AZ1&カプチーノ、所詮は軽自動車。

マツダ・AZ1とスズキ・カプチーノ、所詮は軽自動車だ。軽とは言っても700キロ以上あり、昔のロータス・ヨーロッパ以上、ホイールベーストレッドも遥かに狭い。軽めの車体を利した下りでも、踏ん張れない。

しげの秀一頭文字D」の埼玉最終戦、下り藤原拓海AE86の相手は坂本のカプチーノだった。確かに、300キロ近い車重差は86には不利だったが、車高低さはあまり変わらず、パワー/トルクウエイトレシオやホイールベーストレッドやタイヤサイズの有利は変わらない。特に、ドライの勝負ならトレッド差やタイヤサイズ差は踏ん張りに格段の差が出る。しげの秀一は、それらをハッキリ示せないから、ストーリー的に雨を降らせ、ドライバー対ドライバーに勝負要因をスリ替えた。

まして、ドライで軽のタイヤサイズなら、フロント腰砕けの前方回転だってあり得る。

 

 

 

 

 

 

 

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平成初期の国産車が熱い!ガルウインドの「AZ―1」&軽最強の「カプチーノ升毅主演ドラマで快走
6/10(金) 12:10 Yahoo!ニュース
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ガルウインドを開けた状態の「マツダオートザムAZ― 1」。翼を高々と広げた黒い車体を背に、高橋ひとみ(左)と升毅がたたずむ
 国産旧車ブームを背景に、今年2月から始まったCS放送「映画・チャンネルNECO」の30分枠ドラマ「旧車探して、地元めし」の新作となる第3話と第4話が6月以降に放送される。主演の升毅は「幻のカーディーラー」役として、車の買い付け先で気になる旧車や女性、食べ物と出会う。撮影を終えた升がよろず~ニュースの取材に対し、新たに出会った旧車の魅力、自身が演じるキャラクターについて語った。

【写真】90年代に販売していたスズキ「カプチーノ」 コンパクトなボディに最先端技術を盛り込んだ

 第3話の愛知編(初回放送・6月25日深夜11時30分-0時5分)の舞台は愛知県豊橋市東郷町。升演じる鈴木宗一郎が、岡崎市で開催される大規模旧車イベント「愛知ワールドクラシックカーフェス」を訪れる。この回では、「コロナ・デラックス」や「マツダ・R360クーペ」などが登場。「コロナ」といえば日本のマイカーを代表する存在となったトヨタ車。「R360」は1960年に発売されたマツダ初の乗用四輪車。アルミ合金を多用して軽量化したボディで最高時速は90キロに達する。

 升は、2001年で生産・販売を終えた「コロナ」について「現役で走っていた時代も見かけてはいたんですが、僕的にはおとなしいイメージでした。それが、実際に乗ってみると乗り心地が良くて、現代でも安定した走りをしてくれる気持ちのいい車でした」と年齢を重ねた自分にマッチしたことを明かす。さらに「R360は僕の中でも印象のいい車で、ずっと記憶に残っていた車なので楽しみにして乗せてもらいました。あんなに小さいのに、外から見るのと、実際に乗るのとイメージが違って、意外に居住空間がいいというか、すごくゆったりとしているんですよ。視界も広くて、内装もかわいいのと、余計な物が一切ないシンプルさがとってもいい。逆に今の若い人たちにウケるんじゃないかという印象を持ちました」と絶賛した。

 第4話の埼玉編は7月下旬に放送予定。舞台は埼玉県加須市で「1991年式スズキ・カプチーノ」「1994年式マツダオートザムAZ― 1」などが登場する。愛車カプチーノのメンテナンスのため、なじみのディーラーに顔を出した宗一郎。そこに、離婚した妻との思い出の車「AZ― 1」が姿を現す。その妻はゲストの高橋ひとみが演じる。

 「カプチーノ」は、スズキが91年から98年まで販売していたリアルスポーツカー。コンパクトなボディに当時の最先端技術を盛り込んだ「軽自動車最強」の呼び声も高い。「AZ― 1」は90年代を代表する軽スポーツカーの一つで「世界最小のスーパーカー」と言われたが、その理由は「ガルウィングドア」(カモメの翼のように上下に開閉する扉)にあった。「AZ― 1」、ホンダ車の「ビート」、「カプチーノ」の3台は、その順番に頭文字を取って「平成のABCトリオ」と称された。

 同番組では昭和の名車を紹介してきたが、この回で登場する平成初期の車について、升は感想を語った。

 「僕の中ではそんなに旧車のイメージはなく、(90年代は)この間という感覚です。その時代になると、自分が軽自動車に乗ることはなかったので、走っているのを見て『こんなかっこいいスポーツカーがあるんだな』という印象でした。ガルウィングドアもめちゃくちゃかっこいいし、これは楽しみだぞと思っていたんですが、今回、乗ってみると、個人的には乗り降りが大変で(笑)。ドアを閉めると圧迫感があって、長時間乗るのは大変だぞと。運転していると気持ちいい車なんですけど。居住性という意味では僕向きではなかったです。ただ、走っている時は周りの目がすごく注目度が高いので、そういう優越感はありましたね」

 リピート放送されている第1話と第2話も含めて作品全体の感想を聞いた。

 「名車を見ているだけでも楽しいのに、それに乗れる。しかも、マニュアル車は今、なかなか乗る機会がないので、それに乗れる楽しさと、自分が操縦しているという感覚が強くて、僕の中ではありがたい、楽しくてしょうがない体験だと」

 第2話で、亡き夫の愛車を売りに出した壇蜜演じる女性を相手にドキドキする宗一郎の姿には、旅先で出会った女性に恋心を抱く、映画「男はつらいよ」シリーズの寅さん(車寅次郎)を連想した。

 「確かに、壇蜜さんの時とか、宗一郎は寅さんみたいに妄想が激しいですね。思い込みがあって(笑)。旧車と地元めしをただ紹介する番組ではなく、鈴木宗一郎という男のドラマになっているので、そういう見方をしていただきたいです。次から次へと楽しい旧車が登場しますし、宗一郎の女性遍歴も登場してきますので、そういったところも見ていただければ」

 升の旅はこれからも続く。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)
よろず~ニュース

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