タイヤ、そんな極端な選択はできない。

今まで、シルビアRXE⇒RS⇒スカイラインアルピナB12&996と乗り継いで来た。タイヤ交換もそれなりのサイクルでやって来たし、引っ張り過ぎてゴム下のコードが露出するまで使って、寮監に怒られたコトもあった。そんなに古くないのに、高速道路で160キロ以上出してて、左フロントタイヤバーストに見舞われたコトもある。

シルビアやスカイラインの時は、ブリヂストン系が多かった。アルピナや996にはクルマ屋サンにトレッドパターンを写メもらって、値段と合わせて選んだ。

今の燃費タイヤ、やたらブロックが細かい。いや、高性能タイヤでも細かい。

選ぶ基本は、タイヤブロックが細かくないコト、タテ溝がハッキリあり、ヨコ溝が斜めにそれなりの角度で切れているコトかな。

 

 

 

 

 

 

 

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普通のスポーツタイヤじゃない! Sタイヤでもない! サーキット派御用達の「レーシングラジアル」って何モノ?
5/22(日) 11:40 Yahoo!ニュース
  
ラジアルとSタイヤの中間に位置する最強の普段乗りタイヤ
 
2018年に登場したPOTENZA RE-12D
 サーキット走行で使うタイヤといえば、「ラジアルタイヤ」と「Sタイヤ」という区分けだった。その間に、「レーシングラジアル」というカテゴリーが登場してはや数年。もはやSタイヤでは!? というほどの性能と、普通の街乗り性能をあわせ持つ、最強の普段乗りタイヤなのだ。

【画像】タイヤの「騒音問題」も規制が厳しくなる可能性(全27枚)

Sタイヤも一応、公道を走れるが……
 
SタイヤのADVAN A050
 レースを見てもわかるように、グリップ力だけでいえば「スリックタイヤ」が一番である。しかし、一般的ではない。競技専用で購入には誓約書が必要だったり、サイズ表記も独特の外径表記だったりと、日本では一般的ではないのだ。そもそもスリックタイヤで公道を走ることはできない。
 そこでチューニングカー向けのサーキットで一番速いタイヤとして、「Sタイヤ」が浸透していた。かろうじて公道走行も違反ではない溝有りのタイヤで、Sタイヤとは、セミレーシングやセミスリックなどの略だと言われている。
 しかし、その寿命は決して長くなく、ソフトコンパウンドだと本当の実力は新品時の数周のみ。少し硬めのコンパウンドだともう少しライフが長く何度も使えるが、そうなると後述の「レーシングラジアル」とタイム的には変わらなくなっており、そもそもの存在意義が薄れてしまっている。そして、そもそもSタイヤは雨にも弱く、ロードノイズも大きく普段乗りに適さない。そこで生まれたのがレーシングラジアルだ。

普段乗り可能な範囲でサーキット性能を突き詰めたのがレーシングラジアル
 
ADVAN A08B
 レーシングラジアルと呼ばれるタイヤは、「POTENZA RE-12D」、「ADVAN A08B」や「A052」、「DIREZZA β02」といった商品で、サーキットでのラップタイム短縮をメインに開発されている。しかし、それなりに溝もあって普段乗りも可能。寿命についても、ベストタイムは新品時の数周がズバ抜けて速いが、そのあとも安定したタイムを刻める。車格にもよるが、例えば86/BRZの場合、サーキット走行会で1回20分×3回ほど走るとしたら、走行会を4~5回は楽しめる耐摩耗性がある。
 Sタイヤとの最大の違いは、街乗りでも普通に使えるということ。Sタイヤも法律上は公道走行可能だが、溝が極端に少ないので雨の日を考えると普段乗りで使うのはまったくオススメできない。
 対するレーシングラジアルは、そこそこ縦溝もあるので雨の日の普段乗りでも使える。とはいえ、サーキット走行時にゴムのヨレを抑えるため、どの商品も溝がそもそも浅い。なので、雨の日に決して強くはないが、注意すれば普段乗りからも使えるといった性格だ。

実際にRE-12Dで数万kmほど普段乗りしてみた感想は?
 
POTENZA RE-12D
 筆者自身も普段乗りでPOTENZA RE-12Dを数万km使ってみた。台風レベルの土砂降りのときはハイドロプレーニング現象が起きやすいので注意が必要だが、それ以外はまったく問題なし。意外とロードノイズも耐えられる範囲内で、乗り心地も特別悪くもない。むしろ剛性の高さからくるハンドリングのシャープさは、ちょっとその辺を走っていても楽しいと思えるものだった。
 レーシングラジアルの下のカテゴリーは、昔からある「ハイグリップラジアル」(またはスポーツラジアル)と呼ばれるもの。現在でいうと「NEOVA AD09」、「RE-71RS」、「DIREZZA ZⅢ」、「EAGLE RS Sport S-SPEC」などがそれにあたる。こちらはもっと街乗りに適したモデルで、なにより普段乗りで扱いやすい。溝も浅くないので雨の日も怖くないし、乗り心地や静粛性もそこそこ確保されている。
 このハイグリップラジアルとSタイヤの間に生まれた新たなカテゴリーであるレーシングラジアルは、発売するメーカーも増え、選択肢が増えてきているのだ。
加茂 新

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