ダメ扱いだが、有能なキャラ。

ダメ扱いだが、実は有能なキャラクター、「クレヨンしんちゃん」野原ひろしや「名探偵コナン毛利小五郎らが挙がっているが、それなりの成果も恩恵も受けている。

ワタシが見て"ダメ扱いだが、実は有能キャラ"と言うなら、「こちら葛飾区亀有公園前派出所両津勘吉巡査じゃないの?

中川や麗子を財布にして、ちょっとした儲け話に乗り、大儲けして程々でやめたらいいのに、欲を掻いて更に投資しスッてしまう繰り返し。

やっぱり両津勘吉だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ダメ」扱いだけど有能なキャラ5選!戦闘力も人間力も一般的にはすごすぎ!
6/9(木) 18:10 Yahoo!ニュース
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ダメどころか大人の魅力あふれるエリートな男
 
ひろしが主人公のスピンオフ『野原ひろし 昼メシの流儀』1巻(双葉社
「冴えない」「仕事ができない」「華がない」「負けてばっかり」など、マンガのなかにはついダメ扱いされてしまう不憫なキャラたちが存在します。しかし彼らは本当にダメなのか? 普通に考えれば十分優秀なのでは? そんなキャラたちを紹介します。

【画像】不運なだけ?人気の「ダメ扱い」キャラたち(5枚)

●『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし

 まずは『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしです。双葉商事営業部の係長として日々仕事を頑張る35歳のサラリーマンですが、家ではしんのすけやみさえから「足がくさい」「万年係長」「安月給」などとイジられることも多いです。野原家の男に共通する「キレイなおねいさんについデレデレしてしまう」という弱点によって、みさえからゲンコツやグリグリのおしおきもよく受けています。

 そんなひろしですが冷静に考えると、カスカベに一戸建ての家を購入し、マイカーも持ち、妻とふたりの子供と愛犬を立派に養っているかなり立派な人物です。Twitterなどでは、たびたび「野原ひろしは平均よりだいぶ上のサラリーマン」と話題になります。

 仕事では部長からよく無茶ぶりをされますが、決してノーとは言わず、会議、ゴルフ、接待などあらゆるミッションを成功に導いています。家でも腰痛という爆弾を抱えながら、体を張ってしんのすけやひまわりとの遊びに全力投球。今や理想の上司やパパとして、名前が挙がるほどの立派なキャラになっています。劇場版でのカッコよさも、おなじみとなりました。

●『名探偵コナン』の毛利小五郎

名探偵コナン』の毛利小五郎も、作中ではダメ扱いされがちなひとりです。グータラな性格から普段の家事は娘の蘭に任せっきり。本業の探偵として推理をしても見当違いな予想ばかりで「犯人はあなただ!」と断言した直後に「いや、私アリバイありますけど」などと反論され、コナンが「やれやれ」と呆れるシーンはお約束のパターンです。

 ただしこの男も、やるときはやります。コナンの推理に助けられ、「眠りの小五郎」として有名になってはいますが、起きていてもコナンの助言で徐々に真相に近づける基本能力は備えており、時々コナンよりも先に事件の犯人にたどり着くこともあります。

 普通に考えれば、殺人事件の現場に遭遇して、冷静に捜査ができるだけでもすごいことです。また柔道の達人という一面もあり、作中では犯人相手にたびたび見事な一本背負いも披露しています。他にも刑事時代には射撃の腕前がピカイチだったエピソードも語られており、ポテンシャルを見れば主役を張ってもおかしくない優秀さ。蘭が危ない時に見せる、愛情深い父親としての顔もかっこいいです。

ダメ扱いされがちだけど実質世界を救った男
 
魔人ブウと仲良くなったミスター・サタンが表紙の『DRAGON BALL 魔人ブウ編』カラー版第4巻(著:鳥山明集英社
●『ドラゴンボール』のミスター・サタン

ドラゴンボール』のミスター・サタンも普段は見栄っ張りのおっちょこちょいなポジションですが、それは孫悟空ベジータなど宇宙を代表する最強すぎる戦士たちのなかにいるためであり、地球レベルで考えれば格闘技の世界チャンピオンで、銃を所持した相手にも勝てるほどの十分な実力者です。

 しかも「セル編」では危険を顧みずに悟飯覚醒のキッカケとなる16号の首を近くまで運んだり、「魔人ブウ編」では元気玉のエネルギーを集めるために地球人に呼びかけたりするなど、実質世界を救ったひとりと言えるでしょう。また魔人ブウと友好的な関係を築いたことについては、ピッコロまでもが娘のビーデルに「力はオレたちにかなわんかもしれないが やはりおまえの父は誇り高い世界チャンピオンだ……」と賛辞を送っています。

●「刃牙」シリーズの末堂厚

 筋肉ムキムキで好戦的だが、結局は範馬刃牙や主要キャラにやられてしまう「かませ犬」。そんな「刃牙」シリーズに数多くいる、やられキャラのひとりに見られがちなのが、作中で刃牙が最初に戦った男・末堂厚です。しかし、こちらも刃牙たちの強さがあまりに人間離れしているだけであって、戦績は「リアルファイトトーナメント空手道選手権大会」の三年連続王者で、ベンチプレスでは270キロを持ち上げ、裸足で100メートルを11秒台で走るという、類まれなる身体能力の持ち主です。

 しかも「最凶死刑囚編」にてドリアンとジェットコースターの上で戦った際には、愚地独歩から教わった三戦(サンチン)の構えを思い出し、不安定すぎる足場のなかバランスを崩さずに見事な正拳突きを喰らわすなど、まるで主人公のような覚醒シーンを見せました。戦う相手が毎回バケモノすぎるのが、末堂の哀しいところです。

●『賭博破戒録カイジ』の大槻班長

 最後は『賭博破戒録カイジ』に登場する帝愛の地下労働者のE班・大槻班長です。借金のカタに地下労働させられている時点で作中では「クズ扱い」ですし、地下チンチロリン対決でのイカサマや、それがバレたときの見苦しい「ノーカン」連呼、そして最後には散々イジメていたカイジたちにすべての金を取られてしまう豪快な負けっぷりなどから、姑息な敗北者というイメージが強いです。しかし、よく考えればリスクの高いイカサマでここまで生き延びるだけでもなかなかできることではありません。

 また大槻を主人公にしたスピンオフ作品『1日外出録ハンチョウ』では、別の優秀さも見せています。地下労働者たちからむしり取った金で外出の権利を獲得した大槻が、店で料理を食べたり、仲間とプチ旅行を楽しんだりする内容ですが、そこには工夫人生を謳歌する大人の男の流儀が詰まっています。料理も得意で商才もあり、対人コミュニケーション能力も高い大槻は、道さえ踏み外さなければかなりの大物になっていたかもしれません。

 普段ダメ扱いされがちなキャラは、「周りがすごすぎる」ことが多く、運が少し足りないキャラとも言えそうです。
吉原あさお

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