しげの秀一「MFゴースト」相葉に迫る、夏向&ベッケン!

ウォータートラップでBMWも抜き、相葉のGT-Rに迫った夏向とベッケンバウアー

相葉は夏向のドライビングを毎戦、予選時に緒方のブースで見ており、研究成果を試そうとしていた。

しかし、ココで夏向後方でベッケンバウアーが前に出るゼスチャー、夏向は"ココはオレが行く"と解釈しベッケンバウアーのケイマンが先にGT-Rに仕掛ける。

コースの関係で、高速区間ではGT-Rに仕掛けるにはケイマンの方が良いと考えたか、レースの展開上、早くトップの諸星のスープラやグリーンのアストンマーチンを追う形にしたいと考えたか?

さて、ココで相葉のGT-Rが突っ張って、ベッケンのケイマンと絡んで両者クラッシュする?ココまでフルマーク続きのベッケンに、主人公夏向が逆転するためには、ベッケンに数戦のノーポイントと夏向の数戦のフルマークを作らなくては追い付きようがなくない?

以前、しげの秀一はマンガ「バリバリ伝説」世界GP編の展開で、巨摩郡が前年マシンのハンデありながら複数回優勝、中盤からスペシャルマシンを得るが数戦で取り上げられた。前年マシンでムリな追い越しをしたと2戦出場停止のペナルティーを食い、ライバルに逆転され、残り2戦を死力で勝ち、再逆転してチャンピオン獲得した。丁度、組織は違うが、F1でFISAが89年A・プロスト推しでA・セナにペナルティー、94年A・セナ死後D・ヒル推しでM・シューマッハにペナルティーを負わせた件に近似する。

今回、MFG高橋涼介らが、ベッケンにペナルティーを負わせるコトは考えにくい。というコトは、殆ど千載一遇と言って良い下位転落から追い上げる展開で、オーバーテイク時に接触&クラッシュしかないと思う。

過去のしげの秀一作品「バリバリ伝説」の全日本編や世界GP編の展開を見て来ているので、初年度で主人公が逆転して勝つ展開になるとは思うが。

 

 

 

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総額1億円超え! 世界のスポーツカー9 台が音声収録のため JARIテストコースに大集結!!【MFゴースト アニメ化記念】VOL.4
7/13(水) 16:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 しげの秀一原作『MFゴースト』(講談社ヤングマガジン」連載中)の2023年TVアニメ化が決定。2022年1月4日にはアニメ化を記念し、ティザービジュアルが公開された。

【【画像ギャラリー】MFゴーストアニメ化記念 BMW M8&M3、メルセデスAMG GTの秘蔵ショットが凄い!(20枚)

 さらに特報PVも待望の第二弾が公開された。本作のアニメ化にあたり、実車を使用した音声収録を実施しており、特報映像内に登場するそれぞれのクルマには生の収録音が反映されている。今後アニメに登場するクルマにも実際の走行音や効果音が使用される予定だ。

 その実車の音声収録が2021年12月某日、JARI(日本自動車研究所)城里テストコースで行われるというので、ベストカーWebが同行取材!

 真冬の寒空の下、アニメ『MFゴースト』第2回目の音ロケが日本自動車研究所で実施された。早朝はマイナス3℃と、この時期らしい気温だったが、日中は8℃まで上昇してくれたことがありがたかった。

 今回のロケに持ち込まれた車両は9台。全車の収録をするためには効率よく進行しなくてはいけなくて、1台に費やせる時間はわずかだ。音収録のVol.4レポートでは、MFGシリーズで台頭するドイツ車勢に注目してみたい。

文/プリウス武井
写真/森山良雄、中島仁菜
画像提供/音速movies
撮影協力/講談社エイベックス・ピクチャーズ、BLITZ
車両協力/BMW Japan、AMG GT S:ロペライオ
しげの秀一講談社/MFゴースト製作委員会

 

BMW M6クーペ(撮影車 M8クーペ コンペティション)/『MFゴースト』登場キャラクター・柳田拓也
 
[関連写真]
劇中で登場するのはBMW M6クーペだが、今回はエキゾースト音がよりエキサイティングに変貌した同型エンジンを搭載するM8クーペ コンペティションを持ち込んだ
 カーナンバー6の柳田拓也(やなぎだたくや)27歳が駆るのはBMW M6クーペ(改)。柳田は独自のコーナーリング理論を持ち、約100台で凌ぎを削るMFGの予選を通過し、決勝に残る常連ドライバーでもある。

 M6クーペの潜在能力は高いのだが、一般道でレースを展開するMFGにおいては、車体が大きいのはハンディとなる。原作では開幕戦の小田原パイクスピークと第2戦の芦ノ湖GTにおいて、柳田が最もこだわっているコーナーで屈辱的な抜かれ方をした。そのため第3戦ではM4クーペ DTMエディションに車両を変更してしまう。

 音ロケではM6クーペではなく敢えて後継モデルで現行BMW M8クーペ コンペティションを持ち込んだ。エンジン型式と排気量はM6クーペと同様なのだが、さらなるブラッシュアップでエキゾースト音はよりエキサイティングに変貌した。原作のM6は改造されているので、より迫力あるエキゾースト音を表現するには現行のM8を投入する必要があった。

 M8のコクピットは高級感があり、とてもスポーティな走りにはそぐわない雰囲気。本革で奢られたシートに座るとホールド性もあり、電動シートも手伝って自分好みの微調整が可能だ。

 アクセル全開で加速するとコクピットに響くエキゾースト音は市販車とはおもえないほど官能的。トランスミッションは8速ATの2ペダル。ステアリングに備わるパドルシフトでマニュアル走行も可能なのだが、シフトアップの変速のタイムラグはなくとても優秀だ。

 搭載されたエンジンは、M6クーペより50psアップした625ps、最大トルク76.5kgmを発生させる。今回の音ロケでは、高速周回路を半周だけの走行だったが、メーター読みで300km/hオーバーを記録。BMWのポテンシャルの高さが際立った。

 しかしながら、ブレーキングで車両重量の重さを感じるネガティブな部分もある。総重量は2130kgとかなり重いのがネックとなる。M8クーペ コンペティションの車両価格は2474万円(税込)。さらにこの個体には約270万円分のオプションが追加されているので約2800万円とかなりの高級車だ。

 BMWはヨーロッパツーリングカー選手戦などで勢力的にモータースポーツに参加しているメーカーだけあって、バトルというステージでは安定感がある。その証にMFGシリーズでも多くのドライバーがBMWをチョイスしている。

BMW M3/『MFゴースト』登場キャラクター・夏目慎太郎
 
BMW M3 コンペティション。3L 直6ツインターボエンジン(510ps/66.3kgm)と8速ティプトロミッションとの組み合わせで250km/hまで一気に加速。サーキット走行に特化しており、ADAS装備は搭載していない
 さまざまなモデルラインアップがあるBMWの中でレースに最適しているのはM3。『MFゴースト』では、夏目慎太郎(なつめしんたろう)というキャラクターがM3改をドライブしている。さらに車両は明らかになっていないが、第2戦で予選を突破し決勝レースに出場して完走している京極貴光(きょうごくたかみつ)もBMWで参戦している。

 M3で出場している夏目は一世代前のF80型のM3を改造している設定なのだが、音ロケでは現行のM3 コンペティション(G80型)をキャスティングした。

 F80に搭載されていたエンジンと現行M3は3L直6ツインターボと同様だが、G80型では新たに開発されたエンジンを搭載。510psを発揮するユニットを持つ。

 最新M3を床までアクセルを踏み込むと、その瞬発力は同じ排気量とは思えないほど力強い。そこに組み合わされた8速ティプトロミッションは、変速時のタイムラグはほとんどなく5速まではギアの繋がりがとてもよく、シフトアップするごとに加速して250km/hまでは風の抵抗も感じずに到達する。しかしながら260km/hを超えてからは空気の壁を感じて、若干だるい感覚はあるものの290km/hまでは記録した。

 M3の魅力は高い速度域からの制動性。車重重量は1740kgと軽量ではないもののブレーキは安定していてよく停まる印象だ。M8と比較すると170kgも軽いというのも評価が高くなる理由かもしれない。

 M3とM8ともにコーナーリング性能は好印象。全体的にスタビリティが高く攻めた走りをしても終始安定している。頑なにFR駆動を製造し続けるBMWのポテンシャルの素晴らしさを再確認する結果となった。ちなみに現行のM3 コンペティションの車両価格は1350万円。

メルセデスAMG GT S/『MFゴースト』登場キャラクター・大谷洋介
 
[関連写真]
メルセデスAMG GT S。メルセデススポーツカーの最高峰マシンとなるGTのなかでも、より高性能なモデルである「S」。アルミやマグネシウムを多用したことで、4550×1940×1290mmと大柄なボディながら車両重量は1570kgに抑えられている
 そして、ドイツ勢で忘れてはいけないのはメルセデスベンツだ。『MFゴースト』では、大谷洋介(おおたにようすけ)23歳がAMG GT Sで参戦している。

 MFGシリーズ参戦3年目のドライバーで、デビューイヤーからの2年間は経験を積むことに専念するクレバーな一面がある。ゼッケンナンバー7の神15ドライバーである。予選ではセクタートップタイムを叩き出す実力派なのだが、個人的には熱い部分が不足している印象もあるが今後、化ける可能性があるドライバーだ。

 大谷が駆るマシンは、2014年9月に登場したAMGブランドのトップモデルGTをさらにパワーアップしたGT Sだ。発売当時の車両価格は1840万円。フェラーリランボルギーニと比較するとリーズナブルな価格だが、23歳の若者が気軽に買えるクルマではない。

 AMG GTはロングノーズでホイールベースが長い特長的なデザインで、Cd値は0.36と高い速度域での安定性は抜群。搭載されたエンジンは、4L V8ツインターボで510ps/6250rpmを発揮。最大トルク66.3kgm(650Nm)/1750-4750rpmを発生する。

 停止状態からの加速では、路面温度が低いにも関わらずホイールスピンもすることなく加速状態に入る。パワートレーンが優秀でシフトアップするごとにエンジン回転がパワーバンドに入っているから、風をもろともせずに加速していく。GT Sもメーター読みで300km/h近いスピードを記録したが、驚かされたのは風を切る音が軽微なところ。AMGの空力のよさを物語っている。

 GT Sの魅力は見かけによらず車両重量が軽いところ。モノコックをアルミとマグネシウムを組み合わせることで車両重量を公式では1570kgまでにスリム化に成功。コーナーリング性能も高く、意のままにコントロールできる感覚があるのもAMGだ。

 メーカーが公表している0-100加速は3.8秒、最高速度は310km/hなのだが、これは事実だということが証明される結果となった。BMWとベンツ、さらにポルシェのドイツ勢の勢力図はMFGを圧巻することは間違いない。

 今後も『MFゴースト』に登場する車両の音声収録を予定しています。最新情報が入り次第、お伝えしていきますので乞うご期待!

 ■TVアニメ『MFゴースト』放送情報:2023年放送予定

■スタッフ
原作:しげの秀一(講談社ヤングマガジン」連載)

■MFゴーストとは……
『MFゴースト』は、しげの秀一原作にて、2017年より「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の漫画作品。単行本の累計発行部数は350万部を突破。同じく「ヤングマガジン」にて1995年から2013年まで連載され"公道最速伝説"を描いた『頭文字D』の近未来の世界観設定のもと、実在する公道でのカーレースバトルを描いている。原作コミックス最新巻、第14巻が好評発売中!

■イントロダクション
頭文字D』より未来、西暦202X年。車の自動運転が普及した日本。そんな時代に、公道の自動車レースが開催されていた。世界中で人気を集めるレースの名はMFG。ポルシェ、フェラーリランボルギーニなど最速を誇るマシンが次々に参戦していた。一方、イギリスのレーシングスクールを卒業したドライバー、カナタ・リヴィントンは、ある目的を果たすため日本に帰国するのであった。

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