長:4573mm
・全幅:1852mm
・全高:1279mm
ホイールベース:2457mm
・車両重量:1435kg
・エンジン形式:自然吸気水平対向6気筒
・排気量:3996cc
・エンジン配置:リア縦置き
・駆動方式:後輪駆動
・変速機:7速PDK
・最高出力:510ps/8400rpm
・最大トルク:470Nm/6100rpm
・0-100km/h:3.4秒
・最高速度:318km/h
・ラゲッジ容量:132L
・燃料タンク容量:64L
・サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン式、(後)5リンク式
・ブレーキ:(前)Φ408mmベンチレーテッド・ディスク、(後)Φ380mmベンチレーテッド・ディスク
・タイヤ:(前)255/35ZR20、(後)315/30ZR21
・ホイール:(前)9.5Jx20、(後)12Jx21
藤野太一

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