今の投高打低、ミクロ打撃の混沌に依る。

今の投高打低、打撃理論やトレーニングの招いた、打撃側の混沌だ。

今のピッチング、バカな正しいワケでもないアメリカ式に傾倒し、持久力系の投げ込みしない長く走らない。瞬発力系の短距離やウエイトばかり、全力投球100球までじゃん!

そうしたピッチングに対する、バッティングが偏っている。動くファ~ストボ~ル対策だと思うが、芯をキッチリ捉えるような今のトレーニング、ミクロ打撃を詰めようとしている。

全体で緩急に合わせるバッティング、投手のリリースから速いタマ/遅いタマに打点を合わせる、マクロ打撃をやらない。

もっとバカなトレーニングが、第2期原辰徳が巨人でやった、2月キャンプ早々からの超高速マシン打撃だ。その年のバッティングを作る前から、待機時間短いマシン打撃するコトで、間合いを壊してベテランの打撃を悉く破壊した。壊れなかったのは、立岡らの小者系短打者だけだ。

バッティングとは、あくまでタイミング、あくまでピッチングに依る。速いタマ、遅いタマそれぞれに合わせるタイミングが違う。狂わされたら、打点位置が全く変わる。同じ練習をチームぐるみでやるほど、ワンパターンにヒネられる。

 

 

 

 

 

 

 

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NPB「投高打低」現象を深堀り! 佐々木朗希、山本由伸らの攻略法はあるのか ラオウを覚醒させた男を直撃!
7/13(水) 11:15 Yahoo!ニュース

MLBエクスポズ傘下3Aオタワなどで活躍した根鈴雄次氏(東スポWeb)
ラオウを覚醒させた男・根鈴雄次氏に聞く 前編】

 昨季、オリックス・杉本裕太郎外野手(31)をパ・リーグ本塁打王に導いたスイング理論。ゴルフのような独特の縦軌道のスイングでラオウこと杉本は目覚ましい結果を残した。これを伝授した人物が、かつてMLBエクスポズ傘下3Aオタワなどで活躍した根鈴雄次氏(48)だ。本紙は同氏を直撃。その理論や、NPBで起こっている投高打低現象、将来求める日本人打者像などについて深掘りした。

【写真あり】〝本家未公認〟佐々木朗希モノマネ芸人ここに誕生!

 今季はセ、パ両リーグともに「投高打低」の傾向が顕著に出ている。12日現在、セでは阪神がチーム防御率2・78を誇り、首位ヤクルトも同3・05。パに至っては西武の同2・44を筆頭にオリックスが同2・72、ソフトバンクも同2・83、ロッテが同2・98と4球団が同2点台を維持しており、最下位の日本ハムですら同3・50という“異常事態”となっている。

 開幕直後の4月10日にロッテ・佐々木朗希が完全試合を達成したのを皮切りに、5月11日にはソフトバンク東浜巨ノーヒットノーラン。そして6月7日にDeNA・今永昇太が、同18日にはオリックス・山本由伸が立て続けにノーノーをやってのけた。

 1シーズンで4度の快挙は1リーグ時代の1940年、43年以来3度目で、2リーグ制以降では初の珍事だという。セ・リーグこそ12日現在で打撃10傑に3割打者が6人いるものの、パは打率3割6分の日本ハム松本剛と、3割ちょうどで打率2位のソフトバンク今宮健太の2人だけ。そんな事実も改めて「投高打低」を浮き彫りにしている。

 根鈴氏はまず「今や150キロを超えるボールを投げる投手はざら。何なら160キロ超えも当たり前といえば失礼ですが、何人かいる状況」と投球の高速化を指摘。

 さらに「僕の感覚としましては、日本の投手の投球技術の進化に日本の打者がまだついていけていないという印象ですね」と分析した。

 根鈴氏が全盛期だった2000年代初頭、日本ではツーシームを自在に操る投手などレアだった。だが、現在はIT技術も発達。瞬時に情報が世界を巡り、最高峰のプレー動画をリアルタイムで手に入れ、まねることも可能な時代となった。

 25年ほど前には一般的ではなかったサークルチェンジナックルカーブ、ディープシンカー、スプリッター、高速シンカーなど球種は多種多様に。しかも誰もが習得にトライできてしまう環境が、現代の投手には整っている。

「今では様々な変化球を投手それぞれが磨いてきて、ラプソードやトラックマンデータを使い、打者の錯覚を起こさせる投球を意図的に開発しています」

 2020年代前半の現代は、投手の進化が一歩リードしているというのだ。ところがである。一方の打者の練習には、劇的な変化が認められないのが現状だ。

 根鈴氏は「僕らが現役だった時代から打つ方の練習アプローチというものが変わっていない。打撃練習というジャンルが停滞している印象は拭えない。困ったらロングティー、連続ティー打撃、ランチ特打をやっとくかと。それぐらいしか、引き出しがない」と憂えている。

 この状況を打破するための引き出し。その一つこそが、根鈴氏が提唱する打撃理論「縦振りスイング」ということになる。

 ☆ねれい・ゆうじ 1973年8月9日生まれ、神奈川県横浜市出身。日大藤沢高では1年生で4番を打ったが、体調不良に見舞われ春に中退。都立山吹高を経て23歳で法大に進学。卒業後に単身渡米。米球界に挑戦し3Aでプレーした最初の日本人となった。その後も海外独立リーグなどでプレーし2012年に現役引退。14年から横浜市都筑区にアラボーイベースボール「根鈴道場」を立ち上げた。

 ☆ようじ・ひでき 1973年生まれ。神戸市出身。関西学院大卒。98年から「デイリースポーツ」で巨人、ヤクルト、西武、近鉄阪神オリックス番記者を歴任。2013年からフリー。著書は「阪神タイガースのすべらない話」(フォレスト出版)。21年4月にユーチューブ「楊枝秀基のYO―チャンネル!」を開設。

【ノーノー未遂者が続出】今季のノーヒットノーラン達成者は、完全試合のロッテ・佐々木朗を含めて4人。それ以外にも“未遂者”が続出している。

 佐々木朗は完全試合の次の登板試合、同17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でも8回完全のままマウンドを降りた。西武のスミスは同19日のロッテ戦(ベルーナ)で7回無安打無失点のまま降板。巨人のシューメーカーは同23日の中日戦(バンテリン)で7回二死まで完全投球。中日の大野雄は5月6日の阪神戦(バンテリン)で9回完全ながら0―0のまま延長に突入し、10回二死から安打を許した。

 西武の与座は6月8日の巨人戦(ベルーナ)で6回完全。西武の松本は同21日のロッテ戦(ZOZOマリン)で8回二死まで無安打無失点。同試合ではロッテ・小島も6回まで無安打投球だった。松本は4月20日の同カードでも7回一死まで、相手先発のロッテ・美馬も6回まで“ノーノー投げ合い”を演じている。
東京スポーツ

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