日本のモータージャーナリスト、あるべき姿は?

安東弘樹、クルマを取っ替え引っ替えし、いっぱいクルマ乗ってたからか、カーオブザイヤー選考委員にもなったみたい。このクルマをどんなモータージャーナリストがコメントするのと変わりもなく、いや他のクルマや先代までのクルマと同じコメントで、違うのは羅列スペックとそれに関連するトコだけだ。

出たモノ何でも褒めそやすのが、モータージャーナリストのあるべき姿なのか?

マツダロードスター、動力は1.5リッター、5ナンバーレベルでしかないのに、車幅は1.7m超えだ。日本国内の規格に於いては、車幅のせいで無差別級のクルマだ。無差別級で比較して、このクルマの美点、ある?こんなクルマに、3百万近くも出す価値を見出せるか?市場価値として見合うか?3百万あったら、中古車で5リッターV10のBMW M5やポルシェ997すら手に入るョ!安東弘樹に限らず、この中途半端にキチンと触れたモータージャーナリストいたか?

このヒトは取っ替え引っ替えいっぱいクルマに乗ったコト以外、バックボーンはない。いっぱいクルマ乗ったなら、乗って変動した使い勝手や維持費などに触れるのが、切り口ではないの?

別に、記事として、安東弘樹がコメントする独自性はドコにあるの?

イヤ、モータージャーナリストって、自動車メーカーにゴマ擦りコメントする仕事なのか?

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安東弘樹アナが語る、マツダ ロードスター 990Sの魅力
6/28(火) 8:00 Yahoo!ニュース
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2021年末の商品改良の際に追加された車重990kgを表す特別仕様車「990S」。軽量なレイズ製鍛造アルミホイールブレンボ製ブレーキを装着し、足回りや電動パワーステアリング、エンジン制御ユニットに専用チューニングを施した。さらに車体姿勢の制御技術「KPC(Kinematic Posture Control)」なるサスペンション×リアイン側ブレーキに対して制動力を与える新システムによって、日常域の心地よさと高速旋回の安定性を確保。今回の連載「NAVIGOETHE」では、そんな「マツダ ロードスター 990S」をご紹介!

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¥2,893,000~
4代目(ND)ロードスターの最も素晴らしい美点は、「運転が楽しい」ということ。そんな同車に究極の軽量モデルが追加されました。その名も990S。グレード名の由来は、車両重量の990㎏というのが愛好家の心をくすぐるところ。なんと現在の最量販モデルになっているというから驚きです。

990Sは、もともとあった最軽量モデルの”S”グレードをベースにRAYS社製の鍛造アルミホイール(これによって4本合計で3.2㎏の軽量化。特にバネ下重量を軽減)、フロントブレーキにはブレンボ社製の大径ベンチレーテッドディスク&対向4ピストンキャリパー等を装備した特別仕様車です。

さらに製品改良により、キネマティック・ポスチャー・コントロール(以下KPC)という技術が新たに奢られています。直訳すると「運動学的姿勢制御」。もともとロードスターのサスペンションはブレーキをかけることで車体を引き下げる、アンチリフト力を発生させる構造になっていますが、今回導入されたKPCは、この特性を活かしGが強くかかるようなコーナリングの際にリアの内側にわずかにブレーキをかけることでロールを軽減。車体を引き下げて旋回姿勢を安定させる効果を狙ったものです。

これによって、クルマがどのような状態になっても、最大限タイヤを接地させ、より安全に楽しくコントロールできるように。しかもKPCによる重量増やブレーキパッドの摩耗増はほとんどありません。だからこそ走りを研ぎ澄ませながらも、車重990㎏という軽量化が可能になったのです。

外観上で、この990Sをアピールするのは、ダークブルーの幌(他のグレードにも採用)とエアコンのルーバーベゼル(青とピアノブラック)とオプションで選べる専用のフロアマットのみ。さらに言えば990Sというグレード名はどこにも見つけられず、ブレーキキャリパーのロゴがブルーになった”Brembo”のロゴだけ。

MT仕様の990Sで伊豆スカイラインを走っていると、KPC云々など関係なく、本当に運転を素直に楽しめます。自分なりにセンサーを研ぎ澄まし、コーナリングの際のクルマの挙動を確かめます。なるほど、コーナーでの姿勢は非常に安定しており、わざとラフにクルマを曲げてみても破綻はありません。本当はサーキットなどで試したほうが、より効力を感じることができるのでしょうが、公道における速度域でも非常に優れた接地性、またそれによる安定性を感じることはできました。マツダのこの手の愚直なこだわりには脱帽です。(安東弘樹

Hiroki Ando
1967年神奈川県生まれ。フリーアナウンサーとして活動する傍ら、2017年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務める。愛車遍歴は45台という正真正銘の自動車愛好家。現在はロータス エリーゼとスズキ ジムニーMT車、家族用としてメルセデスEクラスを愛でる。

 

マツダ ロードスター 990S
ボディサイズ:全長3915×全幅1735×全高1235mm
ホイールベース:2310mm
エンジン:直列4気筒DOHC
排気量:1496cc
最高出力:132ps/7000rpm
最大トルク:152Nm/4500rpm
駆動方式:FR
変速機:6速MT
乗車定員:2名

TEXT=安東弘樹
PHOTOGRAPH=デレック槇島(StudioMAKISHIMA)

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